あさイチ、更年期と女性ホルモンの関係、エクオールが作れない人がいるのはどうして?

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2018年2月19日放送のあさイチ
今回は女性ホルモンについての特集です
ちなみに2017年の11月に既に
放送されていました。

 

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有働アナも苦しんでいた更年期障害

2008年当時、有働アナは体調を崩していた
めまいや急な汗、些細な事でも
イライラしてしまったり
自分をコントロールできなくなっていた。

 

婦人科を受診すると、ストレスで
更年期が早まったのではないかと
言われたそうです。

 

有働アナは当時、更年期という言葉を
受け入れる事が出来なかったのですが
女性ホルモン剤を飲んでみると
・ホットフラッシュはなくなる
・頭痛もなくなる
・いらいらもしなくなった
・肌の調子が良くなった

という不調が改善されたのです。

 

しかしホルモン剤を使う事で乳がんの
リスクが増えるという事が
あったのですが、現在は否定されている。

 

女性ホルモンと同じような働きがある
大豆イソフラボン、なので大豆食品を
せっせと食べている人もいるかと
思いますが、日本人女性の3人に2人は
効果なし
と言われている。

 

有働アナは、今回は納豆を食べて1日後
朝一番の尿を取り、大豆イソフラボンが
女性ホルモンのような働きが
出来ているかの検査をしたら
有働アナは見事、働いていたそうです。

 

大豆イソフラボンの効果がある人と無い人の違い

まず大豆製品を食べると、体内に入り
小腸に到達するとダイゼインという
物質に分解されて、大腸へ行くと
エクオールに変化
する。

 

このエクオールというのが女性ホルモンに
似た働きをしてくれるのです。

 

ダイゼインがエクオールになる人は
多様な腸内の菌が活発に
働いている人だけ
なんです。

 

更にエクオールを作れる人には
いいことがあり、閉経後も
体脂肪や内臓脂肪の増加を抑え
生活習慣病のリスクを抑えられると
考えられています。

 

じゃあエクオールがない人はどうしたらいいの?
ってなると思いますが、こういう場合は
サプリメントで摂取する事も良いと
言われております、悩みがある人は
試してみてはいいのではないでしょうか?


 

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更年期となり尿漏れで下着が臭う・・・

NHK独自のアンケートでは
更年期障害の時、尿漏れをした際
下着が臭うという事に悩まされている
人が多かった。

 

しかし臭うのは尿漏れのせいではなく
トイレでの吹き方に問題があるという。

 

東京都千代田区の三井記念病院の
中田真木先生の話では
下着が臭くなると尿が漏れていると
心配するが、拭き方で解決する事が
ほとんどだと話します。

 

前から後ろへ拭くと、有働アナは
小さいころに言われたそうですが
ところが違うのです、これは。

 

あててじっと、が正しいといいます
どういう事かというと
トイレットペーパーを適量手に取り
尿道の入り口、つまりおしっこが
出る所にしっかりペーパーを
しっかり優しくあてて、ドライに
なるまであてる5秒から10秒程度

 

女性ホルモンの分泌が減ると
尿道周りの粘膜の表面が薄くなっていく
そのため尿の拭き残しがあると
アンモニアが粘膜に入りやすくなる
そして炎症が起き、悪臭がしてしまう

 

最後には痛くなったり、灼熱感が出る
そして症状が悪化すると
紙でも炎症を起こしてしまう

 

例えば前から後ろへこするように拭くと
湿ったペーパーはだまになったりする
それが尿道や膣に侵入する事があるので
それが元で、何回もトイレに
行きたくなる頻尿、トイレに行きたいのを
我慢できなくなる尿意切迫感など
引き起こすのではないかと考えられている。

 

しかし外のトイレでは、ペーパー自体
いいものを使っているわけではない
そういう場合は、温水洗浄式トイレ用の
ペーパーを持ち歩くのも1つの手段といいます。

 

更に洋式トイレの座り方も
臭いの原因となる事も。

 

脚を開けないまま排尿をすると
びちょびちょと排尿する感じになる
それが逆噴射して膣に入り込む
場合もあるそうです、それがにおいの
原因にもなるとのこと。

 

では洋式トイレの正しい座り方はというと
大きく股を開き、前傾姿勢をとる
こうすることで尿がまっすぐ出るそうです。

 

そして温水洗浄機能というのは
排尿後に使用すると逆効果だそうです
尿や紙が入り込む可能性があるので
やらない方が良いとのこと。

 

また洗う時にも注意が必要で
外陰部は酸性で保たれているので
そのおかげもあり
雑菌やにおいが抑えられる

 

しかしボディーソープなどは
アルカリ性なので、外陰部を
念入りに洗う事で酸性に
保たれている部分を洗い流すので
菌が繁殖し、おりものが増えたり
するという事も起こるようです。

 

どう洗えばいいのかというと
シャワーで流すか、酸性の
ボディーソープも販売されているので
それで洗うようにすると良い。

 

更年期の症状は50以上もある!?

49歳の女性、5年ほど前に
体調不良を感じ始めた
頭の上の方がずきずきと痛み
そしてほてりも感じていた。

 

少し横になると治まっていたが
2年後、月経の周期が乱れるように
1ヶ月に2回月経が起こることも。

 

月経がはじまるとつわりのような
症状に襲われたりしていた
酷いめまいも出てきました。

 

しかし病院へはいかなかったようです
だけど症状が良くなるわけもなく
ようやく近所の婦人科へいきましたが
医師は症状がそれほど重くないので
治療する必要はない、という事を
言われたそうです。

 

そして昨年、更に症状が悪化し
現在に至るそうです。

 

病院で使用されている、簡略更年期指数
という症状の表のようなものがあり
そこには点数も記されている

0~25点だと上手に更年期を過ごしている
26~50点は食事や運動に注意を
払う必要がある
51~100点は医師の診察を受けましょう
という事だそうです、あくまで目安で
酷い場合は点数が低くても病院へいくように。

 

先程の49歳の女性も、病院選びを
することにしました
更年期障害専門のNPOへ電話をし
自分の症状を話し、そして治療を
してくれる病院を案内してもらいました。

 

女性はホルモン補充療法を選択
・飲み薬や貼り薬、塗り薬がある
・乳がんリスクは問題ない
・副作用や胸が張る、不正出血など
・薬代は3000円前後

治療をするとこういう事が起こってきます。

 

先程の女性は、ホルモン補充療法を
行ったところ数日で症状が大幅に
改善していったそうです。

 

しかし治療が受けられない人もいます
・乳がんの治療中の方
・心筋梗塞や脳梗塞を患った方

血が固まりやすくなる作用が
ホルモン剤にはあるので。

 

ホルモン補充療法が使えない人は漢方を
服用することがある、ただし副作用はあって
腸内環境が変わり下痢っぽくなったり
稀に肺炎や肝機能障害が起こることもある。

 

漢方薬はホルモン補充療法と併用できる
更年期を患っていて更に
・冷えが強い人
・いらいら、やる気が出ない人

等には効果があるとのこと
ただし効果が出る目安はゆっくりなんだそうです。

 

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