2018年2月20日放送の世界仰天ニュース
今回は超危険な食べ物の特集です
最後はふぐについて。

 

 

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ふぐの毒は強力

50年ほど前、相撲部屋である事件が・・・
それは力士が2人も命を落とすというもの
それに関係していたのは
力士が食べていた鍋だった。

 

症状はしびれや腹痛、嘔吐など
力士は九州場所で福岡県を訪れていた。

 

若い衆たちはちゃんこ番を任されていて
その際、給仕などをしていると
先輩力士の後に食べる事になるので
食材はほとんど残っていなかった。

 

しかし当時、ちゃんこ番には秘密が・・・
予め食材をとっておいたのです
自分たち用に。

 

そして事件の日、この日も取り組みが
終わると夕食の準備をした
いつものように先輩力士が
食べ終わってからの食事だった。

 

この時ひそかに置いていた食材をたべ
まもなく上記の症状が出てきた
ちゃんこ番の力士だけが苦しんだのです。

 

ちゃんこ番の力士が食べたものは
『ふぐ』
だったのです。

 

九州場所が行われている福岡県は
有数のフグの産地です
全国を回る力士たちは、その土地ならではの
食材で料理を作ることも多い

 

なのでフグを使う事も珍しい事ではない
扱いもお手の物でした

 

この時、肝は取り除いていた
当時、ふぐ調理の規定はなかった
なのでちゃんこ番が調理をしても
問題ではなかったのです。

 

ふぐ毒のテトロドトキシンとは?

ふぐにはテトロドトキシンという
猛毒が含まれており、人の命を
微量で奪い去ることができる。

 

テトロドトキシンは脳から細胞に
伝えられる命令系統に異常をもたらす

 

通常脳から伝えられる命令は
ナトリウムなどのイオンが筋肉や
神経の細胞膜の表面にある
チャネルを出入りする事で
伝えられている。

 

しかしテトロドトキシンはこの
ナトリウムチャネルに蓋をし
ナトリウムが細胞の中にはいることを阻害
これにより細胞に命令が伝わらなくなる。

 

これで身体の筋肉がマヒしていき
手足が痺れてきて、呼吸筋の動きをとめ
呼吸困難を起こし死をもたらす
特効薬がない致死率の非常に高い毒。

 

しかしここで疑問があります
ふぐ鍋は力士全員が食べていました
なのになぜ、ちゃんこ番の人たちだけが
ふぐ毒の中毒症状が出たのか?

 

それは、ふぐの肝を食べたため

ちゃんこ番はふぐの肝を食べていたのです
ふぐの肝は昔から、食通も
うならせるほど美味と言われ
かつてはふぐ料理店で提供されていた。

 

毒があるという認識はあったが
少量なら大丈夫という誤認もあり
うまいとされる肝を好む人も
少なくなかったそうです。

 

なのでちゃんこ番の人たちは
先輩力士には肝を入れず
自分たちだけこっそり食べたのです。

 

当時のちゃんこ番の男性に話を聞くと
頻繁に食べられていたそうです
どこの部屋でも食べられていたが
たまたま当たったのではないかと
振り返っていました。

 

でもなぜ、ふぐにあたる人と
あたらない人がいるのでしょうか?

 

そこにはふぐ毒に秘密があったのです
ふぐの毒はふぐ自体が作るのではなく
エサとして食べている、カニの仲間や
ヒトデなどに含まれている
微量の毒がふぐの肝などに
蓄積されたもの
なのです。

 

つまりふぐ毒の多いエサを多く食べると
毒性の強いふぐに、ふぐ毒の少ない
エサを食べるふぐは毒性の弱いふぐ

なるのだという。

 

それ以降もふぐの肝を食べて命を落とす
事故があった為、現在ふぐ肝は
原則食用として認められていない。

 

 

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