2018年10月24日放送のガッテン
今回は認知症の特集です
注目するポイントは
『アイコンタクト』
一体どういう事なのか?
そしてタイトルにある
『ユマニチュード』
一体どういう意味なのでしょうか?
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ユマニチュードの実践はどうすれば?
ユマニチュードというのは
人間らしさを取り戻す
という意味なんだそうです。
40年以上の実績があり
現在世界10か国に広まっている
技法は400を超えるが
一番のポイントは、認知症患者さんに対し
『安心をしてもらう』
という事なんだそうです。
認知症患者さんにとって
外の世界は不安な事だらけなんです
なので介護者は意識的に愛情や安心を
伝える技術を学ばないといけない
ユマニチュードを取り入れた事で
認知症の薬の服用がなんと8割も
減ったというデータもあります。
東京医療センター副看護師長の林紗美さんが
ユマニチュードをどうやって
行えばいいかを実践してくれました。
フランスで行われている
介護メソッドですが、大切なのは
これだけあります。
・目を見て話す
・ていねいにおじぎをしない
相手にわかるように伝える技術の方が重要
認知症患者さんの正面に立ち
顔の高さを合わせ
目を見つめながら笑顔でゆっくり歩く
寄りすぎだと思うくらいがちょうどよい。
触れ方にもポイントがあり
最初のタッチは優しく触れ
相手の手は下から支えるように持つ
洗う時は手のひらを開いて行う。
・ほどよい距離感を保たない
・てきぱきしない
・余計なことはしゃべる
認知症患者さんが自分は二十歳だと
話はじめても否定は絶対にダメ
二十歳だと思って話しているので
ここは二十歳なんだと思って接する
下記の間違いをなおさない
という事にもつながる。
・間違いをなおさない
現在、東京医療センター総合内科医長
本多美和子さんが、このフランスの
介護メソッドを実践しているそうです。
このメソッドはどなたにでも使える
認知症患者さんを正したりするのではなく
会いに行くという感覚。
認知症の人の間隔って?
認知症の方の目の見え方というのは
非常に狭いようです、正面以外は
モザイクがかかっているようになっている。
アメリカでは認知症ツアーなるものが
行われています、認知症になったら
どんなことが起こるのかを疑似体験する。
視覚や触覚、聴覚など
認知症の人に合わせて器具などを装着
それで指示を受けたりすると
やはりうまくできる事ではない
これで、認知症の人がおかれている
状況というものが理解できて
接し方も変わるという。
最後に老夫婦の奥様が認知症になり
旦那様がユマニチュードをしている姿が
放送されていましたが
夫婦向き合った時に、とっても優しい顔を
していた旦那様の顔は印象深かったです
そこにとても夫婦の大きな愛が
あったように感じました。
より信頼すればするほど
私は楽になっていく
旦那様が話していましたが
なかなか言える事ではありません。