2018年3月20日放送の世界仰天ニュース
今回は東京がパニック、恐怖の細菌
今から4年前の東京である感染症が
世間を騒がせていた裏で
起こっていたことがあったのです。

 

 

スポンサードリンク

 

デング熱に注目された裏で・・・

突然の高熱や頭痛、発疹を出すデング熱
猛威を奮っていた裏で
あるものを食べたことによる
感染症が広まっていたのです。

 

当時治療にあたった
国立国際医療研究センターの
忽那賢志先生は
国内で流行が広がっている
という事を知った時は
かなりの驚きだったそうで
場合によっては、デング熱よりも
大流行になる恐れもあったという。

 

とんでもないことが起こっているなと
思っていたそうです。

 

その細菌はかつて数万人もの人に
完成をして多くの死者を出していた。

 

2014年の夏、ある女性は数日前から
頭痛と発熱の症状に悩まされていた
体温は40度にまで達していた。

 

すぐに治ると思っていたが
熱は一向に下がらない
実は恐ろしい細菌に犯されていた。

 

更に不思議だったのが
風邪らしい症状、鼻水や咳は
殆どなかった、ちょうどテレビで
デング熱の特集をしていたので
すぐに病院へ行きました。

 

その時に担当したのが忽那先生でした
血液を採取し、デング熱の検査をしたが
陰性でした、デング熱ではない

 

ただ、喉の腫れや鼻水といった
症状が殆ど無い
そして高熱だと上昇するはずの
脈拍の変動もない。

 

腹診をすると肝脾腫の症状があった
そこで疑ったのが菌血症の可能性

それを調べると・・・

 

女性が感染していたのは、腸チフス

忽那先生はすぐに女性に連絡を取り
今すぐに入院の準備をして
病院へ来てほしいと話した。

 

腸チフスとは、感染すると体内に潜伏
腸のリンパ節で増殖をすると
血流に乗り全身に回る

 

39度を超える高熱、重症化すると
多臓器不全により命を落とすことも

人に宿る細菌で便から感染が広がる
というケースが殆ど。

 

衛生環境の整った現在の日本では
腸チフスは殆ど見られないのだが
終戦直後は6万人も感染していた。

 

現在でも南アジア、東南アジア
アフリカ、中南米などで発生している
地域では年間12万人から16万人が
命を落としている。

 

女性はすぐに入院、抗生物質を投与
することで菌を根絶することが出来る
しかし、忽那先生は気になることがあった
それは海外旅行に行ったか?
という質問をした際、行ってないと
女性は話していたのです。

 

日本で腸チフスが確認できるケースは
殆どが海外から帰ってきたケース
そんな時に再び患者が・・・

 

都内で数名の腸チフス患者が見つかった!

女性が入院して2日後に、女性と同じ
症状を抱えた男性患者が現れた
男性も腸チフスに感染していたのです。

 

すぐに付近の病院へ腸チフス患者の
有無を確認するため連絡をとった
すると都内の病院で
数名の腸チフス患者が
いる
ということがわかったのです。

 

そして忽那先生が診察した男女同様
誰も海外に行ってなかったのです
ここで忽那先生はまずいと思った。

 

実は腸チフスというのは治ったあとも
菌が残り排出をし続ける
無症候性キャリアと呼ばれる人が
一定の割合でいる
と言われている。

 

つまり腸チフス感染後
体内にチフス菌が存在している中
症状が治まる
、ということなのです。

 

これで気が付かないうちに
感染者を増やすということが起こる。

 

そういうケースが過去アメリカにあった
1900年初頭、アメリカのニューヨーク
メアリーマローンという女性が
腸チフスに感染、体内にチフス菌を
持ち続けた、職業はなんと家政婦。

 

家族に食事を提供し続けて家族は感染した
メアリーはなぜ周りが病気に
なっていくのかわからなかった。

 

結局6軒の家で感染を広げました
メアリーは一度は警察に拘束されるが
やがて自由の身となった。

 

その頃には自分に原因があったと
わかったにもかかわらず
メアリーブラウンという偽名を使い
病院の料理人として働いていた。

 

結局メアリーはこの病院で
腸チフス患者25名、死者2名を出す結果に。

 

チフスのメアリーと呼ばれたが
病院に隔離されて生涯を閉じた。

 

このように感染に気が付かない保菌者が
感染を広げる可能性があるのです。

 

忽那先生は保健所に連絡を入れて
腸チフスの国内感染の可能性を話した。

 

更には2人の感染ルートの確認
そして腸チフス患者2人に接点は
あるのかを聞いてみると・・・
仕事で何度かあったことがあるという。

 

更に2人ともお店のお弁当を食べたという
その中には非加熱の生サラダがあった

 

忽那先生はすぐに保健所に調査を依頼
その店の従業員を調査した結果
なんと従業員の1人からチフス菌を検出
その人は腸チフスの頻発している地域で
数ヶ月過ごしていた
ことも判明。

 

その際、腸チフスに感染した
熱などの症状はあったが再び日本で
働くようになってからは熱も治まり
まさか自分も腸チフスに感染していると
知らずに調理場にいた。

 

結局男女8名の患者を出したこの事件
幸い適切な治療によって、誰一人
大事に至ることはなかった

 

現在、年間で60人くらい腸チフスの
患者さんが日本では報告されている
熱帯、亜熱帯地域に行く場合には
食べ物に関しては、必ず火が通った
モノだけを食べる
、というのが
安全の為には良いと思う
このように忽那先生は話していました。

 

チフス菌は排泄物からの感染が多く
石鹸での手洗いやアルコール消毒は有効
また過熱をすると死滅します

 

 

スポンサードリンク