家庭の医学、巨細胞性動脈炎が頭痛の原因という場合も

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2018年10月2日放送のたけしの家庭の医学
今回は名医のセカンドオピニオン
症例は頭痛です、頭痛の本当の原因は
なんだったのか?
その過程などを記していきます。

 

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巨細胞性動脈炎が頭痛の本当の原因!

鈴木先生は女性の問診をし
今までの検査結果を見直しました
しかし直接的な原因は見当たらなかった。

 

そこで問診を再び詳しくすることに
女性は肩やひじ、節々などに
痛みが出ていることを話した。

 

頭痛、発熱
右肩の痛み、物が二重に見える
という事を話しました。

 

鈴木先生はこれらをつないでいき
触診をしていく事に
右肩に痛みがあるのはわかったが
他の部位はどうなっているのか?
そこも触診をしていく事に。

 

手首の脈を取ろうとした時
右手首の脈に違和感を感じました
左と比べて脈が僅かに弱かったのです。

 

そして次に目の異常を探るために
触診をしていきました
するとこめかみを触診した時
左右の脈の差がある事がわかった。

 

腕とこめかみの脈に差がある病・・・
もしかしたらとある病が思い浮かんだ
それを確認するため、こめかみを押すと
左は痛くないが、右がずきずきと痛んだ。

 

鈴木先生はこれである病を確信した
頭の血管の組織を調べてわかった
その病というのは
『巨細胞性動脈炎』

 

詳しい原因はわかっていないが
体の中の太い動脈が炎症を起こす病
進行すると全身の血管がボロボロになるため
早期発見が重要となる。

 

炎症は全身の動脈のどこで起こるのかは
わかっていない、頭なら頭痛や発熱
こめかみなどで起こると物が二重に見える

 

先生は右と左の脈の違いでわかった
血流障害があることを推測
そして右こめかみの炎症を起こした血管を
押す事で巨細胞性動脈炎という事に
確信が持てました、女性はステロイド治療を
行い回復することができました。

 

女性を襲った頭痛の症状を簡単に

女性に襲ってきた症状というのは
下記の様なものです。

 

2年前に最初の異変が起きた
それは趣味の琴教室から帰宅後に
『こめかみがピリピリするような痛み』
これが最初に起こったのです。

 

大事を取って薬を飲んで休みました
しかし翌日の夜再び頭痛が起こった
念のため体温を測っても平熱。

 

翌日近所の内科へ行き医師に
症状を話しました
普段から肩こりがあるという事を医師が聞き
肩を触って診断した結果
緊張型頭痛、これがファーストオピニオン。

 

お薬が服用され、肩こりを楽にする
運動を行うように言われました
しかしそれを実践しても2日後には
また頭痛が襲ってきた。

 

薬を服用し一旦は治まりますが
この日以降頻繁に痛みが発生する事に
なっていきました。

 

頭痛が始まって7日後
痛みが強くなっていったのです
『ズキンズキンという激しい痛み』
これが2つ目の症状。

 

娘さんの勧めもあり総合病院へ
脳のMRI検査をしました
その結果は異常なしでした。

 

筋肉の緊張を緩める薬を処方されたが
やはり頭痛は改善されなかった

 

更なる異変が起こりました
『発熱』
これが3つ目の症状。

 

再び総合病院へ行き発熱が出た事を
医師に話しました
そこで血液検査を行う事に。

 

結果は異常なし
解熱鎮痛剤を処方されて変わらないなら
病院へ来るように言われました。

 

そして最初の頭痛から2週間後
食器棚からコップを取ろうとした時
『右肩に感じた事のない激痛』
これが4つ目の症状。

 

そこで整形外科クリニックへ行く事に
レントゲン検査を行ったが
ここでも異常は見られませんでした。

 

その2日後には
『物が二重に見える』
これが5つ目の症状。

 

眼科を受診し検査をしたが異常はなし
そして症状はさらにエスカレートしていく
『頭が割れるような激しい痛み』
6つ目の症状、これが頻繁に
襲ってくるようになった。

 

そこで娘さんと一緒に病院へ行く事に
細菌感染の可能性があるとのことで
抗生物質を処方されたが効果はなし
そして異常もみられない

 

その後も大きな病院へ行きましたが
問題がないといわれました
しかし、その病院の先生が総合診療の
先生を紹介してくれました
それが大阪医科大学附属病院の
鈴木富雄先生です、頭痛の本当の原因は
上記の項目をご覧ください。

 

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