未来世紀ジパング、地中海式料理や発酵食品を食べ腸寿でいよう!

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2018年6月13日放送の未来世紀ジパング
今回は日本VSイタリアの
長寿食の特集です、平均寿命ランキングで
日本は2位、イタリアは3位となっている
長寿のヒミツは何なのでしょうか?

 

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イタリアの長寿食、地中海式料理とは?

イタリアは2017年の世界の平均寿命第3位
83.5歳
となっています
第2位の日本とは0.3歳しか変わりません。

 

イタリア南部カンパーニャ州チレント
人口1000人のアッチャローリ村は
90歳以上の人が1割を超える街
世界の研究者がこぞって注目するのが
『日々の食事、地中海の恵み』

 

青魚は食卓に毎日並ぶという
さらに新鮮で安い地元の野菜も豊富
そしてチレントの食で欠かせないのが
『モッツァレラチーズ』

 

タンパク質やカルシウムが豊富
毎日のように出来立てを食べている
100g140円という日本の半値以下
うらやましい・・・

 

チレントの食を研究している
ジュゼッペ・スカラーノ先生は
長寿の食は地中海料理だと話す。

 

『主に野菜や果物、豆や青魚を多く食べて
肉などはほとんど食べず砂糖も
殆どとらない』

 

その結果アルツハイマー病が少ない
という事もわかってきたのです。

 

地中海式料理ってどういうものか
気になりますよね?

 

90歳の男性が作る地中海料理は
いんげんのソテーに
カタクチイワシのパン粉焼き
トマトやニンニク、オリーブオイルで炒めた
前菜には地元の生野菜もたっぷり食べる。

 

そして自分のブドウ畑で作ったワインを飲む
90歳にも関わらず健康な30歳と
体内の状態は変わらないという。

 

チレントの料理教室では
イタリア全土から人が集まるといいます
特に大切にしているのが
『オリーブオイル』

 

スープにだってオリーブオイル
野菜にかけたり天ぷらもオリーブオイル。

 

オリーブオイルに含まれている
オレイン酸がアルツハイマー病
予防に効果が期待されている。

 

そしてチレントの村長の話では
ただ単に長生きというわけではなく
お元気で介護などもほとんど必要ない。

 

一方で日本にもチレントに並ぶ
奇跡の村があったのです。

 

日本も負けてはいません

信州長野県は日本で平均寿命が一番高い
その秘密は何なのか?

 

まずお味噌の蔵へ、1832年創業の萬年屋
信州みそは有名ですよね
ここの味噌は幻の製法で作られている。

 

味の違いは味噌玉づくりから違うという
1300年前の製法で、菌や酵母の量が通常の
数百倍になるという。

 

萬年屋さんの味噌玉には酪酸菌が多く
含まれている、この酪酸菌がみそに
含まれているのは大変珍しいという
酪酸菌は腸内環境を整える重要な善玉菌

 

発酵食の味噌には
ガンや脳卒中の予防効果が
あるという事がわかってきた。

 

そして・・・奇跡の長寿村と呼ばれている
北安曇野群松川村は人口9800人で
2010年には男性長寿日本一にもなっている。

 

この村の人たちは住民は自家製で
漬物やお味噌を作っています

 

長野県の寿命が延びたのは県をあげての
減塩運動(1980年代)がきっかけだそうです

 

味噌汁は具だくさんで食べている
野菜にはカリウムが含まれているので
余分な塩分を排出してくれます

 

漬物は麹漬けで塩分を減らしている
そして郷土料理のしょうゆの実
発酵食をよく食べられている。

 

この発酵食が腸内環境を整えて
免疫力を高めてくれる。

 

お茶の水クリニックの白澤卓二先生は
発酵食品というのは
発酵菌が作るビタミンなど
栄養成分がプラスアルファして
出てくる
と話す。

 

時が経てばたつほど栄養価が
高まってくる
と考えられている。

 

長寿の人は、腸寿食と番組では
紹介されていましたが
あながち間違いではなく
腸の中では免疫細胞の7割が
存在している
と言われています
それほど腸内環境を整えるのは大切。

 

日本だけで発酵食品は全国で600種類
あると言われております。

 

昔は種の麹屋さんがあったともいわれている
平安時代から続いていて
現在も麹屋は数件あると言われてます。

 

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