非切除凍結療法は世界初の乳がん治療術、亀田総合病院の福間英祐先生が行っている

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現在女性に急増しているがんの
1つである乳がん、その乳がん
世界初の画期的な治療がこのほど
登場したというのです、それは
『非切除凍結療法』
というものがあります。

 

これは千葉県にある
亀田総合病院乳腺科
主任部長 福間 英祐先生が行っている。

 

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非切除凍結療法について

治療は局所麻酔で行われます
それから皮膚を3mmくらい切って
凍結用の針を挿入します。

 

この針の先は穴があいていて
ここから液体窒素が出るように
なっている、これを出してがんを
凍らせていく。

 

凍らせる時間は9分です
そして6~8分凍らせずに置いておく
これで一度目の液体窒素注入が終了。

 

なぜこうするのかというと
凍らせていない間に解凍されていくが
この時にがんの細胞膜を壊し
死滅させるため
なのです。

 

がんを死滅させるには
凍結と解凍を2回繰り返す必要がある。

 

がん組織への血流を障害するので
がんの再発防止にもつながり
正常な組織へのダメージも最小限に
抑える事ができるという

 

手術時間は1時間ほどで費用は
保険適用外で37万円
術後は歩いて病室に戻る事が可能。

 

しかしです!
凍結療法の適用条件というのがあり
・がんとしておとなしいタイプ(ルミナルA)
・病変の大きさが15mm以下
・リンパ節転移がない

この3つが条件なんだそうです。

 

再発率ですが、現在福間先生は
300名以上治療してきましたが
3名だけ局所の再発が見られたという
つまり再発は1%未満となっている。

 

乳がんかどうかセルフチェックと最新検査

乳がんになっていないかどうかの
セルフチェックも大切
触診に最適な時期は、乳房の張りが
最も少ない生理が始まってから
約10日後が望ましい
という。

 

指の腹でピアノタッチしていき
最初は浅く、次は深くまんべんなく
という風に触っていく。

 

もう一つ、乳首から血が出るかどうか
血性乳汁というのですが、これも要注意
お風呂に入った時に石鹸をつけて
触診をすると良い。

 

乳首の周りをつまんで血が出るかどうか
確認をする、黄色い汁や茶色い汁が
出る事もありますが
この時の色が濃ければ濃いほど要注意。

 

もっともポピュラーなのが
・マンモグラフィー
・超音波検査

となっていますが、最新の検査では
・ABVS 乳房自動超音波装置
というものがあり
胸全体にスキャナーを押しあてて
スキャナー内にあるプローブが
一気にスキャンしていくという
両胸の検査はわずか10分ほどです。

 

・3Dマンモグラフィー
X線照射のアームが動いて様々な
角度から撮影をする

 

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