2017年6月10日放送の世界一受けたい授業
今回は梅雨の時期に要注意、カビについての特集
カビが原因で病気になることありますからね・・・
どのように気を付ければいいのでしょう
千葉大学真菌医学研究センターの矢口貴志先生が講義。
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6月からカビは増加していく
空気中のカビの数は6月に一気に増加する
梅雨が関係しているので仕方ありません
冷蔵庫の中でもカビの要注意な場所がある
製氷機の給水タンクです。
カビは氷の中でも死滅しません、その氷を飲み物に入れて
一緒に飲んでいる危険性があります、水道水で製氷の場合
週に一度は清掃するようにしましょう。
また、良かれと思ってやっている事で結果的に
カビを増やしてしまっているという事もあります。
家の中でカビが多く発生するポイント
まず玄関、下駄箱にはカビが発生しやすい場所がある
それはどこかというと、靴の箱です
靴の箱は紙で出来ているので、湿気を吸いやすい
その結果、変形をしてカビが繁殖する。
そして靴を入れて保存していると、カビが繁殖し
カビ毒を出すアスペルギルス・ニガーというカビが検出
どうしても箱の中に靴をしまっておきたい場合の保存方法は
1 靴のほこりや土を良く落とす
2 しっかりと乾かしてから箱にしまう
3 箱の中に乾燥材を入れるとさらに良い
4 除湿剤は下駄箱の下段に置き、芳香剤を上段に置く
これでカビの繁殖をぐっと抑えられます。
続いてカビが発生しやすいキッチン
要注意ポイントはスポンジ、ぬめりの原因となるカビ
サッカロマイセスが検出される。
また、お皿を洗った後スポンジをどうしているかも大切で
泡がスポンジに残ったままだと、カビが繁殖しやすいし
カビのついた泡でお皿を洗っているという事にもなる。
水洗いをしたスポンジと泡が付いたままのスポンジでは
カビの残っている種類に差が出たのです
水洗いした方は1種類だけしかカビが検出されませんでしたが
泡の残ったスポンジは数種類のカビが検出された
なのでスポンジはよく洗うようにしましょう。
次に脱衣所、カビ汚染スポットは洗濯機
洗濯槽からは、アレルギーの原因ともなりうる
クラドスポリウムとオーレオバシディウムという
カビが検出された。
実は・・・ある行動でカビが生えやすい状態となっている
それは洗濯機の中に洗濯物を溜める事。
カビは汚れが大好き、そのため洗濯機で
洋服などを溜めていると、カビが繁殖しやすい
なので洋服は洗濯籠へ入れて、洗う直前に洗濯機に入れる
洗濯が終わったら洗濯機のふたは開けておくようにする。
また、カビを直接触ったことによって赤い湿疹の一種である
リングワームという湿疹がある、これはどうして
なってしまうのかというと、ペット。
ミクロスポルム・カニスというカビの一種で、感染したことを
知らずに飼い主が触っていると、リングワームの湿疹を
起こしてしまう事があります。
浴室のカビをどうすればいいか?
主婦が一番カビで困る場所第1位だそうです
カビにとって最高の環境が浴室
カビと一緒にお風呂に入るなんて嫌ですよね。
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浴室のカビを避けるための3つのポイント
カビで気を付けたいのがこの3つ
1 栄養素 汚れなど
カビの栄養素をなくすには、浴室についた皮脂や
石鹸かすなどの汚れをお風呂上がりの後
壁や床などをお湯で洗い流すようにする。
2 温度 20度~30度
お湯で浴室をきれいにした後、水のシャワーをかけて
浴室全体の温度を下げるようにする。
3 湿度 70%以上
壁についている水気をタオルで拭き水気を取り
乾燥させやすいようにする、浴室のドアを開けたり
換気扇を付けたりするのもカビ対策に良い
毎日どれか1つを実践するのを目標にしましょう。
浴室の黒カビはすぐに根をはっていき、取れにくい
見つけ次第カビ取り剤で清掃をする、しかしその過程で
ごしごし洗うのはよくなくて、これをすることにより
目地などに細かい傷がついて、黒カビが新たにできると
更に根を深くはっていく、なのでカビ取り剤をしてから
キッチンペーパーなどを貼りつけて浸透させる。
部屋干しのカビ対策
部屋干しでもカビが繁殖する
ここで大切なのは除湿機の使い方なのですが
どう使えばいいのかというと、洗濯物の真下に置く
これで除湿機の風が洗濯物にあたるのでより乾きやすい。
ジーンズの干し方も裏返しで干すと乾きやすい
ウエスト部分を円形に止めるとよりいい
バスタオルも、長さを均一に折りたたんで干すという事を
するのが一般的ですが、これをずらして干すことで
乾きが早くなる。
洗濯物が早く乾く方法として、あることをすれば
早く乾く、それはなにかというと
アイロンをかける、ささっとかけるだけで
水分が蒸発し、アイロンの熱で雑菌を熱でやっつける
是非これからの季節、カビ対策の参考にして下さいね。
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