人生レシピ、腸内細菌が肥満や美容をもたらす

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2018年6月29日放送の
あしたも晴れ!人生レシピ!
今回は腸内細菌のヒミツの特集です
他の番組等でも何度も取り上げ
られています、改めて腸内細菌が
どういう役割を果たすのか記します。
(因みに2017年4月21日に放送されています)

 

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あなたは菌活していますか?

私のサイトでも腸内細菌の特集を
記していますのでよろしければ
目を通してみてください。
https://eyaurban.com/xn-n9j8d395hbvciugko1a5k2bqfhlnfq37d/

 

腸内細菌は肥満を防いだり
しわを薄くする美容の効果や
様々な治療に注目されています。

 

私たちは腸内細菌と共に生き
健康に与える影響もわかってきている。

 

肥満と腸内細菌の関係
東京農工大学の木村郁夫先生は
肥満と腸内細菌の研究を調べている

 

そこで注目されているのが
『短鎖脂肪酸』

 

私たちが食べたものを腸に棲む菌は
エサにしています、そのエサを分解する時
様々な物質を作り出して放出する。

 

短鎖脂肪酸はそんな腸内細菌が作り出す
物質の1つです、ここで木村先生は実験をした

 

2匹のマウスに脂肪たっぷりの
エサを食べさせることに
しかし1匹には短鎖脂肪酸の粉末を
混ぜたものを食べさせることに。

 

2週間後、短鎖脂肪酸の粉末を
混ぜたエサを食べたマウスの方が体重は
4g低かった
のです。

 

脂肪たっぷりのエサを食べても
ほとんど体重が変化しなかったのです。

 

腸内細菌が作った短鎖脂肪酸は
血管を通って全身に行き渡り
余分な脂肪の蓄積を抑えて
肥満を防いでくれる。

 

短鎖脂肪酸はいいかえると腸内細菌が
作る天然の肥満を防ぐ薬

木村先生はこのように話します。

 

これまで肥満はカロリーの摂取量と
消費量のバランスで起きると
考えられてきた、しかしそれだけが
原因ではなかったのです。

 

短鎖脂肪酸を作り出す腸内細菌とは?

・ビフィズス菌
・バクテロイデス

という菌です。

 

ビフィズス菌を増やすのに良いと
されているのがヨーグルト
そしてオリゴ糖を含む
ゴボウや玉ねぎ。

 

バクテロイデスを増やすのに良いのは
らっきょうに寒天、えん麦など
水に溶けやすい水溶性食物繊維が
良いと言われています。

 

そしてエクオールも美容に効果が
あると言われています。

 

エクオールがどういう働きをするのか
まとめてありますので是非参考に
https://eyaurban.com/equol-2017/

 

エクオールを増やすのがラクトコッカス
煮豆や納豆などを食べるのも良いそうです。

 

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腸内細菌の最新情報

埼玉県にある理化学研究所
そこに辨野義己先生がいます
様々な方達の便を集めています
そして遺伝子解析をして腸内細菌を
調べている。

 

人の腸に入る細菌はおよそ3つに分けられる
・善玉菌
・悪玉菌
・日和見菌

 

食生活によって腸内細菌は
どう変わってくるのか?

 

和食を中心に摂っている40代男性は
ビフィズス菌や乳酸菌が多く見られるが
一方で同じ40代でも子供の頃から
肉中心の生活を送ってきた男性
ビフィズス菌や乳酸菌が
比較的少なかったのです。

 

辨野先生はある時
19歳の腸内フローラを調べた

 

その食生活はお菓子しか食べていなくて
便も2週間に1回しか出なかった
そして便のサンプルをもらったら
異常な臭さを発していたという。

 

調べるとビフィズス菌は殆ど
なかったという・・・

 

悪玉菌の一種であるアンモニアや
硫化水素などの腐敗物質が多く
作られていたため

それが臭いの元になっていた。

 

そこで辨野先生は女性にこう指導をした
・運動しなさい
・ヨーグルトを食べなさい
・野菜を食べなさい
・きのこを食べなさい

すると1ヶ月もたたないうちに
女性の酷い便秘は
改善されていったといいます。

 

辨野先生は腸内細菌と長寿の関係
長年研究している。

 

長寿の人が多い地域、全国を回り
食生活と腸内フローラの関係を
調べている、そこで分った事は
いい腸内細菌を持っていたという事。

 

ビフィズス菌や乳酸菌の他に
『酪酸産生菌』
を持っていた。

 

酪酸産生菌というのは言葉の通りで
酪酸を作る細菌の事です

 

酪酸は
・がん細胞の抑制
・免疫力の向上
・消化や吸収の促進

等がある物質として注目されている。

 

辨野先生は酪酸産生菌とビフィズス菌を
長寿菌と呼んでいます
事実、長寿者たちの腸内細菌の
5~6割に見られている
からです。

 

ビフィズス菌や乳酸菌がどう働くのか?
というと、ビフィズス菌や乳酸菌は
アルバイトの学生だと思ってください

 

はい?ってなると思いますが
腸に元々いるビフィズス菌は正社員
この正社員を励ます役目が
ヨーグルトなどで摂取した
乳酸菌やビフィズス菌の役割。

 

なので腸内に入ってきてもこれらは
定着はしないのです、元々いる
ビフィズス菌を応援して増やしつつ
悪玉菌を抑制するだけ
なのです。

 

19歳の女性の場合はヨーグルトなどを
食べる事によって、腸内環境がよくなり
ビフィズス菌が育ちやすい環境が
出来たという事。

 

ヨーグルトは食後300g程度
食べる事が望ましい
とのこと。

 

そしてエクオールの事ですが
腸内で産生する人は日本人の半分しか
いないと言われております。

 

しかし、エクオール産生菌は誰もが
持っていると言われています
それを活性させる為には、大豆食品を
食べるのがベスト
だと言われている。

 

辨野先生自身も50歳までは腸内環境が
非常に悪かった、しかし50歳を超えた
ところで食生活を見直し
野菜を多く摂取すると善玉菌と悪玉菌の
優勢が逆転し今ではとても
腸内環境は良いそうです。

 

菌活を楽しもう!

菌活に励む55歳の女性
一体どういうものを食べているのか?

 

主食は玄米、昆布小豆ハトムギ等を
混ぜこんで食べているそうです。

 

そしてオリゴ糖が豊富な
ゴボウ入りのお味噌汁
デザートは豆乳で作った自家製ヨーグルト
自家製の甘酒に漬けたかぼちゃ
サツマイモの甘酒漬け
発酵食品を豊富に摂られていますね。

 

お肌の調子も良いとのこと
お通じはどうなのか?排便前と排便後の
体重を比較するとなんと便の量が
400~500gも出ているのです
これは現代の日本人の倍の量!

 

今の菌活生活を送るようになった
きっかけは、40代の時全身がかゆくなる
症状に襲われたのです。

 

薬を3年間のみ続けたが
改善する事はありませんでした
栄養士の資格を持っている女性、しかし
仕事が多忙なため食事は外食中心でした

 

そこで45歳の時に抜本的に食事を改善した
日本の伝統食をベースにした食生活に
切り替えたのです。

 

1ヶ月ほどで肌のかゆみが治まったのです
しかし料理にうまみが足りなかった
動物性食品を使わなくなったので・・・
そこで出会ったのが発酵食品です。

 

この発酵食品を上手に使って
味付けをしていくようになった
女性の腸内細菌はどうなっているのか
調べると、酪酸産生菌が多く
日和見菌も多かった、バクテロイデス菌も
多く見つけられました。

 

便秘解消ストレッチのやり方
松本明子さんが順天堂大学の
小林弘幸先生に教わった方法

 

1つ目
両手を上に伸ばして手を交差させ
身体を前後左右に曲げたり
体を回したりします

縮こまっている腸を伸ばす運動です。

 

2つ目
肋骨のすぐ下と腰骨のすぐ上をつかんで
腰を大きく回します

大腸の曲がり角の部分に便は
たまりやすいのでそこを動かす運動です。

 

改めて腸内細菌についての
記事に目を通してみてください
https://eyaurban.com/xn-n9j8d395hbvciugko1a5k2bqfhlnfq37d/

 

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