2018年6月5日放送のこの差って何ですか
今回は食中毒になる時と
ならない時の差について
これからの時期、食中毒を患う人が
増えてくるのでしっかりと
対策をしておきたいですね。
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食中毒が1年で最も多いのが6月から7月
その理由は2つあります
1 高温多湿な気候
黄色ブドウ球菌などの最近は
気温28度、湿度70%を超えると
爆発的に増えます。
2 暑さによって免疫力が低下
という理由があります。
しかし・・・・
東京大学の関崎勉先生の話では
腐ってもない、カビも生えていない
見た目が何もなくても
食中毒になるという。
見た目ではわからない食中毒は3つ
1 カレーの作り置き
保存方法を間違えると食中毒を
患ってしまう可能性がある。
カレーの保存方法トップ3は
1位 鍋のまま常温で保存
2位 冷めたら冷蔵庫へ入れる
3位 温かいまま冷蔵庫に入れる
食中毒菌が一番多くなる保存は
鍋を常温に保存するです
1日目は5000個だったのが
翌日になると2600万個にも増殖する。
繁殖も強いので4~5時間後には
食中毒になる数は満たしているという
そして味でも判断もつけられない。
加熱すれば殺菌できると思いますが
食中毒菌の1つである
ウェルシュ菌は加熱しても死滅しない
100度で4時間沸騰させても
死滅しないのです。
ちなみに一番繁殖が少なかったのは
熱いまま冷蔵庫に保存をする方法です
どうして熱いまま冷蔵庫に
入れると食中毒菌の
繁殖が少ないのかというと
食中毒菌というのは
30度から50度の時が最も繁殖する
常温のままだと最も繁殖するが
熱いままだと30度から50度の時間が
短いということなので
繁殖を抑えられるという事です。
冷蔵庫に入れる時は鍋敷きや
濡れたタオルにくるんで保存する
保存容器に小分けにして
保存するのもありです。
2 飲みかけのペットボトル
未開封のペットボトルには菌は
ほぼ入っていないのですが
人が口をつける事で
黄色ブドウ球菌などが入り込み
そこから菌が繁殖をする。
水、緑茶、麦茶、オレンジジュース
カフェオレ、コーラ
この6つの中で一番繁殖するのが
カフェオレでした。
飲みたてとその24時間を比べると
飲みたての時は600個だったのが
24時間後には517万5900個になった。
等分に加え牛乳のタンパク質も
含まれているので増殖のスピードが
はやいのです。
一番菌が繁殖しないのは緑茶です
カテキンなどの抗菌作用があり
菌も死滅し減少したという結果となった。
しかしグラスに移して飲むと
菌の増殖を抑えることができる。
3 手作り弁当
梅干しおにぎり、のり巻きおにぎり
から揚げ、サラダ、ミニトマト
きゅうりの酢の物、この6品を
気温28度、湿度70%の部屋で
6時間保存し食中毒菌が1番
繁殖したのはどれか?
1番菌が少なかったのは
から揚げときゅうりの酢の物です。
きゅうりの酢の物は酢がポイント
強い抗菌作用があり菌が増えない
から揚げは揚げ物で、170度位の
高温で調理するので細菌は死滅する。
菌の繁殖が多かったのは残りの4つ
ミニトマトはヘタの部分に問題がある
ヘタありは1100万個にも増殖する。
梅干しおにぎりの場合素手で握ることで
黄色ブドウ球菌をつけてしまい
それが原因で繁殖してしまう。
しかし梅干しを細かく刻んで混ぜてから
にぎると繁殖を抑えることができる。
のり巻きおにぎりはのりと米の間が
むれてそこで繁殖をしてしまう
サラダは完全な水切りが出来なくて
そこから繁殖が始まります。
まな板にも注意、プラスティックのまな板は
抗菌加工が施されているのは表面だけ
包丁で入った切込みの中で繁殖してしまう。