近年増加しているうつ病、治療と言っても
精神薬を服用したり、身体的負担が大きく
完治というのは難しい疾患の一つです
そんなうつ病の治療に兆しとなる研究結果が
この程発表されました。
スポンサーリンク
胃薬を投与したらうつ病改善の兆しが見られた?
岡山理科大学理学部の研究グループが発表したのですが
うつ状態のマウスというのは、あるたんぱく質が
減少しているというのです。
それはヒートショックプロテインというたんぱく質の一種
その中の105というタイプのたんぱく質が
うつ病マウスの脳内で減っていました。
そこでヒートショックプロテインを増やす働きのある
胃薬を経口投与したところ、うつ症状の改善が見られた
という結果が得られたのです。
更にうつ病などの脳神経疾患に関係している
「脳由来神経栄養因子=BDNF」
というタンパク質の量を増やすことで
うつの症状を抑えている仕組みもわかったとのこと。
うつ病治療に新しい方法が
導入されることを期待したいですね。
まだマウスでの実験で
人ではまだ臨床をすすめていない
検証を重ねていくとのことです
実用化されればいいですね。
ヒートショックプロテインとは?
たんぱく質の一種で細胞が傷ついていると修復する
別名若返り物質とも言われている。
ヒートショックプロテインの増やし方というのは
熱いお風呂がポイント、熱いことで肌が
ストレスを感じ、ヒートショックプロテインは
増えていくのです。
42度ほどのお風呂に浸かる、その時間は10分から15分
そうすることで全身が熱くなっていき増加していく。
この方法は毎日やればいいわけではなく
週に2回行うだけでいい、毎日やると肌が
熱さに慣れてしまい、効果減少につながるためです。
*注意
ヒートショックプロテインを増やす方法を行えば
うつ病改善の兆しが見られるというのは根拠はありません
ただ単にヒートショックプロテインを増やす方法は
こういうことであるというだけです。
コメント