2018年2月27日放送のたけしの家庭の医学3時間SP
今回は息切れに隠された謎の病を
名医が暴いていくというもの
どんな恐ろしい病が潜んでいたのか

 

 

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女性に増えている息切れ

心臓や肺などあらゆる臓器が関係し
深刻な病のサインという場合もある

 

九州大学病院の井手友美先生が名医
23年間、原因不明の症状に苦しむ
患者さんを診断してきました
読影のスペシャリストでもあります。

 

長引く息切れの本当に原因を
井手先生が突き止めた症例を紹介

 

59歳の女性、週に3回は卓球教室で
汗を流していた、かれこれ10年も
続けていたそうです
健康診断にも引っかかったことがない。

 

最初の症状は卓球仲間とラリーを
していた時でした、突然息切れ
感じたのです。

 

しかし5分ほど休むと息切れは治まった
疲れているのかと思い、早めに切り上げた
しかし翌日、階段の途中で息切れが・・・

 

いよいよ年のせいで体力が落ちて
きたのかも・・・と思いだしました

 

そこで念のためにいきつけの内科を
受診することに、すると医師は
心臓の動きが弱いかもしれないと言われ
紹介された心臓のクリニックで
心臓の動きを調べてもらうと
軽度の心不全の可能性があると言われた
これがファーストオピニオンです。

 

心臓の拡張時の動きが弱く
十分な血液を全身に送れなくて
息切れになったと推測。

 

その後詳しい検査をしましたが
血管はきれいで詰まりはなし、血圧は
正常範囲内、問題なかったのです。

 

そのため医師は、加齢が原因で
息切れを起こしているという事しか
伝える事ができなかった、薬を服用し
様子を見ようという事で落ち着きました。

 

薬を服用すると息切れの症状は
改善されていきました、そのため
薬をきちんと飲めば元通りになる
そう考えたのです。

 

しかし病魔は手を緩めない
病院へ行ってから半年後、朝トイレに
たった時の事、便秘に悩まされた。

 

さらに新たな異変が・・・
洗濯ものを取り込んだとき、すぐに
腕がだるくなり洗濯物を一度に
取り込むことができない

 

次に特に息が切れるわけでもないのに
体がだるくなっていった

この時病魔は思いもよらない
スピードで進行していたのです。

 

元々元気な母親だったので、家族が
非常に心配をしあらゆる手を尽くし
色々調べました。

 

診療もしらみつぶしに受診をしたが
これといって異常はなし
気付けば病の原因を探して3年が経過

 

そんな中、一筋の光が差し込みました
再び訪れた心臓専門のクリニックの元に
井手先生から電話があったのです。

 

そこで医師は井手先生のところへ
受診するように勧められました
最初の症状から3年以上経っていた。

 

息切れの本当の原因はミトコンドリア病

井手先生の九州大学病院へ行き
これまで起こった症状を全て話しました。

 

そこで数日間検査入院をする事に
井手先生の真骨頂、読影で
息切れの本当の下人を探ることに。

 

井手先生は最初、心臓と肺に
原因があるのではないかとみていた。

 

検査をすると、肺に関しては
何も見当たらなかった、次の日は
心臓のMRI検査をしました、病変はなし。

 

翌日血管造影検査をしましたが
血液の詰まりはなし、むしろ
健康そのものという判断。

 

そして検査の最終日、カテーテル検査
これで心臓の組織を採取することに

 

読影の前に徹底的な問診を女性に
することにしました、すると女性は
井手先生に何度か呼ばれたが
気付かなかった、女性は難聴がある
という事を息切れと関係ないと思い
伝えていなかった。

 

心臓の細胞を調べ、読影をすると
白い影を発見しました
そこで井手先生は女性に
細胞の中の遺伝子を検査することを伝えた。

 

そこでわかった息切れの本当の原因は
『ミトコンドリア病』

 

ミトコンドリア病というのは
細胞内でエネルギーを作り出す
ミトコンドリアの働きが低下する病
原因は不明で1万人に1人
いるかどうかの難病指定の病気

 

その影響を強く受けるのが心臓
心臓の細胞がエネルギー不足となり
ポンプ機能が低下し酸素不足になって
息切れを引き起こしていたのです。

 

その結果、多くのエネルギーを必要とする
耳や筋肉、腸などの機能が低下し
難聴や筋力低下、便秘などの症状が
出るのもミトコンドリア病の大きな特徴。

 

このように全身のエネルギー不足を招き
様々な病状を引き起こす

 

遺伝で発生するため、かつては治療困難と
されてきましたが、現在では様々な
治療法が開発中であり、早期発見をすれば
大幅に回復する可能性が出てきている

 

女性はミトコンドリアの機能を
回復させる薬を服用し
現在では快方へ向かっているそうです。

 

危険な息切れの見分け方

息切れが起きるタイミングがポイントです
普通の息切れは激しい運動後に
起こるのですが、病気が原因の場合は
運動後ではない場合でも起こる。

 

危険な息切れのサインが2つあります
ある女性のケース
重い荷物を持って歩くと息切れを起こす
これは誰にでもある息切れだが
別のタイミングでも息切れを起こす
それは夜眠りについて2時間ほど
経ってから息切れを起こす。

 

夜寝ている時に起きる息切れ
これが1つ目の危険な息切れのサイン
心不全の可能性がある。

 

心不全になると
なぜ寝ている時に息が切れるのか?

 

それはむくみが関係している
心不全により心臓のポンプ機能が低下すると
立っている時に足の血液を組み上げられず
下肢の血管の圧力が高くなってきて
血管から水分だけがしみ出してくる
これがむくみです。

 

同じことが肺でも起こります
夜に横になって安静にしていると
本来空気で満たされている所の肺に
水がしみ出してきて、むくみと同じ
現象が肺でも起こり、溺れたように
なってしまい息が切れるのです。

 

息切れのタイミング、2つ目
ある女性、ご飯を食べている時の事
座ってご飯を食べているだけなのに
息が切れだした
のです。

 

この場合、バセドウ病の可能性があるという
30代から40代の女性に多いが50代以上に
なると男女ともに注意が必要です。

 

この疾患は甲状腺が関係している
これが炎症を起こして
様々な症状が出てくる。

 

全身の新陳代謝を活発にするホルモンが
過剰に分泌されるため
いくら食べても太らない、汗を異常にかく
という症状が出るのですが
なぜ息切れを起こすのか?

 

普通の人の心拍数は60~70なのですが
バセドウ病の人は心拍数が安静であっても
120程度、歩くだけでも150程度に
上がるのでいつも走っている状態に
なっている
のです。

 

 

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