家庭の医学、中性脂肪はキクイモに含まれるイヌリンが減らしてくれる!?

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2018年2月6日放送のたけしの家庭の医学3時間SP
今回は中性脂肪と頻尿、老眼と認知症
4つのテーマについて記しています
最初は中性脂肪について。

 

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中性脂肪を効率よく減らすには?

空腹時血糖、中性脂肪、LDL
これらが血管を傷める3大要因でもある。

 

東邦大学医療センター大森病院の
弘世貴久先生の話では
3つの中でも、中性脂肪の治療が
うまくいかないという事が多いそうです
お薬の治療だけでは
コントロールが難しい
とのこと。

 

中性脂肪の基準値は150と言われている
街で話を聞けば、中性脂肪はなかなか
数値が下がらないと言います。

 

中性脂肪が増える原因は、炭水化物や
甘い物などの糖質のとりすぎ

大事なエネルギー源ではありますが
加齢による筋肉量低下で
エネルギーが余ってしまい
中性脂肪として血液中に溢れるのです。

 

中性脂肪の最大の難点は
『身体に溜まりやすく減らしにくい』

 

中性脂肪を
効率よく減らすにはどうしたらいいのか?
番組で全国を捜し歩いたら
ある町がそれに該当した

 

徳島県の美馬市脇町、ここに住む人たちが
中性脂肪を効率よく減らしているというのです。

 

脇町の名物は竹細工
中性脂肪とは関係ないですね・・・

 

脇町の皆さんはどんなことをしている?

検証への呼びかけに応募してくれた
15名の男女に参加してもらいました。

 

15名の方達の中で
中性脂肪が低い人の共通点をあぶりだす

 

15名中11名は中性脂肪が基準値よりも
低かったのです、その方達に共通していたのは
『キクイモを食べている』
これだったのです。

 

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菊芋(キクイモ)とは?

見た目はショウガに似ています
ゴボウなどの仲間で
春に種をまき
夏には茎が3mほどに成長し、秋には
キクに似た花が咲き、そして冬に収穫する。

 

食感はりんごのような感じで
少し甘みがあるそうです
食べやすそうな感じはしますね。

 

検査に参加してくれた人たちは
キクイモを食べてからというもの
軒並み体重も減少していると話す。

 

キクイモをどのようにして食べているのか?

どうやってキクイモを食べているのか
気になりますよね?

 

検査の数値が良かった女性は
お鍋に入れたり、かき揚げ、きんぴら
キクイモをねり込んだお蕎麦

このように食べています。

 

またおやつにキクイモチップスを
食べているとのこと。

 

カロリー数も相当あったのですが
それでも体重が減っている

 

それはどうしてかと
弘世先生に話を聞くと
水溶性食物繊維の一種
『イヌリン』
が影響していると言います。

 

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キクイモに含まれる水溶性食物繊維、イヌリンとは?

小腸には栄養を吸収する穴がある
そこから糖などの栄養素を吸収する
そして血管の中へ移動する
そのためたくさんとりすぎると
大量の糖があふれるのです。

 

その結果中性脂肪が高くなってしまう
そこで活躍するのがイヌリンなんです。

 

イヌリンが体の中に入り水分と混ざり
ある形に変化する、イヌリンは
水に溶けやすい、番組ではイヌリンに
水を入れると片栗粉の様にとろみが出た。

 

このとろみが中性脂肪を減らしてくれる
その働きというのは、イヌリンが体内に入り
小腸で糖を包み込む、すると小腸の栄養を
吸収する穴に入っていかないのです
つまり、血管にも入っていきにくい

 

それでも小腸に残っている糖はゆっくりと
吸収されていくのです、大腸へ
運ばれたイヌリンは腸内細菌のエサとなる
なんと善玉菌だけのエサになるのです

 

乳酸菌やビフィズス菌などの
善玉菌が増えていくのです。

 

他の食材にイヌリンは含まれているのか?
野菜類には多く含まれていると
言われている、しかし日常的に食べる
野菜の中でどれだけ含まれているかは
研究中だそうです、そこで・・・
番組ではキクイモ以外でどんな
野菜に多く含まれているのかを調べる事に。

 

キクイモ以外でイヌリンが多い野菜は

西九州大学の安田みどり先生に話を聞くと
イヌリンは成分の検出が難しい栄養素
なのであまり研究が進んでいないそうです。

 

そこでお手頃野菜で詳しく検査をし
イヌリン量が多いランキングを紹介

 

最も豊富なキクイモは
100gに18g含まれている

 

野菜ではこうなった
第5位 山芋 0.1g
第5位 カボチャ 0.1g 
第5位 レンコン 0.1g
第4位 アスパラ 2.5g

 

第3位 玉ねぎ 4.3g
第2位 ごぼう 5.4g
第1位 ニンニク 12.5g

 

そこで中性脂肪が減らない47歳の女性に
ベスト3のお野菜を食べて
中性脂肪がどれだけ減るかを実験。

 

目標摂取量は1日10gでこれを5日間
続けてもらいます。

 

初日の昼食は
アスパラを乗せた玉ねぎ入りの
ハヤシライス、そして玉ねぎ入りのスープ
昼食で6g以上のイヌリンを摂取。

 

夕食はもつ鍋、ごぼうを入れています
玉ねぎを半玉つかったちぢみ、そして
サラダも食べて、1日の総摂取量は
11gとなりました、目標摂取量クリアですね。

 

2日目の夕食、ポークソテーにニンニクを
つけあわせました、その後もお手頃
イヌリン野菜を摂取し検証最終日に
中性脂肪の数値を確認すると
検証前152から検証後は139となりました。

 

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