腎臓って・・・さ
・・・どこにあるの?
・・・・
身体にありますといったら
身もふたもないけど・・
位置としては、肝臓
脾臓や胃の後ろにあるわよ
へ~そうなんだ
そんな慢性腎臓病に
治療革命が起こったって?
そのあたりは管理人が
記していくみたいよ。
今回の記事の流れですが
慢性腎臓病には運動を推奨する理由
⇓
腎臓の働き
⇓
慢性腎臓病になってしまうと?
となっています。
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慢性腎臓病に運動推奨の理由!?
え!?確か下記には
運動はしてはいけないって書いてただろ!?
ってなるのですが
上月正博先生という方が
世界中の論文を片っ端から集めて
調べていくと、明確に運動が腎臓に
負担をかける、というものが
明記されているものがなかったのです。
そこで、上月先生は独自で
慢性腎臓病の方たちに運動を
してもらう事にしたのです。
すると・・・
運動をすると腎臓に大きな影響はなかった
という事がわかったのです。
そして2018年にガイドラインをまとめ
『運動は制限されるものではなく
治療として行われるものである』
このように記されているのです。
どうしてそのような理由にいたったのか?
そのポイントとなるのが
『一酸化窒素』
一酸化窒素の作用で血管が広がり
その分、血管にかかる圧力は減ります
そうする事で腎臓の血管に
くっついている
細胞の負担が減るのです
おまけに細胞同士が活性化されていく。
運動のレベルですが
息切れをするくらいの運動はよくなくて
息を止めないで行う運動が望ましい
慢性腎臓病の患者さんたちは
外をウォーキングしたり
盆踊りを踊ったり、という事を
行っていました。
しかし注意しないといけない人もいます
急性腎臓病の患者さんです。
肝腎要?
肝心要、とも書きますけど
肝臓も腎臓も、人体の中では
どちらかというと毒素を体外に
排出させるためにある臓器です。
だから、肝腎要といっても
過言ではないのです
どちらも機能しないと
毒素を排出できなくなり
体は危険な状態になりますからね。
腎臓の大きさは握りこぶしくらいで
そら豆みたいな形をしていて
最大の特徴は、おしっこを作る事。
そして次に、血液をろ過してくれる
働きもあります。
このろ過というのは、血液の中に
含まれる老廃物を腎臓がキャッチし
それを尿として排泄するという
大変重要な役割を果たしています。
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慢性腎臓病になってしまうと?
上記の働きというのは
加齢とともに、衰えてきます
すると腎臓の血液をろ過する力も
落ちてくる、という事は老廃物も
血液に残ってしまう量が
多くなっていきます。
その衰えというのは数値で表される
ある程度数値が下回ってしまうと
慢性腎臓病と診断されます。
慢性腎臓病になると
・摂取カロリーは健康体より控えめ
・塩分摂取は少なくする
・タンパク質摂取量も制限
・運動ができない
今まで食べていた料理が
食べられなくなり、味の調整も
毎食していかないといけないのです。
慢性腎臓病の患者数は1330万人
自覚症状は全くなくて
酷くなってからようやく気付く
そうなったら時すでに遅し
人工透析のお世話になってしまう。
1回の人工透析に4時間以上
週に3回行わないといけない。
これだけ制限が必要な理由ですが
腎臓の中には、非常に細い血管があり
さらにボール状の形をしたものがあり
その中には、さらに毛細血管がある
その毛細血管に引っ付いている細胞がある
毛細血管にもわずかではあるが
穴があいていて、そこから老廃物は
血管から出ていっていいよ~となり
たんぱく質などの人体に必要な栄養は
出て行っちゃだめ~って調節を行う
非常に大切な細胞なのです。
慢性腎臓病は、この細胞が減っていき
調節をする力が落ちていく
これは二度と再生ができません。
しかし慢性腎臓病の治療に今
大変革が起きようとしているのです
それはいったい何なのか?
冒頭に戻ってご確認ください。
参考テレビ番組
2019年1月30日放送 ガッテン
上月正博先生