10月27日放送の今でしょ講座、2時間SPで特集は
3つあります、なので分けて紹介していきます。
2つ目の特集は、林修が5大がん検診を受診します。
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大腸がん検査
現在日本人に最も多いのが大腸がん、5万人がなくなられて
いるそうです、検査方法は2つ、大腸カメラと便潜血検査です。
お医者さん65名に聞くと、便潜血検査が多かったです。
江田クリニック理事長、江田証先生が教えてくれます。
便潜血検査は今精度がよくなって、かなり優れていると。
だけど弱点があって、大腸の右側部分のガンが
見つかりにくいこと。
どうしてかというと、便は右側にある時は水っぽいので
大腸が水分を吸収して、左側に移動して形になって
いくので、水っぽい状態ではわかりにくい。
どのくらいの大きさのポリープが危ないのか?
基本的には1㎝を超えると危険と言われています、大きさで
いうとパチンコ玉位の大きさです。
5㎜以下は経過観察で、5㎜を超えると切除がいい。
1㎝になるには数年かかるそうです。
大腸カメラの検査は3年位をめどに受けるといいとのこと。
なぜ大腸がんが増えているのか?
理由は高脂肪食、ポリープが急激に大きくなることが
わかっているようです、そして運動不足も大きく関わっています。
ガンは遺伝する、なんていいますが遺伝要素というのは
たったの5%しかないそうです、ほとんどは食生活や運動が
関わっているといえます。
最新の大腸カメラはあるのか?
3D-CT検査というのがあります、これを林修先生が受けてきました。
受けた病院は東京メディカルクリニックです。
お尻にチューブをさし、大腸を膨らませて検査をします。
20分間様々な角度から撮影をします。
林先生は検査結果は、ポリープはゼロでした。
受けた印象としては、負担は少ないな~という事でした。
メリットは、患者への負担が少ない、ポリープが
見つかる制度が高い、大腸カメラと同等のようです。
デメリットは初期の大腸がんはわかりづらい
より精度が高いのは大腸カメラです。
費用は3万円くらいとなっています。
胃ガン検査
日本人男性の9人に1人、女性は18人に1人が
胃がんになると言われています。
検査の種類は2種類、バリウム検査と胃カメラの検査。
先ほど同様65名のお医者さんが大腸がんと同じように
どちらを勧めるかというと、やはり胃カメラでした。
発見率が高い、癌を肉眼で観察できるというメリットがあります。
林先生がまた検査を受けてきました、今回の胃カメラは
経鼻内視鏡を受けます、鼻の入り口を麻酔して
それから20分後に検査をします。
林先生、胃の入り口が茶色くなっていました。
なんとそこで逆流性食道炎を宣告されました!
だけど胸焼けがないので、経過観察という事で。
肝心の胃は、綺麗なもので異常はなしでした!
胃カメラで胃が傷つくことはないか?
胃は傷つかないが、喉の所を傷つける事が
ごくまれにある、鼻から入れる場合だと
飲みこむので、喉の痛みはないと。
バリウムと胃カメラの違いは?
カメラの精度が上がっているので、発見率が上がり
なんとゴマ粒位の胃がんも発見できるくらいに。
内視鏡では2㎝を越えると除去できないそうです。
検査の費用は、胃カメラは1万円から2万円。
バリウムは1万円以内となっています。
バリウムはほとんど出番なしという感じですよね。
バリウム検査は、X線を通さないバリウムを飲んで胃の形や影を診る検査。
胃に突起物やへこみが出来る胃がんは、バリウムが通ることで
突起にバリウムがはじかれたり、へこみに溜まることで
胃がんを発見できるといいます。
バリウム検査では発見しずらい胃がんがあり、平坦な
初期状態の胃がんというのは見つけにくいと。
総合的にはやはり胃カメラがおススメとなりますね。
胃がんの原因はわかっている
99%の胃がんは、ピロリ菌が関わっていると言われています。
日本人の5割が感染しているといいます。
胃の中に棲んでいる細菌、なぜピロリ菌がいると
胃がんになってしまうのか?
ピロリ菌により細胞が増殖し、ポリープが出来るため。
ピロリ菌は5歳未満で感染します、感染経路は井戸水や
両親の口移しでの離乳食も。
ピロリ菌はお薬を1週間飲むと、除菌できます。
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肺がん検査
年間7万人がなくなっているのが肺がんです。
検査方法は3つ、胸部CT検査、胸部レントゲン検査、喀痰細胞診。
お医者さんが勧めるのは、胸部CT検査。
理由は、一番受けやすいし体の負担も少ないため。
検査も1分ほどで終了、林先生の肺は異常なしでした。
この胸部CT検査の機器の値段は、1億8千万円だそうです。
体への負担は、医療の被ばくはともなってしまいますが
病気を見つけるためのメリットが上回るので
被ばくというのは、問題のないレベルの被ばくですから
あまり気にしなくていいと。
がん以外でわかることは、肺気腫やCOPDや
メタボリックシンドロームもわかるそうです。
胸部CT検査以外で検査する方法は、喀痰細胞診がやられます。
レントゲンと組み合わせてすると、いいとのこと。
だけど胸部CT検査にはかなわないので、第一選択は
胸部CT検査ということになります。
CTの正診率は9割を超えます。
レントゲンの欠点は死角が出来てしまう事なんです。
心臓があるので、裏にある肺が写りにくくなるため。
レントゲンで見つかる肺がんは、大きくなっていて
既に手を付けられない状態になって見つかることが多いとのこと。
費用は
胸部CT検査1万円、レントゲンが数千円、喀痰細胞診も数千円。
なんと世界の3分の1が、日本にあるといいます。
また肺がんは予後の悪いがんで、5年生存率がとても低く
進行度合いにもよりますが、平均して5年生存率は20%といわれてます。
早期発見というのはとても重要となってきます。
5年生存率について
診断されてから5年でどれだけの方が生きているか?
という事を調べています、5年たつと
前立腺がんは、ステージ3でも5年生存率は80%となっています。
予後がいいがんといえます。
がんになりにくい臓器はあるのかというと、それは心臓
心房性ナトリウム利尿ペプチドが、心臓のがん予防に
役立っているのではないかと言われています。
小腸はがんになるのか?
細胞の回転が非常に速いので、癌化する前に
がん細胞が死んでしまうそうです。
乳がんの検査
年間5万人の女性に発見されています。
検査方法は主に2つ、マンモグラフィー検査、乳腺エコー検査。
お医者さんがおススメするのは、両方受ける事。
男性も乳がんになるのか?
まれに男性でも乳がんになるそうです、男性でも
受けられる方もいてるとのこと、費用は5千円くらいです。
マンモグラフィーはやはり痛いと、10秒位は
我慢してほしいとのことです。
マンモグラフィー検査の弱点は?
乳腺がうまく潰せてなくて、癌が見つかりにくい
若い女性は乳腺が発達しているので
ガンと同様白く写るので見つけにくいと。
乳がんの発見率は、マンモグラフィーが一番か?
若い女性の兼ね合いも考えると、一番とは言えないようで
50代を越えた女性の場合だと、かなり有効とのこと。
若い女性の場合は、乳腺エコー検査も受ける事。
痛みが気になる方に朗報!
痛みを少なくした最新の検査方法があります、それは
3Dマンモグラフィー検査です。
器械が動いて乳房内部を3次元化してくれるので
強くはさまなくてもいいとのこと。
費用は1万円から2万円となります。
新宿ブレストセンタ―という病院で受けられます。
隠れた腫瘍を発見しやすくなったそうです。
3Dマンモグラフィー検査と乳腺エコー検査の
組み合わせだと、より精度がよくなりそうですね。
以上となります、読んでいただきありがとうございました。
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