世界一受けたい授業、肝臓病の8割は肝炎ウイルスが原因、どこで感染するの?
2017年1月7日放送の世界一受けたい授業、今回は
肝臓の新常識がわかる!がテーマ
中島 淳先生が講義します。
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肝臓がんの原因の8割は・・・
人が患う肝臓疾患の月別のデータを見ると、12月から2月が
一番多いと言われています、肝臓病=アルコールで
中高年に多い病と思われがちですが、最近では若い子や
はたまた小学生にも肝臓病を患っている人がいるとか!
肝臓はじん帯で一番大きい臓器です、重さも1㎏ほど。
さて肝臓がんの原因の8割を占めているのはなにか?
肝炎ウイルスなのです。
最も多いのはC型肝炎、その次にB型肝炎です
ゲストの石川ひとみさんはB型肝炎を患っていました。
放っておくとがんになると言われるB型肝炎
27歳の時に突然疲労感に襲われ、症状は日増しに悪化
2週間後のある朝、目を覚ますと天井がぐるぐる回り
強い吐き気が・・・
平衡感覚を失ってしまい歩くことが出来なくなりました
そのまま病院へ搬送されB型肝炎が発覚
ウイルスが原因で肝細胞が破壊される病です。
その後1か月以上寝たきり状態となり、体重も激減
しかもB型肝炎は体内からなくなることはない
一生付き合っていかないといけません。
では石川さんはどうして感染したのか?
それは母子感染でした、赤ん坊の時血液を介して
感染したとされています。
あと感染ルートですが、間違った誤解があり
握手をしたり、咳、温泉に一緒に入っている
等という事では感染しません。
母子感染に対する対策はあるのか?
まず妊婦さんの血液検査でB型肝炎が発覚すると
赤ちゃんが万一感染した場合は、ワクチンで治療を
すると言われております。
肝炎ウイルスの種類ですが、A型とE型は食べ物で
感染すると言われております。
血液を介して感染するのがB型とC型となります
D型は日本人ではほとんど感染しないと言われている
B型肝炎やC型肝炎の検査は血液検査で簡単に分ります。
若者や小学生でも要注意!
若者やお酒も飲まないのに肝臓が悪くなる原因があります
それはどうしてなのか?
それは薬の飲み過ぎ、最近は薬を飲み過ぎる人が多い
更に薬をずっと常用しているという人もいるとのこと。
薬も肝臓に入ってくる、そこで肝臓を痛めてしまう
事がありひどくなると劇症肝炎になる可能性も・・・
なので必ず薬は用法要領を守って服用しましょう。
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