9月5日放送の世界一受けたい授業、今回はコホート研究で分かったこと
講義してくれる人は、駆け込みドクターでお馴染みの
池谷敏郎先生です、それにしても押切もえさん・・・老けたな~
ちょっと残念(笑)まあ、関係ない話はいいか。
目次
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自殺のリスクを半減させた食事メニューとは?
・キノコ炒め、冷奴
・浅漬け、マグロの刺身
どちらが自殺を予防する食事かと思いますか?
答えはキノコ炒め、冷奴のほうです。
葉酸が自殺の原因となるうつに効果的と言われてます。
コホート研究と言われる追跡調査でわかったそうです。
自殺を予防する食事については、40歳から69歳の男女
9万6千人を8年以上追跡調査をし134品目の食品や飲み物をアンケート調査。
そこで自殺してしまった人、しなかった人の食事の差を8年以上かけて調べました。
その結果、大豆製品やキノコ類を食べていた人は、男性では53%低下し
女性では54%、自殺のリスクが低下していました。
自殺をしてしまった方の数は9万6千人中8年間で249人の方が
残念ながら自殺をしてしまったとのこと。
その249人の方と、自殺しなかった人の食事パターンを分析したのが
上記の結果という事になります。
コホート研究でわかってきた男性と女性の体についての
追跡調査もとても興味深い事がわかってきました。
前立腺がんになりやすいのは薄毛の人!?
前立腺がん、2025年には男性のがん発症の1位になるかもしれないと言われてます。
アメリカの国立がん研究所で、4万人を3年かけて追跡調査したら
薄毛がどうも関連しているそうで、おでこが後退し
頭頂部が薄いと、悪性の前立腺がんを発症する確率が39%もアップするとのこと。
男性の薄毛というのは男性ホルモンが深くかかわっています。
この男性ホルモンも、一説には前立腺がんの細胞の増殖を促しているとも言われてます。
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乳がんになりやすい人はほくろが多い人?
続いて乳がん、アメリカの看護師を7万人を24年間追跡調査した結果
あるものが多いと乳がんになりやすいとのこと、それは・・・
ほくろの数、乳がんになった5483人のうち腕に3㎜以上のほくろが15個以上ある女性は
ない女性に比べ35%も乳がんの危険性がアップするそうです。
乳がんは女性ホルモンが影響していると言われています、これはよく知られていますが
実はほくろも女性ホルモンによって増える、というのは初耳でしたね。
糖尿病になりやすい人は脈拍が早い人!?
続いては糖尿病、患者数は世界に2億4千6百万人もいてます。
世界中で急増しているようです。
7万3千人を4年調査した結果、脈拍の早い人が糖尿病になりやすいそうです。
脈拍の正常値は1分間に50から100回、100を超えると23%も
糖尿病アップするそうです。
どうしてかというと、脈拍の多い方というのは常に緊張をしている人なんですね。
常に緊張すると、ストレス食いなどで血糖値がガツンと上昇することが
多くなってくるそうです、これらを踏まえて脈拍が早い人は
糖尿病のリスクが高いと考えられてます。
ですがあるものをたべると糖尿病になりにくいとのこと。
アメリカで40歳から75歳の男女4万人を24年間追跡調査した結果
あるものを食べると糖尿病になりにくいという報告が。
それはなにかというと、ヨーグルト。
ですが食べ方に注意が必要、スプーン2杯半食べるだけで
糖尿病のリスクが18%も減少していました。
ただし食べればいいというわけではない、ヨーグルト上に薄く汁が
乗っかっているのをご存知でしょうか?あれは乳清という栄養素。
炭水化物を摂る食前にヨーグルトを食べると、乳清の作用で
食後の血糖値の上昇を抑えてくれますので、絶対に捨てないように!。
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認知症は痩せている人がかかりやすい?
続いて認知症、ロンドン大学が45歳から66歳の男女200万人を20年間追跡調査。
すると実は痩せている人が認知症になりやすいとのこと。
BMIが20以上と20未満では、34%も認知症になる確率が上がるそうです。
標高が高い所に住んでいると肥満になりにくい?
スペインで9300人を8年間追跡調査した結果
標高が高い所に住んでいると肥満になりにくい。
肥満ではない9300人の方たちを3グループに分けて調査
Aが124m未満
Bが124mから455m未満
Cが456m以上
に住むという調査。
すると8年後にはAとBは肥満になってしまい、Cは体型が変わらなかったそうです。
Cの方たちは肥満になるリスクが13%低いことがわかったとのこと。
標高の高い所に住んでいると、体内でレプチンというホルモンが多く
つくられます、このレプチンは脳に作用して食欲を抑える効果があります。
以上となります、読んでいただきありがとうございました。
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