スゴ腕の専門外来、最先端治療はここまで来ている!
2016年11月15日放送のスゴ腕の専門外来、今回で
7回目の放送となっていて3時間SPです。
紹介する特集が多いので分けて記事にしていきます
次は最先端治療について。
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考えた通りに動くサイボーグ型ロボット
脳卒中や脊髄損傷の時に使われるロボットだそうです
京都大学附属病院でその研究が行われていて
世界初のサイボーグ型ロボットでHALという名前。
病気を治療できる世界初のロボット治療機器です
健常者にHALを装着、足を伸ばしたりすると
連動してロボットがそのように動作する。
もっと不思議なのが足を動かしてないのに足が動いている
これは足を動かすという意思をロボットが人間の信号を
読み取り動かしているのです。
身体を動かすのは脳から信号が送られるために動く
その脳からの信号というのは、皮膚表面からも微弱ではあるが
生体電位信号が漏れ出していて、これをHALが読み取り
イメージ通りに動かすことができるのです。
またHALは歩けたという感覚を脳に伝えてくれる
HALを使い歩いていると脳に歩けているという信号が送られ
歩いている状態の時の信号の出し方を脳が学習する
すると自力であることができるようになるとのこと。
実際に脊髄損傷の患者さんにHALを装着して1週間
歩いてもらう機能再生治療を行い、1週間後にはなんと
すたすたと歩けるようになったのです
これは早く研究を進め実用化されてほしいですよね。
心臓に奇跡のばんそうこう!?
心不全などの心臓の病の際に重症化してしまうと
心臓のポンプ機能が低下してしまう、その状態を救うため
画期的なものが研究開発されている
大阪大学医学部の澤教授はこれを心筋シートといいます。
心臓の機能を直接向上させるために使う再生医療の方法
IPS細胞が元となり心筋細胞を作り出しシートとなっている
マシンで大量培養し、心臓の機能が低下した部分に
心筋シートをはるだけでシートが心臓の機能を補う。
心臓自身に直接注射したり、切ったりする必要もなく再生できる
心不全の弱った心臓には非常に優しい治療になる
2020年ごろには販売開始を目指しているそうです。
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死んだ脳細胞がよみがえる!?
死んだ脳細胞は二度と再生しないと言われていますが
この常識を覆す研究をしているのが、先端医療センター。
どんな治療法なのか?
造血幹細胞を使用するのですが、これは血液の元となる細胞の事で
骨髄液を採取し遠心分離してから造血幹細胞を取り出す
そして5時間かけ腕に静脈注射をしたらそれで終わりです。
脳梗塞などの脳疾患を起こすと、壊死した脳細胞を再生させようと
神経幹細胞が集まってくる、しかしこれまでは患部を通る
血管が作れず血液が供給されないため神経幹細胞は死滅してしまい
神経が再生されなかった。
造血幹細胞を注射すると血液を巡って脳の患部へ到達
そして新しい血管を作り出すことがわかったので
これにより神経幹細胞が再生され脳機能が回復すると言われています。
臨床研究では12例中9例が歩行可能となりました、研究も
順調に進んでいますね来年度には治験が開始されるとのこと。
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