2018年4月10日放送のスゴ腕の専門外来
もう第10弾にもなるんですね
今回は6つの最新治療を紹介
最後は喘息について。
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喘息の最新治療はどうなっている?
喘息患者数は全国に100万人います
咳が止まらず、肋骨が疲労骨折したり
酷い場合だと、喘息死という事も
ありえるという。
東京病院の田下浩之先生の話では
喘息発作が酷くなると、呼吸ができない
状態になってしまい
いわゆる窒息の様になる。
喘息で1500人もの人が命を落とすという
喘息はアレルギーなどで気管支が
炎症を起こし気道が狭くなる病気。
気道が狭くなることで
気温の変化やホコリ、わずかな
刺激に反応し気咳を引き起こす。
42歳女性、20代後半で喘息を発症し
現在も苦しんでいる
その影響で仕事も出来ない状況。
現在は多くの薬を服用している
そこである最新治療を受ける事に
『気管支サーモプラスティ』
という治療です。
気管支サーモプラスティとは?
3年前に保険適用となった
気管支を広げる治療で、肺に
張り巡らされた気管支を
カテーテルで広げていく。
行われているのは東京病院
女性はまず、気管支に麻酔をかけて
マウスピースをつけて気管支鏡を
入れていきます。
肺の奥深くまで入れていき
特殊なカテーテルを使用して
細い気管支を広げていく。
カテーテルの先には電極がついていて
電流を通し気管支を温める
約10秒、65度で加熱をします。
喘息患者の人の気管支は
発作を繰り返す事で気管支の内側の
筋肉である平滑筋が鍛えられ
厚くなっている。
その結果空気の通りが悪くなり
ますます咳が出てしまう
この分厚くなった筋肉を加熱する事で
細胞が死滅していき
少しずつ筋肉が薄くなり気道が広がる。
治療は1時間程度で終了
その後3週間おきに、もう片方の肺
そして気管と行っていくようです。
保険が適用されて、自己負担額は
1回15万円となっている。
治療後、ぜんそくの発生率はほぼ
半減するとのこと
少なくても5年は効果が持続するという。
女性は呼吸をするのが少し
楽になったといいます。
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