スゴ腕の専門外来、腰痛治療にMEL手術やRF療法が行われている

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2017年11月28日放送のスゴ腕の専門外来2時間SP
今回は6つの特集をしていました
1つずつ記していきます、続いては腰痛について。

 

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手術時間20分の腰痛手術!?

腰痛に悩む人は全国2800万人
原因不明の腰痛に悩む人は85%もいる

 

東京都品川区にある
稲浪脊椎関節病院の稲浪弘彦先生
の話では
原因不明の腰痛患者さんが来ると
絶対に治してあげたいと
闘志がわいてくるそうです、頼もしい先生ですね。

 

腰痛に悩む73歳の女性、今まで6つの病院に
通ったそう、腰痛の原因が特定
出来なかったためです。

 

そこで稲浪先生はどうやって腰痛の
原因を突き止めるのでしょうか?

 

患者さんがどういうときにどこが
痛んだりするのが重要
だと
稲浪先生は話します。

 

稲浪先生の病院では、1人の診断に
医師、理学療法士、看護師の3人体制で
1時間以上の時間を費やすそうです。

 

先程の女性は、脊柱管狭窄症という事が
わかったのですが、画像を見ると
強い狭窄の部分が見当たらないという
なので再びMRIの撮り直しをすることに。

 

その撮り直し方が変わっている
ベストを着用し体重の半分の
加圧をかけて撮影をする
これで腰に寝ていても負担をかける事が
できるのです。

 

すると新たな事実がわかった
第3腰椎と第4腰椎が悪いという事が
わかったのです。

 

更に診断が正しいかどうか、念には念を入れ
神経根ブロック注射を打ちました、これは
特定の神経に麻酔薬を注入して痛みの変化を
確認する薬
です、すると女性はとても
効いたそうです、なので稲浪先生は原因を確信
『立った時のみに起こる腰椎脊柱管狭窄症』
それに対する治療法は
『MEL手術』
背骨には骨と骨をつなぐ黄色じん体がある
狭窄症によって神経が圧迫される際
直接神経に触れているのはこの黄色靭帯。

 

MEL手術というのは
内視鏡を用いて黄色じん体を直接取り除く事で
圧迫を解消する手術
です。

 

切り口も16mmで小さく、内視鏡を使うので
手術を受けている患者さんの負担も
少ないとされています。

 

たった20分できれいに黄色靭帯が
取り除かれました、そして手術から10日後
女性に再び話を聞くと
痺れも取れてきてだいぶ楽になったとのこと

 

続いて88歳の女性
以前、側弯症による腰痛と診断された
唯一の治療法は背骨をまっすぐにする事だが
年齢の事もあり出来ないと言われた。

 

そこで稲浪先生に診断をしてもらう事に
すると第4腰椎に激痛が走るポイントが見つかった。

 

そこにブロック注射を打ち
稲浪先生が導き出した診断は
『椎間関節炎』
という診断、側弯症ではなかったのです。

 

稲浪先生はまっすぐにしなくても
良くなるようにできると話しました

 

そこで選択した治療法が
『RF療法』

 

痛みを起こしている部分に特殊な針を刺す
痛みの発生源に伸びている神経の枝を
高周波電流で焼き切る事で痛みを感じなくする。

 

僅か5分で終わる簡単な治療法です
治療直後に女性に話を聞くと
一番痛い時を10とすると今は2くらいと
おっしゃっていました、手術不可能とされた
女性がたった5分の治療で歩けている・・・
稲浪先生凄いですね。

 

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