2018年4月18日放送のガッテン
今回は髪の傷みについての特集
傷んだ髪にはある共通のサインが
あると言われています
空洞化と何やら関係があるという
その真相を記していきます。
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髪のトラブルの元凶なの!?
髪の毛が空洞化になる事で
どうなってしまうのか?
街で髪の毛を調べさせてもらうと
8割の人に髪の毛の空洞化が見つかった。
ある日用品メーカーの研究所へ
ある日、毛染めをした際
綺麗に染まらない
といった苦情があった。
それを徹底的に調べていくと
髪の毛の空洞化がある人は
上手く染まらず、空洞化がない人は
上手く染まっていたのです。
空洞化が原因でこのような悪影響が
・ツヤがない
・ハリがない
・うねりが出る
・切れ毛
という事が起こってくる。
髪の毛はキューティクルが表面にあり
内部にはコルテックス、メデュラ
という構成で出来ている。
空洞化というのは、メデュラや
コルテックスの一部を失うのが
髪の毛の空洞化と言われている。
髪の毛の空洞化の原因とは?
ある女性は髪の毛先にパサつき
悩んでいるという、髪の毛のケアは
どうしているのか?
最初にブラッシングをして
髪を濡らしてシャンプーし洗い
トリートメントをし、すすぐ。
手で髪を搾りタオルで
吸水をしドライヤ―で
乾かしてブラッシングをして終わり。
もう一人の女性は切れ毛に悩んでいる
普段の髪のケアはというと
お湯で髪の毛を濡らして
シャンプーをして洗ってから
コンディショナーをつけてすすぐ
それからまた2回目の
コンディショナーをつけてすすぎ
タオルで吸水をしドライヤーで
乾かして終わりです
しかし髪は半乾きでした。
この女性2人に共通していたのは
『髪を濡れたままこする』
だったのです。
髪の毛を乾かす時にブラッシングをする
髪の毛をこするように洗う
という行為が髪の毛にダメージを与える。
濡れた状態で髪をこすると
キューティクルが剥がれてしまう
これこそが空洞化の第一歩なんです!
髪は塗れるとキューティクルが膨張し
柔らかくなります、この状態で
ゴシゴシすると剥がれてしまうのです。
キューティクルは何層にも
重なっているが
これが剥がれてしまうと
メデュラやコルテックスが漏れ出る。
ある実験をしてみました
人の髪の毛を取り扱う会社へいき
高品質な髪の毛を探すことに
髪の毛を手に入れたら2つに分けて
髪の毛の洗い方だけ別にした
1つはこすり洗い、もう1つは
こすり洗いをせず洗う。
これを何度も何度も繰り返すこと
20回、するとこすり洗いをしたほうは
手で髪をかいていくと
引っかかるようになったのです。
既に5回目からこすり洗いをした方は
空洞化が僅かですが始まっていた。
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髪のお手入れの極意
日用品メーカー研究所の長瀬さんの
話では、洗髪というのは地肌の
油を落とす事が目的だそうです。
髪の毛自体の汚れというのは
酷い状態ではない
なので髪の毛自体の汚れというのは
泡を通すだけで落ちるのです。
ただ、整髪料がついている場合は
予洗いといい、シャンプー前にお湯で
十分に流す事をする。
じゃあ乾かさない方がいいのでは?
って思うでしょうが、濡れたまま寝ると
枕と髪の毛がこすれてダメージが
加わってしまいます。
以上の事を踏まえて髪の毛を洗います
ポイントは泡立てる事、まず予洗い
髪と地肌を十分に濡らして
シャンプーを手に取り地肌で
泡立てながらしっかり洗う
たくさんの泡が髪同士のこすれを
防いでくれる。
毛先は指で泡を
通してあげるだけで良い
しっかり洗ったらこすらず
押さえるように拭いていく。
地肌に直接温風を当てて、その後
毛先まで全体を乾かしていく
使うのは手ぐしや目の粗いくし
これらで髪の流れを整えます。
髪とドライヤーの距離は10㎝程度が目安
地肌から湿り気がなくなったらOK。
傷んだ髪でも美しく髪を見せるマル秘ワザ
田中さんが教えてくれました
髪の毛先にダメージがある事で
悩んでいた女性に協力をしてもらう事に。
まずは上記のように髪を洗っていきます
そしてドライヤーで髪を乾かす時に
教えてくれたのがドライヤーの技。
まず髪全体を温風で乾かしていく
しっかり乾かしたら、まとまらない
部分を優しく乾かしながら温風を当てる
その後、なんと冷風をあてます。
これで空洞化した髪も綺麗に
見せられるという。
その理由ですが、空洞化している髪は
うねりやすくまとまりがない
どうしてこうなっているかというと
髪の毛の内部で水素結合という状態が起き
固まっているのです。
この水素結合は熱で緩みます
緩んだところへくしで整える
するとまっすぐになります。
ただ、髪が冷めていく時に周りの
湿気を吸って元に戻ってしまう
こうならないために、温風で
水素結合を緩めてブラシで整え
素早く冷風をあて冷ます
という作業をすると整うのです。
自宅で簡単にできる方法として
1 温風で髪を地肌から乾かす
2 乾ききったら、まとまらない髪を
優しく伸ばしながら温風をあてる
3 そして冷風に切り替え、同じ場所に
髪を優しく伸ばしながらあてる
これを気になる部分ごとに行う
目安は1か所につき温と冷を2回ずつやる。