2018年8月21日放送の世界仰天ニュース
今回は砂糖依存についての特集です
これは誰にでも陥る可能性があるので
是非読んでもらいたいです。
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甘いもの依存の恐怖
2011年関東地方在住の40代女性
野菜とこんにゃくのみの食生活を
4ヶ月ほど続けていた。
それ程太っていたわけではないが
ダイエットを行って体重50㎏程あり
それが30㎏台をキープしていた。
しかしある日、職場の後輩が
ドーナツを買ってきてそれを食べました
口に入れた瞬間、雷に打たれた様な
衝撃を受けてとても美味しく感じた
そして不思議な幸福感も得られたそうです
これが恐ろしい依存の深みへと
はまっていくのです。
すると心に変化が・・・
甘いものを食べる事が止められなくなり
職場の帰りにドーナツを買って食べ
そして仕事中も甘いものを考えていて
休憩時間が待ち遠しくなっていた。
そして昼休憩の時にパフェ2つを
夢中でかき込みました
そして食後は活力が湧き、気分がよくなる。
仕事帰りに菓子パンを5個も購入
もう甘いものを食べる事を
とめられなくなっていきました。
2時間以上甘いものを食べられない
状態を我慢できなくなっていた
2ヶ月経って体重は7㎏増加した
そして場所を構わず
・30分でドーナツ10個を食べ
・菓子パンを3500円分購入したり
甘いものを食べる事だけで1日1万円
使用するようになっていた。
しかし3ヶ月後・・・体に異変が
朝起きるのが辛くなり
体が重く頭が回らないという状態に。
その後も
・手に力が入らない
・ノーメイクで制服を着て出勤
・1時間おきにトイレへ駆け込み
甘いものを口に入れた
職場の同僚たちも非常に心配していた
しかし甘いものを補給すると別人のように
元気になっていた。
お金が無くなると家族が寝静まるまで待ち
甘いパンケーキを作るようになっていた
まるで薬物中毒の様に。
そしてついに・・・
手のけいれんが止まらなくなった
ネットで検索をすると
甘いもの中毒だという事がわかった。
そして病院へ行くと
『重度の低血糖症による砂糖依存』
という事がわかったのです。
女性の体で起こっている砂糖依存とは?
砂糖依存、別名甘い物中毒
砂糖を大量に摂らないといられない症状
砂糖はマイルドドラッグと呼ばれるほど
高い依存性があるといわれている。
健康体ですと甘いものを食べても一定量で
満足するのですが、極端なダイエットや
妊娠出産、成長期などの体の栄養バランスが
崩れている時に砂糖をとることで
中毒症状を起こし依存を
引き起こすことがある。
糖分を口に入れると血糖値が緩やかに上がり
インスリンというホルモンが分泌され
糖分を回収し血糖値は安定する。
しかし糖分の過剰摂取をするとインスリンも
多く分泌されてしまい、糖を回収
しすぎてしまう、これが低血糖症。
今度は低血糖症の影響により
下がりすぎた血糖値を上げる為に
体の外から糖分を欲するようになる
だから甘いものをたくさん食べてしまう。
脳内でも依存が起きています
甘みを感じると幸せホルモンの
セロトニンが分泌される
砂糖を取れない不安やイライラを
解消するカンフル剤の様な役割があり
この快感を得たくて再び砂糖を欲する。
新宿溝口クリニックの溝口徹先生の話では
女性の場合過激なダイエットを繰り返し
血糖値を安定化させるホルモンなどが
乱れてしまった。
不安定になっている所に大量に
食べ物で糖質が入ってきて
より乱れが大きくなり色々な症状を
引き起こしてしまっていた。
キャンディーやチョコよりも
小麦を使った甘い物の方がより糖質の
量が多いといわれている。
また小麦に含まれている物質が
脳にとってすごく依存を作る作用を
持っているので、クッキーやパンなどの
小麦を使った糖質は依存を作りやすいという
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オーソモレキュラー療法で砂糖依存の治療を行う
砂糖依存の治療法ですが
オーソモレキュラー療法といい
75gのブドウ糖を飲み5時間おきの糖負荷検査
60項目以上の精密な血液検査を行い
足りていない栄養素を解析し
医療用サプリで補うというものです。
この治療をまず3ヶ月続けるようです
その後女性は甘いものを欲するという事は
無くなったそうです
砂糖依存から解放されたようですね。
砂糖依存は脳の中で起こっている事と
いうのは薬物依存と同じだそうです。
動物実験ではありますが
甘みはコカインなどの麻薬よりも
依存性が強い
このように言われている。
砂糖依存度チェック
1 食後や間食にスイーツが食べたくなる
2 疲れると甘いものが食べたくなる
3 いらいらすると
甘いものが魅力的に感じる
4 コーヒーや紅茶に砂糖を入れる
5 甘い清涼飲料水を週に3回飲む
6 コンビニに行くと
スイーツコーナーが気になる
7 お気に入りのお菓子がある
8 パンや麺類で食事を済ませる事が多い
炭水化物も短時間で食べると
血糖値が急上昇するので甘いものを
食べた時と同じ状態になります
炭水化物=糖質なので。
0個だと依存の可能性は低い
1~2は軽度の依存の可能性
3~4は中等度の依存の可能性
5以上は重度の依存の可能性
となっています。
しかし砂糖依存に良い食べ物があります
それは豚バラ肉、低糖質で
糖質代謝に必要なビタミンB1が豊富で
砂糖依存の体質改善につながるため。
また、甘いものが我慢できなくなったら
乳脂肪分高めのアイスがおススメ
甘い物への欲求を長時間抑える事が
できると考えられている。