2017年11月21日放送の今でしょ講座3時間SP
特別講座3本立て、油、血圧、風邪予防
という特集となってます、続いては風邪について
今の季節から予防しておきたいですね
帝京大学医学部附属病院の新見正則先生が講義。
目次
スポンサーリンク
名医もやっている風邪予防法ベスト7!
第7位 朝にホットヨーグルトを食べる
腸内環境が悪化すると免疫力が低下し
風邪をひきやすくなる、なので乳酸菌を
摂るのがいいのはわかる、温める理由は
乳酸菌がより活性化されるためです。
その結果、腸内の善玉菌も増えて
免疫力が上がりウイルスや細菌を退治する。
ホットヨーグルトの作り方
目安となる温度は、35度から40度
600wで30秒から40秒温める
量は大体100g程度です。
63度以上になると乳酸菌は死滅する
このように言われているので注意。
更に風邪予防の為に腸を『の』の字に
マッサージをする、これで腸が刺激され
働きが活発になる。
スポンサーリンク
第6位 洗濯物は部屋で干す
部屋の湿度が40%以下だとウイルスが
空気中を浮遊する、40%以上になると
ウイルスが水分の重みで落ちていく
洗濯ものの水分で加湿されてウイルスが
落下する、なので部屋干しが推奨される。
加湿器を使うのもよい、その場合
高い場所で使用することが望ましい
湿度が部屋全体にいきわたります。
乾燥すると良くない場所は人体にもあり
それはどこかというと、口の中
現代は口呼吸が問題となっている
それを改善するため、あいうべ体操
というものがあります。
あいうべ体操の目的は、口呼吸から
鼻呼吸に徐々に変えてくれる
鼻呼吸がどうして良いのか?
鼻呼吸だと鼻毛や粘膜などが金やウイルスを
絡めとってくれるのに対し、口呼吸は
口にはけがないので菌やウイルスが直接
身体に入りやすいのです。
口呼吸にある原因は舌の位置、舌の位置が
下がるだけで口が開きやすくなってしまう
あいうべ体操をする事で、舌の筋肉を鍛え
舌の位置を正しい位置に保つ。
鼻呼吸をするとどんなメリットがあるのか?
鼻の温度が上がると言われている
舌は血流が多く温かい。
この舌が上あごにつくことで鼻が温まる
鼻の温度が低いとどういう事が起こるのか?
鼻の温度が低いと、白血球の働きが悪くなり
免疫力が低下してしまい、ウイルスに
抵抗できなくなると言われています。
あいうべ体操は風邪対策には重要な体操と
考えられますね、やり方も簡単
『あ・い・う・べ』
と発声しながら、べの時に舌を思い切り出す。
番組で登場した小学校では、学校で20回行い
自宅で10回、合計30回を毎日行う
これで風邪をひく人数が減った、学級閉鎖が
減ったという報告がある。
舌を温めるなら、べ、の部分だけやればいいのでは?
って思うでしょうが、残りのあ・い・うの役割は
顔を大きく動かすことで顔周りの温度も
上がるため行われているのです。
第5位 朝起きたらすぐ歯磨きをする
寝ている時に口腔内ではウイルスが繁殖する
起きてそのまま食事をすると、ウイルスが
体内に侵入し風邪をひくことがある。
唾液に含まれるプロテアーゼという
酵素がウイルスのタンパク質の膜を破壊して
風邪に感染しやすくなるとのこと。
ウイルスや細菌は喉に引っ掛かり、そこで繁殖をし
感染力を強めていくのですが、ウイルスや細菌が
胃の方に落ちていったら感染の可能性は低い
胃酸がこれらを死滅させてくれるので。
スポンサーリンク
第4位 寝る時にマスクをする
寝ている間に喉が乾燥すると
粘膜がダメージを受ける
なのでマスクをする事で保温、保湿が出来る
苦手な人は部屋の湿度を調整する
理想的な湿度は60%程度と言われています
仮にそれをぬれタオルで調整しようと
するなら、何枚干したらいいのかというと
濡れタオル1枚で大丈夫だそうです
朝まで60%を保てる。
特別編 普段から漢方を飲む
漢方が風邪予防になるというのはなんとなく
気付いていた事だったが、いまいち確証には
至らなかった、そこで新見先生が行った実験がある。
2009年、新型インフルエンザが流行していた時
補中益気湯という漢方を179名が服用
そして同人数の人が未服用、その結果
飲んだ方は1人しかインフルエンザに感染せず
服用しなかった人は7名もインフルエンザに感染していた
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
製品番号は41番の漢方です
胃腸の働きを良くして体力を回復
してくれます、元気を補う漢方薬の代表格です。
漢方の副作用ですが、何か起こる事は
稀にあるとのこと、何か副作用が
起こった場合は服用を中止するように
何も症状が無ければ飲み続けてもよい。
スポンサーリンク
第3位 豚の生姜焼きを食べる
多くの医師がおススメの肉料理だそうです
豚肉とショウガの組み合わせはとても良くて
しょうがに含まれるショウガオールが
免疫力アップを手伝い
豚肉はビタミンB1が含まれており
これが少なくなると免疫力が下がってくる
なので摂取する事でビタミンB1を増やせる。
同時に摂取するのがポイントです
好きな人も多いかと思うのでおススメ。
また梅干しも風邪予防にたべている
多くの医師がいます、どんな風邪予防に
期待が持てるのか?
梅には梅リグナンという成分が含まれていて
これがウイルスの増殖を防いでくれる。
梅の生産地で有名な和歌山県では
風邪をひく回数が日本一少ないと言われている。
和歌山県の学校では梅酢というもので
うがいをしたりして風邪予防をしています。
梅干しが苦手な人もいますよね?
そこで酸っぱさを抑えた梅料理がある
それは梅入りから揚げ。
作り方は簡単で、ペースト状にした梅を
鶏肉に絡めて、後はから揚げを作る要領で
揚げればいいだけです。
第2位 緑茶でうがいをする
緑茶のカテキンはウイルスの増殖、活性化
それらを防ぐことができる為
緑茶でうがいをする事で風邪予防に
期待が持てると言われている。
カテキンの量が多くなる緑茶を
入れるお湯の温度があり、それは
熱いお湯で煎れる。
そしてぬるま湯程度に冷ましてから
うがいをするのがベストです。
うがいが出来ない場合は緑茶を
飲むようにしましょう。
鼻うがいも良いとされています
より風邪予防に効果的です。
スポンサーリンク
第1位 帰宅後に手だけでなく顔も洗う
顔を触る機会というのは多い、手を洗う前に
顔を触ったりしているとウイルスが
くっついている場合もある。
それで手を洗ってから、顔を触ると
再びウイルスが手に付着する場合がある
なので顔も洗おう。
名医おススメの風邪のひき始めの治し方
第5位 温めたバナナを食べる
最新研究で分かったことで
バナナのファイトケミカル(オイゲノール)は
温めて食べると免疫力がップする。
バナナの皮をむき、600wのレンジで
30秒から40秒温めると良い
ホットヨーグルトと合わせるとより良い。
スポンサーリンク
第4位 ハッカ飴をなめながらお風呂に入る
喉の奥にはせん毛というひだがあり
乾燥するとウイルスなどの異物を追い出せない
お風呂に入る事で湯気の湿気でせん毛の機能が
戻るのでお風呂に入る事は良い。
次にハッカ飴は鼻水や咳に悩む人におススメ
なぜかというと、メントールという成分が
含まれている、これが血管拡張作用や
抗炎症作用がある、鼻づまりを治したり
喉の痛みを治す事に期待が持てるのです。
ヨガも風邪を治すのにお勧め
自宅で簡単にできる2つのヨガを紹介
・指ヨガのやり方
両手の親指を合わせて押し合う
呼吸は鼻でゆっくり大きくする
そして人差し指、中指という感じに進め
最後は全ての手で押しあうようにする
指先を押しあう事で血流や心拍数が倍になる
という報告がある、寝ながらでもできます。
・ラクダのポーズのやり方
膝立ちになり、ひざの幅は腰幅くらいにとる
両手は骨盤の位置に、息を吐きながら
太ももを伸ばすように上体を反らしていきます
肘を締めながら3回ゆっくり鼻呼吸をする
風邪をひきやすい人は普段から
取り入れてもいいかもしれませんね。
第3位 おかゆに青ネギを入れて食べる
ねぎの青い部分にはアリシンが含まれている
強い殺菌効果があり、ウイルスをやっつけて
くれる事に期待が持てます。
第2位 自分の体格に合わせて漢方薬を飲む
風邪の初期に飲む漢方薬は1種類ではない
体格によってこれだけ分かれる
・麻黄湯 がっちり体型に良い
・葛根湯 中肉中背からちょいがっちり体型
・麻黄附子細辛湯 中肉中背からきゃしゃな人
・桂枝湯 お年寄り
となっています、人の体は家族だからといっても
全部体質が同じというわけではないですからね
それぞれに合う漢方にも違い出る。
飲むのはいつでも良い、食前とか食後も
関係ないとのことです。
第1位 20分ウォーキングをする
風邪のひき始めにするそうです
体温が上昇し免疫細胞が活性化
風邪のウイルスを撃退してくれる。
じっと休んでいるよりは
適度な運動をした方が風邪退治には有効。
コメント