血糖値が上昇するのはどうして?ブドウ糖とインスリンがポイント

・血糖値を下げるようにしましょう
・血糖値を上げると糖尿病になってしまいますよ

などと、血糖値についてこのような事を
耳にすることありませんか?

 

だけど血糖値って具体的にはどういう事をいい
どういう状態なのか?って
よくわからないんだよな~っていう人
いらっしゃるのではないでしょうか?

 

私自身うまくまとめられているかどうかは
わかりませんが、自分で調べた事そして
テレビなどを見て知ったこと、記していこうと思います。

 

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そもそも血糖値とは?

私たちは食事をしないと生きていけないという事は
いわずもがなという感じですが、その際
何を主食としていますか?

 

日本人ですから、お米が主食ですね。
お米は炭水化物を摂取するにはとてもいい食品です。
ではお米を食べましょう、そしたら次はどうなるか?

 

体内に入り唾液やすい液、はたまた腸液で消化され
そこで何に変わるのかといえばブドウ糖に変わります

 

ブドウ糖は小腸で生成され肝臓に送られます
そして肝臓から全身の血液に送り出されて、体の
エネルギー源として筋肉や臓器など様々な組織の
栄養
となります。

 

するとブドウ糖がいっぱい含まれた血液はブドウ糖
が多くなっていますよね?これが血糖値が高い状態。
もちろんずっと高く上がったままではありませんよ。

 

あがった血糖値は数時間かけて下がっていきます
この血糖値を下げる時に必要なのが、インスリンです。
よく聞く言葉かもしれません。

 

インスリンは膵臓から分泌されて、各細胞
筋肉や臓器などにブドウ糖がいきわたるのを手伝ってくれる
血液からブドウ糖を取り出していくので、当然
血糖値は徐々に下がっていくことになります。
これが正常な血糖値の上昇、そして下降の仕組み。

 

しかし炭水化物を食べすぎると・・・・

だけどお米を食べすぎると、まあお米じゃなくても
甘いものやパスタ、パンなどでもいいです。

 

これらも炭水化物ですからね、これらを食べすぎると
ブドウ糖が異常に増え、血液にもその分大量に
ブドウ糖が含まれることになります。

 

インスリンももちろん分泌されますが、この分泌が
全然追いつかない、インスリンは本来の
仕事をしているが、インスリンが不足に陥っている状況
です。

 

そんな日が1ケ月1回位なら問題ないかもしれません。
だけどこれが中長期的に続いてしまうと
血液はサラサラの血から、どろどろの血に変わり
毛細血管を通ることが出来なくなってしまう。
つまり、体の細い血管に血液を送ることが
出来なくなるという事です。

 

更にインスリンが分泌していますが、細胞にいきわたる
事が出来なかったブドウ糖が血液に余っています。
これはどうなるのかというと、脂肪となって
体に蓄積されてしまうのです、それだけならいいが
血管や血液にも悪影響を及ぼしてしまう。
これが血糖値が高い、の正体です。

 

肥満になる原因はこれがほとんどです、炭水化物を過剰に
摂取した結果、もう既に臓器や筋肉にブドウ糖をため込む場所が
いっぱいとなって、それが脂肪細胞に蓄積していった・・・
という事になります。

 

これが長く続くことである病を発症するリスクが
上昇します、なにかというと糖尿病です。

 

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血糖値の正常値や異常な値は?

血糖値にも当然正常値というものがあり
・空腹時に 80~100㎎/dl
となっており、食事をするとこれがやや高くなる

 

高血糖や糖尿病予備群、糖尿病の方は
・空腹時 130㎎/dl以上
となっていて高い数値を示していますね。

 

これはブドウ糖が血液内に過剰にある状態で
血管がダメージを受けたり、血液がどろどろに
なったりする要因となります。

 

血糖値の上昇を抑えるためには?

血糖値が高くなるとどうなるか?というのは
ある程度ご理解いただけたかと思います。

 

では血糖値の上昇を抑えるためにはどうすれば
いいのか、これを理解することも重要。

 

どの分野の病でも言われている事ですが
・食事
・運動

事実上この2つしかないようにも思います。

 

運動はジョギングや速歩きなどを30分程度
ぜーぜーと息が上がってしまわない程度に行うと
体に大きな負担にならなくていいかと思います。
今回は食事に重きを置いて紹介していきます。

 

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血糖値上昇を緩やかにしてくれる食材

野菜って本当に体になくてはならないものです、かつて
これを書いてる私自身も、野菜が嫌いでした
しかし、今は肉を100g食べるなら野菜はその3倍は
欲しいな・・・って考えるようになり
実際食べるようになりました。

 

という私の話は隣に置き、野菜が血糖値をコントロール
するという事がわかってきているので
どういう野菜を食べるといいのか?という事を紹介。

 

・海藻類
わかめやもずく、ヒジキに昆布などありますが
これらを1日に1食足してみましょう
海藻には水溶性食物繊維が含まれており
糖の吸収を緩やかにしてくれます。

 

・ブロッコリー
クロムというミネラルがブロッコリーには
含まれていて、これが血糖値を下げるために必要な
インスリンの働きをよくしてくれる。

 

・ごぼう
ごぼうは不溶性食物繊維、水溶性食物繊維を
バランスよく含む優秀な食材
これらの栄養素がブドウ糖の吸収を抑えてくれる

 

・まいたけ
X-フラクションとD-フラクションという成分が
血糖値を下げてくれるとのこと。
まいたけだけではなく、キノコ類は食物繊維が
豊富なので血糖値の上昇を抑えるのにお勧めの食材。

 

・玉ねぎ
玉ねぎの辛み成分が血糖値上昇を抑制
生で食べる事に意味があります、辛いのは
我慢しましょう。

 

・ゴーヤ 
ゴーヤといえば沖縄県、という感じですが
最近注目されている、植物インスリン様物質
『ピニトール』
という成分が含まれていて、これはなんと
インスリンと同様の血糖値を下げる働きがあり
他にも低血糖状態にならないようにしてくれる
働き
というのもあるのです。

 

ここに記した分では、ゴーヤが一番のおすすめ
食材といってもいいかもしれません。

 

これらの食材を使い、味付けに気を付けながら
調理していけば、高血糖対策は出来るのではないでしょうか。

 

血糖値上昇の先に待つものは・・・

次に血糖値の上昇と運動不足が重なると
体の中では何が起こるのでしょうか?それがよく耳にする
ようになった動脈硬化という血管が狭く、そして固くなる病へと
繋がっていくのです、続きはこちらをご覧ください。
次ページ、血管の動脈硬化の原因は?

 

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