駆け込みドクター、アルツハイマー病の初期症状や今日からできる4つの生活習慣など

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11月8日放送の駆け込みドクター、今回は
アルツハイマー病についての特集、今ではアルツハイマー型
認知症、いわゆる認知症という認識でいいと
思うのですが、日本で一番多いタイプがこの
アルツハイマー型の認知症です。

 

現在はこのアルツハイマー病の最新の治療法というのは
どのようにして行われているのでしょうか?

 

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健康クイズ

第1問 毎日〇〇をするとアルツハイマー病のリスクが5分の1に減る
答えは、昼寝をする。
30分以内の短い仮眠が、アルツハイマー病のリスクを5分の1に
減らす
と発表されています。
60分以上の昼寝は逆にリスクを上げてしまうとのこと。

 

第2問 〇〇が遅くなるのはアルツハイマー病のサイン
答えは、歩くスピード。
60歳以上の方の歩くスピードが遅い人は
認知症の発症率が2倍と発表されています。

 

国内の患者数は462万人もいて、10年後には
700万人にもなると言われている認知症。
あの大山のぶ代さんもアルツハイマー型の認知症に
なっています。

 

脳の中で老廃物が溜まり、脳の神経伝達を破壊し
脳が委縮、健康な人の脳とアルツハイマー病の
脳では大きさが違います。

 

アルツハイマー病の初期症状として

・先見当識 日付や曜日がわからなくなる
・実行機能障害 携帯などの道具がうまく使えなくなる
・意欲低下 好きだった趣味やサークル活動をやめてしまう
・嗅覚低下 においがわからなくなる 

嗅覚機能が低下すると、認知能力低下の危険がある
研究でも嗅覚の弱い人は、認知症悪化のリスクが1.5倍
なっています。

 

和田アキ子さんが認知症の検査へ。
最初にMMSEという検査をします、記憶力、言語緑
計算力を見極める検査です。
26点以下で軽度認知症、21点以下で認知症の疑いがある。

 

脳のMRI検査、海馬の委縮状態を調べる。
続いて血液検査、最近は血液検査でも
認知症がわかるようで、血液中の3種類のタンパク質
・アポリポタンパク質
・補体タンパク質
・トランスサイレチン

を調べます、この3種類のたんぱく質は、アルツハイマー病の
原因物質と言われている、アミロイドベータペプチドを排除してくれる
役割があります、量が少ないと認知症になるリスクが高まるといいます。
その精度は80%あるようです。

 

和田アキ子さんの検査結果は
MMSEの点数は30点満点中満点。
能のMRIも問題なし
血液検査はC判定。

 

C判定って軽度認知症のリスクがあるということ。
なんとDに近いCだそうです。

 

ヤバいですね、節酒と運動を心がけるようにと忠告されてました。
認知症は一度症状が出てしまうと
進行を抑えることは出来ても、症状を止める
ことは出来ない
病です。

 

続いて小金沢昇司さんのお母さん、認知症に
なっているそうです、異変が出たのはご主人がなくなり
落ち込み、そして仕事が好きだったのに疲れた・・・
という事が多くなり、話をしていても過去の話をしていたそうです。

 

病院へ連れていくと、アルツハイマー病と診断。
自宅で療養するという事を選んだのですが、小金沢さんの
息子さんの事を昇司と呼び、息子と孫の区別が
もうつかなくなっている状況

 

介護施設へ入居させる決断をしたのが下の世話。
いくらアルツハイマー病になっていても
尊厳や羞恥心というのは残っているため。
お母さんは2009年に他界されました。

 

アルツハイマー病の初期症状のひとつに
時系列のずれ、というものがあります。
朝食、昼食夜食といつご飯を食べて、そして
時間がわからないので、今食べているのが
何食かわからずいつも食べている状況。

 

徘徊をするひとって、どうしてあれだけ長時間歩いても
疲れ知らずなのか?

 

この疲れ知らずというのも認知症1歩手前のサインかも・・・
というのも認知症になると感覚神経が鈍くなり
徘徊するのもこの感覚神経が鈍っているため、長時間
動き回っていても平気なのは、運動神経が保たれているためなんです。
痛みや感覚がないまま動けてしまう
、という事なんだそうです。

 

今日からできる4つの生活習慣

生涯健康脳、という話題の本が発売されています。
この著者は東北大学加齢医学研究所の瀧靖之先生です。
16万人以上の脳画像を診てきた方がいう、生涯健康脳の
ポイントが4つあるそうです。

・運動が記憶を助ける
年齢を重ねると脳は衰える、そういわれてきましたが近年の研究で
散歩やジョギングなどの有酸素運動をすると、記憶を司る海馬は
何歳になっても大きくなるといいます。
1日30分歩くことが理想だそうです。

・アルツハイマー病は質のいい睡眠で防げ
睡眠中に脳の老廃物を血液中に流し、老廃物として尿と出ていく。
質のいい睡眠をとればとるほど、有害物質が排出されるとのこと。

・認知症を予防するにはいつもと違う事をしよう
ルーティーンでやっていると脳を使わないので、いつも違う道で
帰ってみたり、使い慣れたペンではなく筆ペンで何かを書いたりなど

・健康脳には音楽が最も効果的
懐かしい歌をうたったり、楽器を弾くなどもそう。

 

薬指体操というのがあって、これをやると脳が活性化されるようです。

1 薬指を立てる
2 薬指を立てたまま人差し指を立てる
3 全部開いてパーにする
4 今度は3~1という順番でやっていく

 

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学習療法で多少の改善が・・・

75歳男性、6年前にアルツハイマー病を発症。
既に自分の名前もわからない状況。

 

MMSEテストは30点満点中5点、4年前は14点でした。
かなり進行しているという事ですね。

 

学習療法というのは、簡単な音読からはじまり
簡単な計算、などを行います。
脳の前頭前野が刺激されます、これを週5回やっている。

 

しかし75歳男性は、歩く力も衰え食事もあまり摂取できないが
学習療法だけは続けていました、すると数か月後には
文章がすらすらと読めるようになってきたし
日付と時刻も書けるようになってきました。
少し改善、という感じですね。

 

本当に地道な事をしていかないと、進行というのは
止められないんだ、というのを認識させられました。
どんな病気でも早期発見というのはとても重要ですね。
以上となります、読んでいただきありがとうございました。

 

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