2016年8月16日放送のたけしの家庭の医学2時間SP
今回は名医も認める奇跡の回復法。
治療の難しい病気を独自の方法で治してしまった
人たち、一体どのような事をしたのでしょうか?
最後に、脳内出血で半身不随になったが復活を遂げた話
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脳内出血を起こすと半数ほどが半身不随に・・・
69歳男性は脳内出血を起こし、歩くことは諦める
という事を医師から宣告されました、しかし3年後
男性を尋ねると、話も普通にできるし
階段を下りる足も素早く、本当に半身不随だったの?
って思うくらいです。
当時は一生寝たきりの生活を送るんだろうなと
思っていたそうです。
話しの始まりは3年前、小さな建築会社を経営してました。
そんなある日・・・
トイレに行きたくなり目を覚ましました、しかし
起き上がれないのです、自分の体ではないかのように
動かないのです、声を出し息子さんを呼び
息子さんはすぐに異変を察知し、救急車を呼び
近所の病院へ搬送。
2日後に目が覚めました、足の横に筒のようなものが
置かれていたのですが、それは筒ではなくて
なんと自分の左足だったのです。
慌ててつねっても感覚はなし、左腕の間隔もまた
無くなっていたのです、つまり左半身がマヒしてしまい
半身不随という状況になったのです。
男性は生きていくことが耐えられない、と思ったそうです。
家族に迷惑がかかるため・・・
その翌日、リハビリが始まりましたが
左の手足には何も感じられません・・・・
ある方法で見事なまでに回復、その方法とは?
それは意識を取り戻して2日後、古い友人が見舞いに
来た時です、友人が発した一言
『脳がちょっと故障したみたいになってるだけだろ?』
という言葉。
そこで男性はふと思いました、手足には何の問題もない
ただ脳が故障しているだけ、だったら脳を鍛えれば
元に戻るのではないか?と思ったのです。
そこで男性は脳のリハビリを行う事になったのです
まず行ったのが、赤ちゃんの動き。
例えば赤ちゃんが歩こうとするとき
何度も失敗を繰り返すことで脳が学習をして歩けるようになる
男性も現在はそのような状態になってしまっただけ。
だから脳を鍛えれば必ず良くなると信じ始めていきました。
動かない親指をじっと見つめて、動け~~と
意識を集中し念じ始めました、しかし動くわけは
無いですよね。
ですが諦めている場合ではありません
食事の時以外はずっと動けと念じ続けたのです
翌日も、更に翌日も・・・脳のリハビリに費やしました。
どうしても動けるようになりたい理由は
息子さんの結婚式が控えていて、やがて生まれるであろう
孫を抱きたいと思っていたからです。
毎日毎日念じ続けました、そこでひょっとしたら
動いているのかもしれないと思い、感覚のある
右手を左手の下に置き、更に念じ続けました。
そして半身不随となってから4日目の朝
また念じていると、なんと親指が右手の甲に
親指が動いた感覚があったのです。
男性はとっても嬉しかったと、振り返っていました。
それからトントン拍子で、人差し指中指が動き
腕が動き、足も動き出していった
そして2か月後に見事退院しました。
退院直後はなんと建築現場で作業をしていたのです
信じられませんよね・・・・
退院後わずか1ヶ月後に現場復帰できたそうです。
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最新リハビリ法、ニューロリハビリテーションとは?
金沢医科大学の影近謙治先生の話では
この回復法は細心のリハビリ理論に
通ずると言われていて、ニューロリハビリテーションという方法。
脳の神経に働きかけるリハビリ法です。
従来は関節や筋肉の機能を改善させながら脳の神経を
刺激し回復を促す方法でしたが
ニューロリハビリテーションは、手足を動かす際に
意識を集中させることで脳神経への刺激を増やし早い回復を目指す。
そうすることで脳内出血で損傷した脳神経とは別の所で
新しい神経回路が生まれやすくなり、より効果的に
失われた身体機能が回復する、と考えらえているのです。
以上となります。
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