2016年2月5日放送の団塊スタイル、今回は乾燥肌に
ついての特集、この季節本当に乾燥しますからね。
どのような肌ケアをしていけばいいのでしょうか。
目次
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20年以上も乾燥肌に悩んでいるケース
61歳女性、20年以上乾燥肌に悩んでいる。
像の肌のように硬くなり、がびがびな肌という感じが
すると、これが悩み。
どうして乾燥するのかというと、角質層というのが
肌にはあり、この角質層が乱れているため
水分が肌から抜けていき乾燥肌になると。
この女性は様々なスキンケア商品を試してみましたが
全く効果がなかったようです。
普段の肌ケアはこのようにしています
お化粧の前段階がこう。
・レシチン配合美容液
・美白美容液
・化粧水 1回目
・化粧水 2回目
・化粧水 3回目
・コラーゲン配合美容液
・美容クリーム
・ジェル(スクワランオイル配合)
8回もスキンケア用品を付けましたね、そしてメイクを開始
・ファンデーション リキッドタイプ 1回目
これを3回繰り返し
・フェイスパウダー
・コンシーラー
ポイントメイクを加えて出来上がりです。
続いてメイク落とし
・クレンジング
・石鹸洗顔
という感じです。
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皮膚の専門クリニックで診察をしてもらう事に
この女性の肌を吉木伸子先生に診てもらいます
診察してもらうと凄い乾燥肌ではないようです。
そこで、女性のスキンケアに問題があるかもと吉木先生は
思いスキンケアの様子をみました。
まず化粧水をつける時のタッチが強いのが気になったよう。
手に伸ばしたら、押さえるように、肌にスタンプを
押すような感じで化粧水をつける、塗り込んではいけません。
パウダータイプよりもリキッドタイプのファンデーションを
塗ると落とす時に落ちにくく、更にクレンジングの強い
洗浄力が肌を痛めます。
リキッドファンデーションを使うと余計に乾燥して
悪循環に陥る人が多いとのこと。
クレンジングの時も擦りすぎを指摘されました。
擦りすぎは余計に乾燥してかゆみもでると。
擦ることでコラーゲン繊維を傷つけてしまう。
また顔をすすぐときもお湯を手ですくって洗面器で
お湯をつけるように洗う、手が直接顔に触れない位に。
石鹸洗顔の時も、唇に石鹸をつけてごしごしとするのもよくない。
唇が乾燥する可能性がある。
女性のスキンケアの問題点は
・たくさんつけすぎ
・塗るたびに指が触れ肌に負担
・コラーゲン繊維が傷つく
肌は表皮と真皮合わせて2mmしかありません、表皮に指が何度も
触れてしまうと真皮にあるコラーゲン繊維が傷ついてしまいます。
傷つくせいでしわの原因にもなる。
また洗うときはTゾーンからはじめて、Uゾーンをさっと撫でたら
メモと口元さっとなじませてそのまますすぐ。
スキンケアはなるべくシンプルにつけるものの数は少なく
時間も短く、クレンジング開始からお手入れが終わるまで
3分で終わらせるのがいいと。
肌に対しての疑問
・肌はどのように入れ替わるのか?
肌は入れ替わっています、肌の入れ替わりをターンオーバーと
いうのですが、20代で4週間、40代で6週間と言われてます。
入れ替わるのには、表皮から角質層へ向かって
新しい肌細胞が古い肌細胞を押し出すような感じで角質層へいく
この古い肌細胞が角質層です。
そして最後は垢となって肌の外へ出ていくという仕組み。
この角質層には、古い肌細胞がなくなり角質層になるときに
セラミドという物質を放出します。
このセラミドが古い肌細胞が角質層へ上がってきて
つなぎとめる役割をしている。
セラミドは生きた表皮細胞から湧き出てくる水分を
キャッチしてくれる作用があります。
この保湿能力が、肌の潤いを保持してくれるのです。
・この状態から乾燥肌にどうしてなる?
加齢によってセラミドが生成されにくくなる、そして空気の乾燥
などが起こると、角質層はセラミドが少ないため
角質層をつなぎとめる事が出来なくなる。
つなぎとめる事が出来なくなると、そこから水分が
活きた表皮細胞からいくら湧き出てきても
肌の外へ出ていく一方です、これが乾燥肌の原因。
・乾燥肌の反対語って?
意識したことはないんですが、乾燥肌の反対語はよく
オイリー肌という認識が一般的だと思いますが、実はそうではない。
乾燥肌のというのは、水分が少ない肌のことを言います。
オイリー肌は、脂分が多い肌のことを言う。
乾燥肌の反対語は水分が多い健康な肌なんです。
女性の理想とする肌は赤ちゃんのような肌。
肌の水分量は加齢とともに減っていきます、皮脂に
関しては赤ちゃんの頃は少ないですが
20代30代になると多くなり、加齢で減っていく。
・肌の皮脂は何のためにあるの?
皮脂腺は毛穴にくっついていて、毛をつたって脂が出てくる。
何を意味しているのかというと、皮脂は毛を潤すためにあるのです。
皮脂が毛を潤しているおかげで、毛同士が絡まることがなく
またわずかな水が肌についてもはじいたりしてくれます。
人間の脂が多い部分というのは、首から上つまり顔です。
バランスが悪くなると顔に出る。
だから、顔の悩みの代表格であるニキビができる。
また皮脂が肌をカバーしていて、それで肌の水分を保持していると
信じられていたのですが、これはもう昔の話。
研究が進むにつれて角質層が、肌の水分保持を
になっているという事がわかってきました。
・セラミドの驚きの力とは?
角質層にあり、細胞同士をつなぎとめ、水と結合して
肌の潤いを保つという役割があるセラミド。
セラミドと結合した水というのは、いくら外の空気が
湿度0%になっても蒸発はしない。
つまり、セラミドがしっかりあれば空気中の
湿度に関係なく肌は乾燥しないのです。
更にセラミドと結合した水は氷点下20度でも
凍らないと言われています。
加齢になるとセラミドが減っていくのは仕方ない
面がありますが、その不足したセラミドに
追い打ちをかけるように、過剰なスキンケアをして
乾燥が進む、これが悪循環というものですね。
肌がかゆい、痛い、ピリピリするというのも
このような過剰なスキンケアが原因とされている。
自分で肌のバリアを壊しているという事ですね。
特にクレンジングの問題があって、これは
短時間で済ませる必要があります。
メイクアップも進化して、落ちにくくなっているので
クレンジングもそれに対応し
より強いものが登場してきている。
それでごしごし手で洗ってしまうと、セラミドが
根こそぎ落ちていくといわれている。
なのでクレンジングは短い時間でさっと済ます。
Tゾーン、Uゾーンを40秒位したらすすぐように。
クレンジングの段階で化粧を全て洗い落とそうと
するとこすりすぎとなるので
クレンジングでは、化粧は半分落ちてればいい
という意識で洗いましょう、それからは石鹸洗眼です。
石鹸洗顔はきちっとやっても肌は痛まないとのこと。
・冷水で洗うと肌が引き締まる?
という話があったようなんですが、皮膚の毛細血管は
体温を調節する機能があります。
一旦冷やすとその反動で毛細血管が拡張します。
皮膚の体温を戻そうとするため。
この開いたり閉じたりという調節機能を酷使すると
調節機能が壊れてしまい、最後は血管が
開きっぱなしとなって、赤ら顔になったりする
事もあるようです、顔を叩くのもいけません。
人間の体は3分の2は水です、生きた組織の65%は水。
体内から染み出て、30%はセラミドがキャッチして
肌の水分保持をしています。
外から水分を与えるために、水をつけたとしても
15分もあれば蒸発してしまいます。
なのでセラミドが重要です。
スキンケアには、セラミド配合の化粧液などを使いましょう。
・セラミドに変わる成分はあるのか?
ヒアルロン酸、コラーゲン、レシチン
等があります。
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肌に重要なセラミド配合の化粧品はあるのか?
既にたくさん販売されています、だけどまずは
自分の肌に合うのか?試したいですよね。
そんな時は、トライアルセットが助かりますね。
セラミド配合、という商品だけ集めたので
良かったら参考にしてみてください。
日焼け止めクリームも乾燥肌になる危険性がある。
クレンジングで落ちにくいので、ごしごしとこするため。
紫外線対策は、パウダーファンデーションでも十分だそう。
パウダーファンデーションの粉自体が
紫外線をはね返す力があるとのこと。
お肌の健康料理
・マグロのステーキ アボカドタルタルソース
材料
マグロ 250g
アボカド 90g
レモン くし切り1/8個
マグロに含まれる鉄分は、血行を促し
ターンオーバーを促進させる。
アボカドのビタミンEは、新陳代謝を促進し
肌荒れの予防や改善が期待される。
作り方
1 フライパンにオリーブオイルをかけ
表面を中火で30秒ずつ焼く、焼き色がついたら
まな板にのせる
2 アボカドを皮からスプーンですくい取り粗く潰す
3 その後玉ねぎのみじん切り(大さじ2)
オリーブオイル(大さじ1)を加え混ぜる
4 マグロを斜め1㎝の幅に切り先ほどの
アボカドソースをかける
5 塩コショウ、レモンの搾り汁をかけて出来上がり
・大豆、玄米のサラダ
材料です。
ほうれん草やかぶ、ミニトマトには肌の潤いを
保ち乾燥から守るビタミンAが含まれている。
大豆には鉄分が含まれています。
作り方
1 サラダほうれん草はざく切りにする
2 生ハムはちぎり、かぶは5㎜角に切る
ミニトマトのへたを取り、四つ割りに切る
3 大豆と炊きあがりの玄米に、
オリーブオイル(大さじ1)、酢(大さじ2)
塩(小さじ2/3)砂糖(小さじ1)を加え混ぜる
4 先ほど切った野菜や生ハムを入れて混ぜて出来上がり
女性は貧血気味の方が多く、血が薄いとそれだけ
肌にも栄養がいかない、セラミドが十分作られなくて
乾燥肌になる、鉄分は血の巡りをよくして
細胞の活性化を促進します。
・鉄分を多く含む食事を毎日摂る
・緑黄色野菜に含まれるビタミンAはターンオーバーを
活発にさせ、セラミドの生成を促す
食事を摂る際意識してみましょう。
以上となります。
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