2016年2月6日放送の世界一受けたい授業、今回は
花粉症の最新対策法についての特集。
講義するのは、JCHO東京新宿メディカルセンターの
石井正則先生です。
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2016年は花粉の量が多いと予想されている！
今年は花粉の量が多いという話、おまけに田舎よりも都会の方が
花粉症を患っている人が多いというんです。
理由は、花粉が価格物質とくっつくためです。
杉の木などから花粉が飛んできて、都会へ飛んでくるときに
工業地帯などを通過するときに化学物質を
引っ付けてくるため、花粉症を引き起こしやすいと考えられる。
今花粉症になっていなくても、将来花粉症に
なってしまう可能性もあるのです。
だけど悪い話ばかりではない。
去年の10月にある発表があって
東京大学医学部研究チームが、花粉症の人、約8800人を
追跡調査した結果、花粉症患者はそうでない人と比べ
がんによる死亡率が52%も低いことがわかったのです。
どうしてかというと、花粉症は体内の免疫機能の過剰な反応を
示すアレルギー反応なのです。
なのでがん細胞の増殖を防ぐ力が強いのではないかと言われている。
問題！ある家庭の花粉症対策で間違っているのは？
例題ですが、これだけの花粉症対策をしています。
・辛いものを食べる
・水道水で目を水で洗う
・冷たいおしぼりを目にのせる
・コンタクトからメガネにする
・ワセリンを鼻の入り口に塗る
・床を水拭き
この中で1つ間違った花粉症対策があります。
それはなにかというと、水道水で目を洗う。
目の細胞を傷つけてしまう事がある、洗うのであれば
市販の涙の成分の目薬で洗いましょう。
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花粉症に効果的な食べ物とは？
花粉症の引き金、Ige抗体というのがあり、これが体内にあると
花粉症の方は、めのかゆみ、くしゃみなどを引き起こします。
そのIge抗体を抑えるのがスルフォラファン。
それを含むのが、ブロッコリースプラウト。
生でよく咬んで食べるのが効果的。
だけどブロッコリースプラウトって、スーパーへ
いっても結構売り切れてるんですよね。
体に良いという事が色んなテレビでやってたりするので。
もう一つ花粉症に良い食材があって、それは
飲むヨーグルト+ミカンの皮
愛媛大学の研究チームが発表して、これを
毎日飲むと2週間で目のかゆみなどの症状が
軽くなったという研究結果があったそうです。
なぜ花粉症対策になるのかというと
ミカンの皮にはノビチレンという物質が含まれていて
炎症を抑えられるようです。
飲むヨーグルトに含まれている、βラクトグロブリンという物質も
花粉症の炎症に効果があると。
飲むヨーグルト150mlとミカンの皮、3等分にして
朝、昼、晩と飲みましょう。
1回飲むのにミカンの皮1つ使うと、かなり苦いようなので
3等分にしてミキサーにかけましょう。
1日3回飲む場合に必要な量は、ミカンの皮ミカン1個分と
飲むヨーグルトが合計450mlという事です。
花粉症の鼻づまり解消法
1 鼻うがい 生理食塩水で
風邪の予防にも効果があります。
人肌の暖かさに水を温めるとやりやすいようです。
鼻に入れて水を出す時、えーっていいながらやると
反対側の鼻から液が出てくるようです。
2 石井先生考案 オリジナル体操
1 足を肩幅に開き、腰の後ろで手を組む
2 脇をしめて（思い切りしめる）
3 息を吐きながらお辞儀をして腕を引き上げる
4 息を吐きながら首を引き上げて5秒間キープ
5 息を吸いながら体をゆっくりおこす
ポイントは、脇を思い切り締めて首をできるだけ引き上げることです。
首に病気のある方は気を付けてください。
これをやることで上半身の交感神経を刺激
することが出来ます、10回を目安に、1日3セット。
以上となります。
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