5月6日放送のためしてガッテン、しつこい手足のかゆみ特集を
まとめました、水虫ですね。
私も足の裏の皮が本当によくむける、かゆみはないんですけどね。
目次
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それ、水虫じゃないかもしれない
実は水虫だと思って病院へ来院される人の半分は水虫じゃないんですって。
では水虫以外で足の皮がむけたり、かゆかったりするのは
なんでしょうか。
女性のNさん。
最初はむずかゆいから始まったようですが、市販の薬を使い
様子を見ていましたが、治ることなく皮がむける範囲が広がり
かゆみも増し痛みも出ていたようです、歩くのが苦痛になる位に。
そして病院へ行くと、水虫ではないと宣告されその原因は・・・
続いて同じく女性のYさん、元々アトピー性皮膚炎を患ってましたが
それとは別にかゆみが・・・
最初は手や足がムズかゆいから始まり、凄くかゆくなり
常にバリバリとかいていたそうです、夜中はひどく一睡も
出来ない位にかゆくなったことも。
かゆみよりも痛みに変化していたそうです。
ですが病院へ行き、2か月たったらすっかり治ったそうです。
一体この女性2人はどういう病になっていて、何が原因だったんでしょう。
水虫の白癬菌ではない別の菌が関わっていると。
それは、異汗性湿疹(いかんせいしっしん)といいます。
菌ではなくて汗ってこと?ますます謎ですよね・・・
やってはいけない生活習慣とは?
Yさんは、あることをしないように言われたそうです。
これが問題として出されたんですが、。
1 ウォーキング
2 朝食
3 ガーデニング
4 手足の保湿
この4つのうちあることをしてはいけないんですが、普通に考えると
ウォーキングか手足の保湿かな~って思うんですが・・・
答えは、朝食なんです。
どうして!?って思うんですけれども
この写真の中の料理で、省いてほしいものがあるんです。
それは、豆。
あの画像では、豆類の食品が多かったですよね。
ある実験をしました。
納豆を砕いて600度で丸一日燃やしすと炭化した納豆ができました。
それから特殊な機械にかけて調べると
コバルトといって、ごく微量の金属の成分を検出しました。
金属を食べていたってことになるのか!?
Yさんがかゆかった理由っていうのは、豆類をたくさん食べて
消化されたらコバルトが体内で発生する、そして手足に汗が出ると
コバルトも一緒に出てきてかゆみが出るという仕組み。
正式名称は全身型金属アレルギー。
全身型金属アレルギーは、金属にかぶれる人に多く発症する。
いてますよね、金属品を身に付けているとかぶれる人、要注意です。
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水虫と異汗性湿疹を間違わないようにするためには?
水虫の薬を1週間塗って治らない場合は、皮膚科へ行くことをお勧め。
治らなくて皮膚科へ行くと、パッチテストをして金属アレルギーのことを
細かく検査をします、そして原因を特定すると。
費用は保険適用で5000円程度。
それから2週間から1か月間、金属を含む食品を制限すると良くなるのか?
更に2週間から1か月、今度は金属を含む食品を食べてもらい悪くなるかどうか?
これで因果関係を確認する。
では、どういう食べ物に金属成分って含まれているのか?
金属成分が多く含まれているものはこちら。
最初のNさんはたばこが原因でかゆみを引き起こしていたそうで
タバコを止めるとかゆみも改善したそうです。
金属アレルギーとは関係のない方は、普通に食べてもいいです。
金属アレルギーの方が注意すべき食材なので。
注意
食べ物以外に含まれる筋族でも症状が出ることがあります。
異汗性湿疹の原因がすべて金属アレルギーではありません。
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果物を食べると喉の内側がかゆくなる原因とは?
かゆみを引き起こす果物ってこれだけあるんですね。
私はこの中の物を食べてかゆくなったことないなあ・・・
Iさんは昔から果物が好き。
だけど10年前に食後にびわを食べたら、喉の奥を歯ブラシで
磨いている感じが、それから複数の果物で同様の症状が。
それからひどくなると、目がしょぼしょぼしたり、腫れたりしたそうです。
それから5年たち、さくらんぼを食べている最中に
お腹に激痛が走り救急搬送。
病院にはきちんと調べた方がいいと言われたそうですが、そのままに
しておいたら更に半年後に、今度はもやしで喉の奥を歯ブラシで磨かれた感じが。
一体個の原因って何なんでしょうね。
Iさんが食べていたものはこうなっています。
実はIさんは、びわの前にあるものが原因でこうなって
しまったとのこと、それは一体なにか・・・
それは花粉症から始まっていて、それが果物アレルギーを
引き起こしていたそうなんです。
あなたの花粉症は連鎖するかもしれない
花粉症の患者20名の方々に、プリックテストというのをしました。
液体を一滴たらして、15分ほど放置。
そしたらかゆみを訴える人が多いこと、20人中10人も!
連鎖型果物アレルギーを引き起こすのは、ハンノキ。
ハンノキは日本全国に広く分布している落葉樹、高さは15mから20mにもなります。
水辺や湿地帯などには多いとか、ハンノキの花がこれ。
1月から4月にかけてハンノキは花粉を飛ばします、黄色いのが花粉です。
先ほどの10名のかゆみを訴えた人たちは、ハンノキのアレルギーを
持っていたんです、ハンノキ以外にも
スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサなどの花粉症になっている人も。
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ではどうして、ハンノキが原因で果物アレルギーを起こすのか?
免疫細胞が花粉物質を捕まえます、こういう感じに。
ぎざぎざの所にがさっとはまっていますね。
キャッチした免疫細胞は変な物質が来た!っていう事で
かゆみ物質をだします。
このかゆみ物質が鼻や目などがかゆくし、くしゃみや
鼻水を出したりかゆみなどの症状をひきおこします。
これが驚きなんですけど、アレルギーの構造を模式化した画像を見てください。
形がサクランボとそっくりですよね?
先ほどの少し上の画像で免疫細胞が花粉の物質をキャッチしていたのが
ありましたね?あの花粉がはまった部分に、サクランボの物質が同じようにはまると。
だから!アレルギー反応を引き起こしてしまうということなんです!
この画像は、花粉とよく似た物質を持っている果物の図。
これだけあるんですね、カモガヤの花粉症にかかっている人は
スイカやジャガイモなどを食べたりすると、カモガヤと同様のアレルギー反応を
引き起こしてしまうという事なんですね。
手で隠れているところは夏です。
これは冬に食べても起こるそうです、季節関係ありません。
冬だけなかったので中村さんが聞いてました(笑)
連鎖をさせないためには?
まず肝心なことが花粉症を放置しないこと!
花粉症の症状が重くなると、連鎖型果物アレルギーになりやすくなると。
放置したままにしておくと、先ほどの免疫細胞が花粉の物質を
キャッチしている画像、あそこでは捕まえている手が一つだけ
でしたが、この手の数が増えるんですね。
そうすると、例えばハンノキと同様のアレルギー反応を起こす果物が
最初はサクランボだけだったのに、リンゴで反応したり
苺で反応したりと、色んな食材でアレルギー反応を起こしてしまうという事のようです。
詳しく検査をするには、血液検査とプリックテストをします。
先ほどプリックテストをやっていましたが、どういう検査かというと
皮膚に原因物質を染み込ませて、アレルギー反応を見る検査です。
費用は保険適用で3000円前後。
症状が重くなると、息苦しさや腹痛などを起こしてしまうので
抗アレルギー薬を常備しないといけない状況にもなる可能性もあります。
果物アレルギーですが、正式名称は口腔アレルギー症候群というそうです。
あと果物のアレルギー物質って熱に弱いので、加熱したジャムや缶詰・ジュースなどは
危険が少ないそうです。
以上となります、読んでいただきありがとうございました。
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