テレビシンポジウム、がんと共に生きる社会を築くためには?

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2017年15日放送のテレビシンポジウム、今回は
ガンと生きる、という特集です
去年の12月にがん対策基本法という法律が改正され
がん患者が安心して暮らせる社会の構築
というものを目指していく
果たしてどのような取り組みを我が国は行って
いけばいいのでしょうか。

 

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組み合わせて行う集学的治療が主に行われている

いま日本のがん治療といえば
・手術
・放射線治療
・抗がん剤治療

とあります、現在生存率は以前よりも高まって
きている、治療をうまく組み合わせることが
出来てきているのも理由の一つです。

 

69歳の男性、食道がんが発覚し術前補助化学療法
という手術の前に抗がん剤や放射線で
ガンを小さくしていく治療法です。

 

しかし、術後の後遺症や抗がん剤の副作用が強く出たようで
水は飲めない、目の奥が痛い、頭痛などです。

 

このせいもあり、パティシエをしていたこの男性は
副作用の辛さで仕事を継続することは不可能
という状態にまでなりました。

 

そこで男性の通う病院のリハビリテーション科の中に
食道がん周術期管理チーム、というものがありました
周術期というのは手術を受けた後を指します。

 

理学療法士、看護師、管理栄養士、歯科衛生士などが
主治医の指示のもと、チームを組んで患者に
リハビリをして治療以前の生活に戻ることを
目的としています。

 

支持療法というものもあり、これは後遺症や副作用を
軽減するための治療、薬物療法(西洋薬や漢方薬など)
リハビリ、栄養指導などを行って治療をしていくというもの。

 

がんを患うとこのような苦痛を伴ってしまう

 

ガンと共に生きる社会とは?

例えばがんになった、という事がわかり相談を
するというのは医療機関ではたったの1%で
相談をする機関は0%という事がわかった、これは
2015年のデータだそうです。

 

今現在は改善の兆しはあるでしょうが、やはり
ガンという事がわかってしまい、仮に自分の勤め先に
相談をしても会社をクビになってしまうのでは?
という不安もあると思います。

 

そこでガン相談支援センターというものが
国立がん研究センター東病院にはあり
そこへ相談に来た女性、悩んでいることは
子供にがんの事をどう伝えればいいのか?

 

隠し通した方が子供のためなのか?
話すべきなのか?
最適な方法を取りたいが、どれがいいのか
わからないとのこと。

 

そこでポイントとなったのが
・誰のせいでもない
・病名をきちんと伝える
・うつる病気ではない

という事です。

 

その後女性は、がんのことを子供に伝えました
意外にも子供たちは、冷静に状況を受け止めたそうです
大事な事をメモもとっていた。

 

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民間でも様々な取り組みが行われている

パネリストの中に、キャンサーペアレンツという
一般社団法人の方がいらっしゃったのですが
ここは、子供を持つがん患者のコミュニティーを
目的としたもの、その交流会が行われていた。

 

代表の西口さんは35歳の時にステージ4の胆管がんが
見つかりました、その際何かを相談する
コミュニティーというものが
インターネットなどの中になかったとのこと
その事もあり、コミュニティーサイトを立ち上げよう
というのが、キャンサーペアレンツ発足のきっかけです。

 

国と民間が上手に手を取り合い
がん患者が社会と共存していくか?
国民全体が関心を示していかないといけませんね。

 

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