2017年8月19日放送の世界一受けたい授業
今回は不可能を可能にする最先端医療について
講義者は島田順一先生です。
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最先端医療はここまで来ている!
・血の出ない魔法のメス!?
これはなんとある家電製品の原理が使われている
それは電子レンジです、電子レンジはマイクロ波を使い
暖める物体の水分子を振動させることで熱を発生させる。
この仕組みをメスの先に装着、マイクロ波を発生させながら
皮膚を切っていくため血を出さない手術が可能になった
既に今年1月から使われるようになっている
もちろん全国どこでもではありませんが・・・
・がん検診の現場で活躍する最先端医療
将来約100円でがん検診が出来るといいます
ある生き物が関わっているのですが
それはなにかというと線虫という虫。
どういう診断なのかというと、ガン特有のにおいを
線虫が嗅ぎ分けるのです、がん患者の
尿にだけ線虫は寄っていく。
更に抗がん剤と同じ効果を持つ細菌も見つかった
それはがん抑制効果のある食べ物に細菌が
含まれているのですが、それはヨーグルト。
ビフィズス菌を摂取すると、リンパ球の働きを
活性化されると、シカゴ大学が発表している。
ただしビフィズス菌を含まないヨーグルトも販売
されているので、良くパッケージを見て買いましょう。
石原さとみさんがドイツで福祉の最先端医療を取材
ドイツは世界トップクラスの福祉国家
信号が青に変わると振動で知らせてくれる小さな箱が
あったりする、握る手間はありますが
これはわかりやすいですね。
次に路面電車、障害者専用車両もあり車体も
地面から3㎝と低床となっている。
更に博物館の前は階段があったりして
車いすでは上がりにくい、それを解消するために
階段がせりあがり水平になる仕組みを採用している。
入り口だけではなく、館内にも車いす専用の
エスカレーターなどもある、ベルリンでは
2006年以降作られる飲食店などは全てにおいて
バリアフリーにするという条例を義務付けている。
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オットーボック社の作る筋電義手は凄いですね
世界最大の義手や義足などを作る会社です、筋電義手という
2011年に発売したミケランジェロ、この筋電義手は
余り日本ではなじみがないかもしれませんが、腕を失くした人が
手を握りたい、開きたいなどの筋肉のわずかな
電気信号を受け取り、自分の意思で動かす事の出来る義手の事。
更にミケランジェロは親指や手首の動きが人の手に近いので
靴ひもを結んだりすることも可能なんだそうです
筋肉の電気信号を感知するセンサーが外側の筋肉の上と
内側の筋肉の上にある。
更に最新の筋電義手であるビーバイオニックというのは
指の関節に小型のモーターを装着し、指の動きが滑らか
そして12パターンの動きができるようになっている
物を持つのも最大で45㎏もの重さまで対応できる。
ドイツでは福祉大国といわれるだけあり、筋電義手の割合
というのは義手の方の7割を占めている、それに比べて
日本はたったの1%に過ぎない・・・・
肝心の筋電義手の価格ですが、ビーバイオニックは200万円で
ミケランジェロは500万円、どちらも保険適用ではない
日本はまだこの筋電義手の取り組みは大きく遅れております。
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