2017年11月28日放送のスゴ腕の専門外来2時間SP
今回は6つの特集をしていました
1つずつ記していきます、続いては鼻炎について。
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実は恐ろしい鼻炎
・熟睡できない
・朝起きると喉が渇いている
・いびきをよくかく
一つでも当てはまると要注意
大事な部分が詰まっている可能性が・・・
大事な部分というのは鼻です
鼻炎で悩む人は2人に1人もいると言われている
若い時から悩まされていて
1度かかると治りにくい。
東京都中央区にある鼻のクリニック東京
川野健二先生の話では
鼻炎が長引くと風邪やインフルエンザに
かかりやすくなると言います。
どうしてかというと、鼻は免疫機能を司るところ
細菌やウイルスは鼻の粘膜でろ過され
体内には侵入しにくくなるが、鼻に炎症があると
おのずと口呼吸となり、感染症になる
リスクが高まってしまう。
更に慢性鼻炎の子供は
・背が伸びない
・落ち着きがない
という調査結果もあるのです
そして近年急増しているのが
『隠れ鼻づまり』
そこで鼻づまりの自覚症状がない人の鼻をチェック
すると5人中3人が隠れ鼻づまりを起こしていた
みなさん鼻づまりの意識はなかったそうです。
鼻づまりで炎症が起こるのは鼻の外側の粘膜です
鼻づまりを起こしている人の鼻の奥を
診てみると粘膜が腫れあがっていました。
最先端の鼻炎手術、後鼻神経切断術とは?
27歳の女性、小さいころから鼻炎に
悩まされていて、思い切って手術をすることに
検査をしたら、左右の鼻の穴を隔てる骨が
右に変形していました、これも空気の通りを
妨げているのです。
手術は全身麻酔で行っている
まずは左右の鼻の穴を隔てる骨を切除する
鼻の粘膜というのは無数の毛細血管があり
出血がしやすい、なので過分を水で洗浄し
患部をクリアにする事で内視鏡が見やすくなる。
曲がっている骨の部分だけを切除
骨を取り除いても粘膜が柔らかい壁として残り
再び真っ直ぐな状態になります。
次に行うのが、炎症を起こし腫れた部分の手術
鼻の炎症は治しても再発することが多い
川野先生が行っている最先端の鼻炎手術は
『後鼻神経切断術』
というもの
炎症は粘膜を腫れさせよ、という信号が
神経を伝わって起こると言います
そこで神経を切断し過剰に送られる信号を
ブロックするという手術です。
内視鏡で患部を洗浄しながら行う
そして神経を切っていきます
そして最後に腫れそのものを切除する
粘膜を温存するため腫れた部分の
組織だけを取り除きます
腫れた粘膜を全て切除するより傷が少なく
治りも早いと言われています。
全ての手術は45分で終了しました
手術後はつんとする程度の痛みが残るとのこと
1週間後には鼻の空気の通りが全然違うと
女性は話していました。
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