大阪のHORACグランフロント大阪クリニックで
お母さんの細胞から摘出したミトコンドリアを
使用して、卵子に自家移植をするという手法で
妊娠が成功し出産をした、という記事がありました。
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そもそもミトコンドリアとは?
どういう経緯で出産までに至ったのかというと
まずは、冒頭でもお伝えしたとおりお母さんの細胞から
ミトコンドリアを摘出し、それを卵子へと自家移植する
そして体外受精をし、精子をそこへ更に注入する
見事に妊娠をして出産をしたという話です。
現在までHORACグランフロント大阪クリニックでは
21人の女性がこの研究を行い、6名が妊娠し
4名が今年出産をしています、うち1人のお母さんからは
双子の赤ちゃんも産まれている。
そこで重要なポイントとなるのがミトコンドリア
これは細胞の中でエネルギーを生み出す
人が生きていく上で重要なもので近年注目されている
体の老化防止という観点からもおそらく
ミトコンドリアは関係していると言われています。
これはまだ研究段階の状態で発表されていることなので
実際のところは定かではないですが、この臨床で
卵子が若返って、妊娠がうまくいったとも考えられる。
アメリカでは既にこの手法は行われている
当然安全性の懸念などもあります
しかし日本の現状というのは・・・
2015年に臨床研究として認めているのみ
行われているのはおそらく、日本だけなら
HORACグランフロント大阪クリニックのみかと思われる
肝心のこの費用なのですが
なんと患者負担250万円となっています
もちろん保険適用外だと思われる。
不妊治療に苦しんでいる人にはたしかにこれは朗報だと
思われますが、産まれた赤ちゃんたちが今後
どのように成長していくのかというのは
まだまだ未知数であることには変わりません。
私達が知りたいのは、この赤ん坊たちがどのような
成長を辿っていくのかということ
無理かと思いますが、追跡取材とかあって
テレビなどで放送されたらありがたいと思うのですが・・・
無理でしょうね。
何らかの疾患が出てしまうとやっぱり辛い想いを
するのはご両親でありますしね。
定着していき、新たな不妊治療としての地位を
確立するというのはまだまだ先の話かもしれません
ですが不妊治療をする男性や女性は
この時間というのを待ってはくれないし
今後も増加傾向にあると思われます
今回のことは色々と考えさせられる出来事ですね。
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