先日重症低血糖で搬送される人が年間に2万件も
あるというニュースを見かけました
重症ということですから、恐らく相当な低血糖状態
だったことが予想されます、でもどうしてこうなるのか?
自分が調べたりして、気になったことを記していきます
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まず低血糖について簡単に説明
もちろん正解ではないかもしれませんが
これを読んでみて考えてみる
というのも大切なことかもしれません。
低血糖と言うのはその名の通り、血液中の糖が
不足している状態のことを言います
血液中の糖というのは常に一定量存在しています
全身をめぐりどこかしらのエネルギーとなっている。
しかし食事をすると血糖値と言うのは一時的に上昇
糖質を食べることで新たに加わりますので
糖質が入ってきたときの流れを簡単に説明すると
下記のようになっていきます。
この時に腹八分目程度に食事を済ませると
すい臓からインスリンが分泌されて、糖を回収し
高血糖状態にならないよう抑えてくれるのですが
満腹まで食事をするとそうはいかない。
インスリンも分泌されるが、その量が問題で
とても多く分泌されます、そして糖を回収していく
回収したはいいが、貯蔵する場所がいっぱいだと
これを脂肪細胞に押し込んで貯蔵をする
これが内臓脂肪や皮下脂肪になる正体。
(肉ばかり食べると太るというのはもはや幻想です
脂肪を増やし肥満を起こすのは糖質が最大の原因)
そして回収が終了するとインスリンは血液中から
撤退していく、しかし大量に分泌された場合
大量に回収していくので、本来一定量必要だった
血液中の糖も余分に持っていってしまう。
こうなってしまうと、今度は糖が足りなくなってしまう
このことを低血糖状態というのです。
これは誰でも起こり得るのかと言えば、そうではない
主になりやすい人は、糖尿病患者です
予備群もこれに近いことは起こっているでしょうが・・・
そして大食漢の人や甘いもの、ごはん、うどん
パスタやパンがとても好きな人も当てはまる。
では糖尿病患者の重症低血糖の一番の原因は
なんなのかというと、インスリン注射などが
原因と考えられているのです。
インスリン注射だけが重症低血糖の原因?
糖尿病患者の人はインスリンの分泌が悪くなっている
(インスリン抵抗性とも言うが説明は割愛)
そうすると必然的に血液中に大量の糖が
溢れている事になります。
それを下げるためにはすい臓以外から手助けを
してもらう必要がある、そこで登場するのが
インスリン注射というものです。
便利ですよね、すい臓の分泌以外からインスリンを
手に入れることが出来るのですから
しかし正しい使い方をしなかった場合は
低血糖状態を起こしてしまう。
低血糖状態になると、意識障害やけいれん
その他認知症や心臓病などのリスクも高まってしまう。
今回年間2万件もの人が重症低血糖で搬送された理由には
「インスリン注射で補充するタイミングのミス」
等と言われていたのですが、果たしてこれだけでしょうか?
インスリン注射に頼り切ってしまうと何が起こるか?
更にすい臓はインスリンを分泌させない
このように言われていることもあるのです。
例えばですが、我々の体内はうまくできていて
すい臓がインスリンを分泌し、糖を回収し
一定量の糖を血液に残す、糖尿病になると
これができなくなり、インスリン注射をする。
すると、すい臓ってどうなるでしょうか?
こうなることも考えられませんか?
「外からインスリンが入ってくるから、俺たち(すい臓)は
働かなくてもいいや、後は注射に任せたよ」
というふうになって、インスリン分泌を任せっきりにする。
そうなると余計にすい臓は仕事をしないので
インスリンが自分の体内から分泌されることが極端に減る
糖尿病になってしまうと良いことが本当に無い・・・
こうならないようにするためには、やはり普段の
食事から気をつける必要があり、糖質をいかに
食事の中から減らしていけるか?ということが
重要だと思っている。
・白いご飯から玄米に変更したり
・甘いものを食べる回数を減らしたり
・生野菜を多く摂取する
・外食ばかりしない
その他様々なことに気をつけていけば、糖尿病の
リスクを減らすことはできます。
インスリンの注射で重症低血糖になる事についての考察です
一つの参考として捉えていただいて構いません
もちろん誰も信じないでしょうが・・・
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