ガッテン、慢性痛は認知行動療法で側坐核を刺激し改善しよう!

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2018年5月9日放送のガッテン
今回は慢性痛治療革命!
慢性痛の大元は脳が
関係しているという
その脳へ働きかけて慢性痛を
無くしてく方法とはなにか
認知行動療法といいそのやり方を
最初に記します

 

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認知行動療法で側坐核を刺激するやり方

まず認知行動療法が慢性痛に対し
どうして有効的なのか?から説明。

 

認知行動療法は世界中で痛みの治療の
1つとして実践されています
どんな治療法なのか?
日本で行われているのは愛知医科大学
(もちろんほかの病院でも行われています)

 

腰の痛みが和らいだ男性は
この大学で治療をしたのです。

 

認知行動療法で一番大切なことは
会議室で行われるミーティング
そこで治療目標設定シートを記す。

 

治療によって目指したい目標を自分で
決めて書き込んでいく
ポイントは簡単には達成できない
大きな目標と、簡単に達成できる
小さな目標、2つを設定
する。

 

腰痛の男性の場合、大きな目標は
長期の旅行に行けるようになる事
そして小さな目標は遠めの本屋へ行き
旅行雑誌を見て情報収集をする

という目標を掲げました。

 

というのも腰痛の男性は、痛みが
出てからというもの旅行へ行くことが
出来なくなっていた。

 

もう一度家族と旅行がしたいという
大きな目標のため、本屋で情報収集を
するために歩いていき、本屋へ到着し
小さな目標をクリアする事で側坐核を刺激
これで段々と側坐核が活発になっていき
痛みが和らいでいった、という事なのです

 

次に歯の痛みに悩んでいた女性の場合
目標は習字が上手くなる事
小さな目標は一文字を丁寧に書くこと
この積み重ねが側坐核を刺激していく

 

この習字をしている時、女性は
痛みを感じていないことに気づいて
今後も痛みと上手に付き合っていくために
女性はこれが必要なのでは?
と話していました。

 

痛みを感じている時の脳の状態って?

慢性痛のみならず全ての痛みを
感じている時、脳の状態はどうなって
いるのかというと、脳には偏桃体という
部分があり、これが活発に働いている。

 

体のどこかに痛みがあると偏桃体に
伝えられて、偏桃体は恐怖や不安など
負の感情を引き起こす部分なので
痛いな~と感じてしまう

 

更に偏桃体には特徴があって
痛みが長続きすると偏桃体自体が
異常な興奮状態に陥って
痛みの信号が来なくなってもずっと
興奮し続けてしまう

 

本当は痛みはとっくに引いている
はずなのに、まだ痛みがあると
錯覚してしまうのです。

 

その偏桃体を鎮めてくれるのが
側坐核なのです、慢性痛がある時は
この側坐核の働きが弱く
ある日突然偏桃体が長い興奮状態に
なったという状態

 

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側坐核、元気にしたい!

奈良学園大学の柴田政彦先生の話では
側坐核を元気にする方法として
・趣味
・目標

この2つが大切だといいます。

 

しかしいきなり取り組んだことのない事を
やるというのは敷居が高い
なので得意な事や好きな事
痛みがあっても取り組みやすいものを
行っていく
と良いそうです。

 

趣味や目標の共通点は
『達成感』
出来た!という達成感があると
側坐核が活性化しやすいと言われている。

 

また、慢性痛になりやすい人は
真面目な性格の人が多いとのこと。

 

側坐核をアップさせる重要ポイントに
運動もあります、首の痛みを以前
患っていた男性はダンベルを持ち上げ
重量を徐々に上げていき達成感を
感じながら行っていくと
首の痛みは段々和らいでいったそうです。

 

次に慢性痛や側坐核の事を下記に
記していきます、慢性痛の定義などです。

 

原因がわからない痛み、それ慢性痛かも

腰痛や頭痛など人間には様々な
痛みがありますよね?
しかし原因がないのに体が痛い
という人も中にはいます。

 

このような原因不明の痛みを
『慢性痛』
といいます。

 

日本全国に2000万人以上もいると
言われております。

 

慢性痛の条件としては
・特に理由がなく体が痛む
・薬を飲んだりマッサージをしても
 痛みがぶり返す

これが3ヶ月以上続くと慢性痛
位置付けられている。

 

慢性痛が継続する事で日々の生活に
悪い影響が出てくることは
間違いありませんね、では慢性痛は
なにが原因で引き起こされるのか?
気になる所ですね、そこで
最新研究の現場ではどういう事が
わかってきているのか?

 

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慢性痛は脳の側坐核(そくざかく)が関係!

アメリカシカゴ、ノースウエスタン大学
痛みの最先端の研究施設がある
研究者の
ヴァーニャ・アプカリアン先生は
痛みの研究者の権威。

 

人が痛みを感じるメカニズムを
調べてきて、そこで分った事は
痛みとは頭の中にあるものだと話す。

 

痛みの解明は脳の解明をする事と
一緒だとも話す、脳の活動が痛みの
強さを決めているといっても
過言ではないとのこと。

 

そして痛みを解消するカギは脳にある
脳は1000億個もの神経細胞の集まりです
脳が痛みを感じる時って
どうなっているのでしょうか?

 

例えば腰痛の場合、電気信号が腰から
脊髄を通って脳にたどり着く
物凄い速さで痛みが神経伝達されていき
痛みを司るのは脳の一か所ではない
非常に広い範囲が関わっている

という事がわかっている。

 

そして脳には痛みを和らげてくれる
部分も存在している、それこそが
『側坐核(そくざかく)』
これこそが痛みを和らげる重要な場所
脳の中心近くにある。

 

側坐核は痛みが発生したら
痛みを和らげる物質を放出してくれて
痛みを和らげてくれる
という。

 

側坐核を利用する事が出来れば
私たちは多くの人の慢性痛を治す事に
つながるとアプカリアン先生は話していた。

 

これで上記の側坐核を元気にして慢性痛を
徐々に無くしていく方法につながります。

 

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