自律神経が乱れる原因は些細な事、改善にマインドフルネスがオススメ!

自律神経の特集が今年くらいから段々と多くなってきている
感じがします、私のサイトにも自律神経で検索を
かけてみると幾つか結果として出てきているので
自律神経についてまとめてみました。

 

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アクセル?ブレーキ?自律神経で用いられる言葉

自律神経はよくアクセルとブレーキに例えられるんですよ。
どうしてかの前に、まず自律神経がどういうものかというのを
簡単にお話します。

 

自律神経は自分の意志とは無関係に体の機能を整えてくれる
役割があるんです、例えばですが、汗が出てくるという
ことについて話をすると・・・・

 

あなたは今すぐ汗かいてって言われたらかけますか?
絶対に無理ですよね?(笑)

 

汗がでる仕組みって、身体が暑いと感じて熱を
体内にこもらせないように、汗をかいて体内の
温度を下げるというシステム。

 

これって意識して出来ることじゃないですよね?
これこそが、自律神経が働いた証拠。
このように自律神経というのは身体にとって
無くてはならないもの。

 

ではアクセルとブレーキの話に戻るけど
・アクセル 交感神経
・ブレーキ 副交感神経

という風に例えられます。

 

交感神経
こちらは攻撃的な神経とでもいいましょうか
交感神経が優位になるのは、色々な出来事が積もり積もって
ということではなく、些細な事でも交感神経は優位になる。
・イライラする
・初対面の人と会う
・知らない電話番号から電話がかかってくる
・商品を選ぶ際悩む

なんていう些細な事でも、交感神経は優位になってしまう。
交感神経が優位になると、更年期障害の症状が出ることも!

 

副交感神経
では副交感神経は、どういう時に優位になるのか?
・リラックスした状態
というのが代表格なのですが、この副交感神経が
常に優位になると、うつの症状が出ることもあるのです。

 

自律神経が乱れる大きな原因はストレス!

現代社会はストレスに晒されすぎています、おかげで
うつ病の患者数は、少しデータは古いのですが平成8年は
20万人のうつ病患者がいてましたが、平成23年には
70万人を突破しています、そのデータから5年が経過しているので
恐らく80万人は患者数が居るのではないかと。

 

おまけにこれはきちんと病院へ来て診断された数であって
潜在的な事を考えると、100万人は超えている
個人的には予想されます。

 

この増加率というのは、実はガンや糖尿病よりも
高いと言われているのです。

 

うつ病が爆発的に増加している原因として、ストレスがある
ストレスに晒されすぎているということを言いましたが
・上司からの叱責
・陰口
・子育ての辛さ

など、他にもありますが日々の生活にこれらは
密接に関わっているといっても過言ではないはず。

 

多少のストレスというのは、誰にだってありますし
それを上手く処理できる人できない人もいる。
では上手くストレスを処理出来ない人の
体の中でどうなっているのか?

 

ストレスはまず副腎から出てきます、多くのストレスに
晒されていない限りしばらくすると落ち着いてくるが
多くのストレスにさらされると、ストレスホルモンが
蓄積されていきます。

 

ストレスホルモンが蓄積されていくと
心拍数が増加したり、血圧が異常に高くなる
ということが起こるのです。

 

仮にこれが血管がもろくなっている人に起こってしまうと
どうなってしまうでしょうか?
命に関わる、大動脈解離や脳出血
なんていう病を発症するリスクだってある。

 

これらの蓄積されたストレスを
「キラーストレス」
という言い方を最近はされている。

 

このキラーストレスは、血管だけに影響をおよぼす
わけではなくて、ガンの急速進行にも関係するのです。

 

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ストレスを受けると脳のどこが働くのか?

ストレスを受けることで、脳の扁桃体の働きが
高まってきます、扁桃体というのは
情報処理や記憶において大切な役割を担っている部位。

 

しかしこの扁桃体から視床下部という部分に対して
交感神経の重要な活性化信号があるのです。
なので、興奮したりすることでこの活性化信号に
スイッチが入り、ドーパミンやノルアドレナリンなどの
興奮するホルモンが分泌されるのです。

 

それと同時にある部位の働きが悪くなります
それは何処かというと、海馬です。
海馬は記憶を司るのに必要な部分、ストレスを受けると
損傷までしてしまうのです。

 

ではどうやって、自律神経と付き合っていけばいいのか?

心身の安定、と言ってしまえば当たり前すぎて
身も蓋もない回答となってしまいますね。

 

まず自律神経を1:1の比率にしないといけません
つまり交感神経50の副交感神経50というもの
これが一度乱れてしまうと、数時間は元に戻らないのです
何度も起こると・・・1日中神経は乱れっぱなし。

 

だけど自律神経の数値って自分ではわからないですよね。
しかし最近では、スマホで自律神経が測定できる
アプリなんかも登場しています

 

ぜひこれは試してもらいたいですね
COCOLOLO、というアプリで簡単に測定できますよ。

 

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運動でストレスホルモンが減少する

・有酸素運動
なにも難しい運動ではなくて、ウォーキングなどの
有酸素運動を週に3回から4回、30分ほど行えばいいだけ
これだけで、自律神経の興奮を抑えることが出来る。

 

・階段の登り降り
これもオススメとさせていただきます、簡単ですからね。

 

血流が良くなってきて、交感神経が鎮まり
副交感神経が高まります、疲労をしない程度に
やっていきましょう。

 

・ため息
嘘つけ、って思うでしょうがポイントがあって
吐く息を長くした、ため息がいいんです
吐く息が短いと交感神経が上がってくるので。

 

世界的注目!マインドフルネスとは?

NHKスペシャルや、先日のサイエンスゼロでも
このマインドフルネスの特集をされていました。

 

今や世界だけではなく、日本の大企業でも
このマインドフルネスを活用しています。

 

やり方は瞑想に似た方法ですが少し違っていて
最初に体の力を抜いて背筋を伸ばして座りましょう。

 

次に目を閉じて顔の力を抜く
ここで、3分から5分という時間を使って、体全体で
呼吸をしているというイメージを持ちましょう。
今鼻から息を吸い、口から息を吐いたという感じに。

 

次は体と呼吸に意識を向けつつ、自分の周りにある
空気や部屋の広さを感じていく。
例えばそこに動物などがいてる場合、今どんな動きを
しているのかな、っていうのを感じるとか。
10分たったら、瞼の裏に注意し目を開ける。

 

ここでもっとも重要なのが
「浮かんできた雑念は考えないようにする!」
余計なことを考えると、それがストレスにつながるので。
あくまで無の状態を創りあげないといけない。

 

海外での研究では、マインドフルネスをすることで
体の不調が35%軽減、心の不調が40%軽減
という結果が出たそうです、かなり軽減されて
いるのではないでしょうか。

 

日本式でこのような事をしているものはないか?
実はあるんです
・禅
・お茶
・お花
・武道

なんかが、そのことに集中をすることなので
マインドフルネスに近いものと考えられるかもしれない。

 

以上で自律神経やストレスについての改善法の
解説は終わらせてもらいます、またなにか
新しい研究結果や、気づいたことがあればここで
追記させていただくことにする。

 

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