2016年1月7日放送のスゴ腕の専門外来、6つの病の
最先端治療を紹介、一つ一つ詳しく記せればと思います。
続いては腰痛。
私のサイトに、昨年NHKスペシャルで腰痛の特集を記事にしていたので
こちらのほうがわかりやすいかもしれません。
NHKスペシャル、腰痛治療
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現代人の悩み第1位が腰痛!
私のサイトでも何度も紹介していますが、腰痛を患っている
85%の方は原因不明なんです。
でも原因は腰にない、という事を理解しよう!というのは
福島県立医科大学病院の大谷晃司先生。
福島県立医科大学病院の治療法に注目を集め
全国から患者さんが集まってくるそうです。
50代男性の診療と治療の風景を見せてもらうことに。
5年前に腰に強い痛みが走り、時には歩くことも
出来なくなるくらいひどい状態だそうです。
腰椎分離すべり症という病を患っています。
その状態で福島県立医科大学病院に訪れました。
ではどうやって治療していくんでしょうか?
入院1週間はこの男性の腰の状態を調べるために検査。
その後担当医師による問診をします。
その後、骨、神経、筋肉などに異常がないか検査。
歩きながらの問診というのもやります、その歩いている
時に症状が出るかもしれないので。
8日目に検査結果が報告されました、ですが
腰には大きな原因はなさそうという診断結果に・・・
腰椎分離すべり症は関係してないのか?
50台男性は以前、腰椎分離すべり症の治療のため
ブロック注射というのもやっていましたが、それも効果は
なかったようです。
そこでまず治療を始める前に、BS-POPという問診票を
手渡され記入していきます。
問診は腰痛に全く関係ない項目ばかりです。
そこで導かれた腰痛の原因は頭にあるのでは?
と大谷先生は推測。
僅かな腰の痛みを脳が強い痛みと感じていると。
様々な生活要因でストレスがかかり
それが痛みをひどくしているのではないか?と
言われています。
DLPFCの委縮が関わっているかもと。
これは前頭前野にあり、痛みをコントロールする役割があり
ネガティブな感情やストレスがかかると、機能が低下
してしまう事があるとのこと。
なので、仮に腰に痛みがなくても不安な気持ちに
なったりした時に、腰痛が引き起こされたりする
とのことです。
治療法としては、認知行動療法という事をやっていきます。
認知療法は腰に問題がないことを改めて伝えます。
更に別の日にも、腰に問題がないことを改めて伝えます。
腰痛の原因は腰にはない、という事をわかってもらうためいいます。
行動療法は、理学療法士の指導の元、腰を少しずつ
動かしていきます、自分の腰は大丈夫、という意識を持ち
腰を動かしていきます。
行動療法を始めて3日目には、バランスボールにのっていて
少しずつ動かしていき、動きもスムーズになっていきました。
その後はエアロバイクに乗ってこいでみたりして
入院20日後には、軽快にエアロバイクをこいでいる
男性の姿がありました。
入院最終日には、男性の腰痛に変化が出てきました。
痛みを10と表現すると、5に下がってきたという
手ごたえをつかんだようです。
意識を変えるだけでこれだけ変わるとは・・・
以上となります。
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