2016年1月7日放送のスゴ腕の専門外来、6つの病の
最先端治療を紹介、一つ一つ詳しく記せればと思います。
最初は肩こりから。
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肩こりの治療が劇的に変わる、トリガーポイント療法とは?
1190万人が肩こりに悩んでいると言われています。
東京慈恵会医科大学付属病院の麻酔科、ペインクリニックで
働いている北原雅樹先生が、肩こり専門の先生。
アメリカで最先端の治療を学んで日本に帰国。
診療の際問診票がとても多い、8ページも書くそうです。
診察もとても丁寧にやられています、時間をかけて。
北原先生は必ず聞くことがあって
なにが一番つらいか?という事は聞きます。
診察に来られた1人目の女性は、電話をしているときが一番
肩がつらいそうで、20代から肩こりが始まったそうです。
整体へ行ってもただの肩こりだと言われたとのこと。
改めて北原先生の所で調べると、左肩が上がっている
一番痛いポイントを女性に教えてもらいましたが
北原先生が触ったのは、一番痛いポイントではなく首の後ろの部分でした。
首と肩の筋肉って繋がっていますからね、首の付け根の
筋肉が痛みを伝え、これが肩こりを引き起こしている
その首の付け根の筋肉の痛みがトリガーポイント
肩こりの大本です。
トリガーポイントの治療に使うのが鍼、指ではこった部分に
届かないので鍼を使う、鍼はとても細いので
時に筋肉の動きで引っ張られてしまい
曲がってしまう事もあります。
鍼を刺すと鈍痛があります。
このトリガーポイント療法は欧米では一般的となっています。
先ほどの女性も首の付け根の筋肉に鍼を刺すと
痛みは走りますが、肩のピリピリとした痛みは取れたそうです。
トリガーポイント療法をしてその日に肩こりが楽になり
大丈夫な場合もありますが、またぶり返すことも。
なので、首を伸ばすストレッチ運動もやりましょう。
後日女性を訪ねると、今の所肩こりはぶり返してないようです。
左肩も少し下がりました。
北原先生に言われたとおり、毎日時間があるときは
首のストレッチ運動をやっているようです。
肩こりなのにお腹が痛いってどういうこと?
新たに診察に来た2人目の女性、慢性的な肩こりで悩んでいます。
触診をすると北原先生は、肩こりの痛みがとんでもない
所にあるといいます、それはどこかというとお腹!
他にも背中の広範囲にもトリガーポイントがあります。
この女性の肩こりや腰痛は、酒やたばこを飲んだり吸ったりしているので
内臓がダメージを受けたために、背中に広範囲のトリガーポイントが発生し
それが肩こりとなったり、腰痛となったりするとのこと。
お腹が痛いのは背中の広範囲のトリガーポイントが
脇腹へと波及し、それがお腹の筋肉に激痛を走らせる。
まさか肩こりがお腹の痛みとなって出てくるとは・・・
不思議ですね人の体は。
背中の広範囲に鍼をさして、治療を終えると
体が楽になったそうです。
ただ、生活を改善しないといけないと、また元に戻るので
姿勢や飲酒喫煙などの改善を心がけるようにとのことです。
以上となります、読んでいただきありがとうございました。
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