ガッテン、骨ホルモン(オステオカルシン)はかかと落としで分泌させよう!
2017年2月15日放送のガッテン、今回の特集は
骨ホルモンについて、脳を活性化させ血糖値もダウン
身体を元気にするこの骨ホルモンの正体は?
目次
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骨のもう一つの役割とは?
骨は我々が立って歩いたりすることを支えるために
あります、骨格がないと立つことすらできませんからね
しかし骨にはもう一つの役割があるというのです。
骨にはある臓器とつながりがあるという・・・
その臓器というのは・・・その前に症例の話。
ある症例を紹介
64歳の男性、3年前にある異変が起きた
人間ドックをきっかけに精密検査を受けたら
背骨に骨折がみられました、なんと
骨粗しょう症だったのです。
男性はとても驚きました、運動もよくしていたので
まさかと・・・
そこで治療は投薬治療をしました、その後骨は
強くなったのですが、その後予想外の事が起こった
男性は血糖値が高かったのです。
ところが、骨粗しょう症の治療を始めると一変し
血糖値が下がっていた!
そして臓器の答えですが、すい臓
膵臓と骨に密接な関係があったのです。
本当の骨って、実は血管が生えているのです
鶏の手羽先を食べると骨が出てきますが、あれを
ついついイメージをしてしまいがちですが
実は骨には血管も生えているのです。
ある施設でツキノワグマの上腕骨を見せてもらうと
ほねは白くなくて赤みががっているのです
そして骨を半分に切ると、中には骨髄が含まれていて
端の方には細胞がびっしりと詰まっている
人間も同様の状態だそうです。
骨に秘められたスーパーホルモンとは?
画期的な発見が2007年にあった、コロンビア大学の
ジェラルド博士が、骨が不思議なパワーを持つことを
世界で初めて見つけたのです。
当初は骨の中にあるタンパク質
オステオカルシン
という物質についての研究をしていました
ある日糖尿病のマウスにオステオカルシンを投与すると
膵臓の働きを活発にしインスリンの働きも活性化
更に筋肉に働きかけ、糖を取り込みやすくしたことが判明
骨にあるタンパク質が全身をめぐり、驚異の効果を発揮していた!
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オステオカルシンの力は?
オステオカルシンは臓器の働きを活性化させる
すい臓だけではなく、他にも
・脳 記憶や認知機能がアップする
・肝臓 肝機能を向上させることが考えられる
・心臓 動脈硬化を防ぐと考えられる
・腸 小腸で働き糖などの栄養吸収を促進
・精巣 男性ホルモンを増やし生殖能力を
高めると考えられる
・皮膚 骨芽細胞が作るコラーゲンは皮膚組織と同じ種類
しわの数と相関が高いというデータがある
・腎臓 骨が作るFGF23というホルモンが腎機能を向上
骨ホルモン(オステオカルシン)を分泌させる方法
まずどんな人がオステオカルシンが少ないのか?
40代から70代の健康な人80名を血液検査
80人のオステオカルシンの平均は4.3となっていて
その数値に満たないのが6名いらした、しかも
骨密度は全員正常値、しかし血糖値が全員高かった。
骨密度とオステオカルシンの数値は必ずしも
関係はしない、骨密度が高いと関係あるかな?って
思いますよね。
実は今、オステオカルシンをサプリメントに
出来ないかと研究中なのです、そこでたどり着いたのが
豚骨からオステオカルシンを抽出することが
成功したというのです。
豚骨から作られたオステオカルシンは現在研究段階
市場に出回るのはまだまだ先の話ですね。
さて、骨ホルモン(オステオカルシン)を
増やす裏技ですが、骨細胞を調べていくと長い
突起を伸ばして互いに繋がり合っている
ですから、1つの細胞に頑張れというと
みんなで頑張ってくれるのです。
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骨のある部分を刺激?かかと落とし?
ある刺激を1日30回を1週間行っただけで
オステオカルシンの値は、6名中5名アップし
更に血糖値も下がっていた、これは全員です。
それはかかと落とし、という方法
かかとを上げて落とす、しっかりと落とす
そうすると振動が頭までジーンと刺激が
加わりますよね?これが骨にも刺激を与えて
オステオカルシンの分泌に役立つんだとか。
かかと落としのやり方
ゆっくりと大きく伸び上り、一気にかかとを落とす
1日合計30回以上やりましょう
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