ガッテン、血栓を自力で溶かすにはt-PAを軽い運動で増やす!

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2016年5月11日放送のガッテン、今回は
脳梗塞や心筋梗塞の原因、血栓について。
血栓を溶かしてしまうためには血流の力を
向上させる必要があります、どうやって?

 

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血栓は誰にでもあるもの?出来てしまう本当の原因は?

年間10万人が、脳梗塞と心筋梗塞で命を
落としています、
浜松医科大学、浦野哲盟先生。
なんと、血栓は日常いつでも体の中で作られている。
という話をしたのです。

 

脂っこい食事をしたりしょっぱい食事をしたら
血栓って出来るイメージがありますが
どうもそうではないようです。

 

ある人体実験をします
29歳の男性に協力してもらいました。

 

男性がロケをしている間に、ライオンを
控室に連れてくる。
そして控室に戻りライオンを見つけると
当然驚きますよね。
この時に血栓ができているとのこと。

 

後日同じ男性にもう一回実験をしてもらいます。
この実験が終わったら、すぐに血液検査をする。
行先は10年前に閉院した病院です。
そこで、奥の部屋にある人形を取ってくる。

 

人形をとり終わった直後、血液検査をします。
血液は本当に固まっているのでしょうか?
すると本当に血栓を作っているのです。
3割も固まりやすくなっていた

 

どうして血栓はできてしまうのか?

その前に毒蛇の研究所へ行き、
やまかがしという蛇の毒を血液に混ぜました
すると1分も経たないうちに固まりました。

 

その毒は、まむしの4倍、ハブの8倍と言われている。
どうして固まったんでしょうか?
固まった血液を調べると、フィブリンという
物質が赤血球や血小板を捕まえ固まる。

 

もう少し詳しくいうと、フィブリンはもともと
血液中にいます、見張り役のようなもの。
例えば切り傷をしてしまうと、そこへフィブリンが
集まってきて血を止めようとしてくれる
かさぶたのような役割
ですね。

 

だけど、ケガした時だけ出てきてくれるならいいが
どうして驚いたりした時にも、フィブリンが
出てくるのか?

 

それは恐怖やストレスなどの刺激で、フィブリンが
血液内で暴走をし、血を止めるかさぶたを
まき散らしてしまうのです。
それで、驚いたら血液が固まりやすくなる
と。

 

アメリカではなんと、クリスマス時期に
血栓で病院に運ばれてくる人が多いようです。

 

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自分の力で血栓を溶かす秘策とは!?

塩が固まったようなものを、スタジオに登場。
医療現場でも使われているようですが、一体何?

 

脳梗塞の治療に革命をもたらしたものだそうです。
名前はt-PAというお薬です。
血栓を溶かしてしまう薬、ですが
脳梗塞を発症し4時間半以内でしか使う事が出来ない。

 

しかし、これが画期的な方法ではなく
自力で血栓を溶かすには、どうしたらいいのか?
という事がテーマです。

 

このt-PAって、実は我々の体内にあるのです。
血管内皮細胞という所で作られている。
これは驚きです、まさか体内にあるなんて。

 

体の中にあるt-PAを運動で増やしていく!

ではどんな運動が効果的なのか?
普段運動をしていない人たちに協力してもらい実験。
1日30分ほど、ウォーキング程度の運動を
してもらいます、3週間行ってもらいました。

 

3週間後の結果をみると、皆さま全員血栓を溶かす
力がアップしていました。
運動を継続すると、血栓を溶かすパワーも継続します。

 

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激しい運動でも効果はあるのか?

ウォーキングよりももっと激しい運動をすると
効果はあるのでしょうか?
先ほどの踊りかせる実験をした
男性に15分間休みなく激しい運動をしました。

 

心拍数は200を超え15分間の
激しい運動が終了、そしてそのあとすぐに
血液検査をして調べたら、なんと
『21倍』
になりました!

 

体には大きなストレスがかかっていますが
これだけ血栓を溶かす力がアップしたので
血液が固まることはありません。

 

しかし、この21倍にあがったというのは一時的です。
なのでウォーキングなどの運動の方が良い。

 

なので、1日30分の軽い運動を心がけましょう。
息が上がらない程度で十分です。
血流が増えるとt-PAが元気に働けるようになる。
普段運動をしていない人ほど効果は大!

 

また、体重を1㎏減らすだけで血栓を溶かす力は2割アップします。
午前中に歩くとより良いとのこと。
起床後水分を摂り、1時間経過してから運動をするといい。
以上となります。

 

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