脂肪肝にルビコンが関係?オートファジーを抑える厄介者だった!

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脂肪肝のメカニズムが解明されようとしている。
大阪大の吉森保教授らの研究グループが、肝臓に脂肪肝が
たまるのはどうしてなのか?というのを
解明できたというのです。

 

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脂肪肝を簡単に説明

まず脂肪肝についてですが、肝臓に中性脂肪がたまる
生活習慣病で、原因はアルコールや栄養のとりすぎと
言われております。
現在も増加傾向にある生活習慣病。

 

改善方法というのは生活習慣を改めることしか
ないと言われてきました、どういうことが生活習慣の
改善かというと
・アルコール摂取を控える
・欧米食の改善

などが真っ先に挙げられます、個人的には
1日3食というのも、栄養過多のような気もしますが・・・

 

脂肪肝が起こるメカニズムとは?

今回のことがわかるまでは、脂肪肝の肝臓では
脂肪などの細胞内の不溶物を分解する
オートファジーの働きが弱まっているということが
わかっていたそうです。

 

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オートファジー?

オートファジーというのは、簡単にいいますと
細胞内の必要のないたんぱく質を分解してくれる
自食作用のことをいいます。

 

しかしそれだけではなく、我々人間が飢餓状態
つまりお腹が空いている状態の時には、細胞内のごく一部を
分解し栄養として生命維持に努めてくれたり
免疫力にも関係していると言われています。

 

脂肪肝には、オートファジーを抑えるたんぱく質があり
「ルビコン」
という名前のたんぱく質、このルビコンに研究チームは注目。

 

するとマウスの実験ではあるが、脂肪分の多い食事を
与えた所肝臓でルビコンが増えたそうです。

 

繰り返しではあるが、ルビコンが増えるとどうなるかを
少し簡単に解説。

 

脂肪分の多い食事をすることで、肝細胞にルビコンを増やしてしまう
本来肝臓は、幹細胞の力を借りて
周りに脂肪がたまると脂肪分解をする機能を
持っているのですが、脂肪肝となってしまうと
幹細胞の力が弱まってしまって脂肪分解を
上手くできなくなってしまうのです。

 

そうすることで肝臓の周りに脂肪が溜まりだして
それを長期間溜まり続けると脂肪肝となってしまう。

 

このルビコンというたんぱく質がポイントとなっていて
ルビコンの働きを抑えることができれば
脂肪肝の治療を進めることが可能になる
と研究チームは話されています。

 

ルビコンを抑える食べ物というのは、恐らくないかと思います
というのもたんぱく質というのは人体には
なくてはならないもの、生きていると存在し続けるはず。

 

だから、高脂肪食を控えたりし食べる方から
抑えていくことが重要なのではないかと思います。

 

脂肪肝と言うのは放っておくと、肝硬変や肝臓がんに
なってしまうリスクがある病です。
未だ研究段階ではありますが、今後の研究も
楽しみとなりました、それにしても医学の進歩は凄い。

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