家庭の医学、肩こりの新原因は脳の誤作動、ハンガー反射で解消!?

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7月28日放送のたけしの家庭の医学、本日は2時間スペシャルです。
肩こり、ひざ痛の特集という事なので
2つに分けて記事にします、続いては肩こりについての新事実。

 

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肩こりの新原因とは?

川崎市立多摩病院に名医がいます、堀内正浩先生です。
なんと肩こりの新原因は脳の誤作動の可能性がある!?
どういう事なんでしょうか?

 

長年肩こりに悩まされている方、40代から60代の方々12名に
集まってもらい脳の検査をしてもらいました。
皆さま色んな症状、そして辛い肩こりに悩まされています。

 

脳の検査と言っても、器械を使って検査するわけではなくて
青いラインのひいた所に立つだけ、こういう感じの青いライン。
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全員検査した結果、12名中10名の方が脳の誤作動で
肩こりが起こっている
とのことです、ほとんどです。
検査をした人も、一体何がどうなっているのかわからない状況。

 

何を見ていたのかというと、首が曲がっているか
肩が下がっているか、というような検査をしていました。
要は体の傾きを見ていたんです。

 

この体の傾きは、本人も意識は全然なくて、立っているときも
まっすぐだと思って立っていたようです。
今度は傾いている部分を矯正して立っていると
とてもじゃないですが、この状態でずっといることは出来ない
という感じの姿勢だそうです、違和感があると。

 

ドーパミンを常に分泌することが肩こりの原因

ドーパミンの重要な働きは、筋肉を動かす指令を出す。
腕を上げるという事をすると、ドーパミンを分泌し
筋肉に指令がいき、腕を上げると。

 

脳の誤作動というのは、ドーパミンが常に分泌していて
肩が緊張状態をずっと続けていて、それでこりにつながると。
どうしてこうなるのかというと、日常生活の悪い癖が
脳の誤作動を誘発し、身体を傾け、肩こりとなるそうです。

 

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悪い癖というのは、どういう事を言うのでしょうか?

先ほど検査した方の1人、42歳の女性に協力してもらう事に。
堀内先生は、この42歳女性の2つの悪い癖を見つけました。

 

1つ目は夫との会話、
何気なく話していただけにしか見えなかったんですが・・・
2つ目は買い物
娘さんと買い物へ行ってたんですが、どこだったんでしょうか。
詳しく解説。

 

1つ目の夫との会話というのは、ずっと右を向いて話を
しているという所、この姿勢を2時間も続けながら
話していたそうです。

 

どこが悪いのかというと、右肩の筋肉を収縮させている状態で
ドーパミンを分泌していることになっていますが
短い時間なら問題ないんですが、これを2時間そして結婚してから
ずっと続けているので、これが脳は当たり前と解釈し
誤作動が起こっていて、ドーパミンが分泌し続けている
という事になり、首や肩の周りの筋肉がずっと
緊張している状態になっているようです。

 

2つ目の買い物、ここでの悪い癖はバッグを右肩にかける事。
買い物中ずっと右肩にかけたまま、買い物を済ませても
ずっと右肩にかけたまま、買い物袋も右手で持っています。

 

これも同様に右肩の筋肉が緊張状態で、ドーパミンが分泌され
強まっています、これによって左肩の筋肉も
緊張状態になってしまい、しつこい肩こりを招いたと。

 

その後、42歳女性に筋電計を取り付けて、窓ふきをしてもらいました。
普通の人が行うと、右肩の筋肉は激しく緊張しますが左肩は
なんともありませんでしたが、42歳女性は右肩左肩とどちらの
筋肉も緊張状態になっているんです、これこそ脳の誤作動の動かぬ証拠です。

 

だけどこれを治すのはとても難しいことだと思います
何せ自覚もないわけですからね・・・

 

脳の誤作動による肩こりの解消法とは?

1つ目はハンガーを頭にかぶる?
どういう事かというと、このようにやってみましょう。
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これはハンガー反射といって、こめかみに刺激を与えると胸鎖乳突筋が反応し、緩みます。

 

左側のこめかみにハンガーを合わせると、左側の胸鎖乳突筋が緩み
自然と左を向くようになり、右側の筋肉を伸ばせるので
少しずつ脳の誤作動も治まり、肩こりも治まると。

 

左肩がつらい場合だと、右側のこめかみにハンガーを合わせたら
右側の胸鎖乳突筋が緩んで、右側をむきやすくなります。
そうすることで左肩の筋肉を伸ばせます。
1回につき10分ほど、朝と夜に1回ずつ行うと効果的だそうです。

 

2つ目の前に、先ほどの42歳女性にまた協力してもらう事に。
そういえばこの女性の肩こりの原因の一つとして
右側をむくというのがありましたが、ご主人も左を向くので
同じように肩が凝っているのではないかと疑いまして
検査をするとやはり肩こりでした、夫婦そろってですね。

 

なんとこのご夫婦、プロのミュージシャンなんですね。
ライブハウスや結婚式の場で演奏をしていて、年間70回は
演奏しているそうです、ですがご夫婦ともども
肩こりがたまらなくつらいそうです。

 

42歳女性の方はひどくなったせいで、演奏活動を少なくして
いったそうです、なので今はご主人が一人で頑張っている状況です。
42歳女性はまた同じように演奏したいと願っていますが・・・

 

まずはハンガーを頭にかぶることから始めました。
2週間続けてみることに、最初にしたことは
夫婦の座る場所を変えてみました、ご主人が右、女性が左側。
違和感はありますよね、お互いむきやすい場所をむいてしまいます。

 

そしてハンガー反射を10分間やりました、その後お昼になって
ご主人は昼寝を始めました、この昼寝が2つ目のポイントです。
これを15分行います。
ドーパミンの分泌を減少させ、僧帽筋を休ませるために。

 

それから2回目のハンガー反射をします。
2日目には少しではありますが肩の痛みが軽減され、その後もきちんと続け
2週間がたちました、その翌日はコンサートの日でした。

 

演奏をして終わった後とても楽に演奏が出来たそうです。
効果はあった感じですね。

 

脳の誤作動はどうなったのでしょうか?
青いラインの前に立つ検査では、左肩が下がっていたのが
まっすぐになっていました、窓ふき検査でも
使っていない左肩の緊張はほとんどありませんでした。

 

ご主人も同様によくなっていました。
良くなったというのを実感できているそうです。
以上となります、読んでいただきありがとうございました。

 

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