後縦靭帯骨化症はKメソッドで治療

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いきなりですが・・・・
首がボロボロの状態になると
突然寝たきりになる事もあります

 

肩が凝ったり、手がしびれたり
足がしびれたりという症状が出てくるが
大した症状ではないために
病院へはなかなか足が向かないですよね。

 

しかし・・・放っておくと
寝たきりになるリスクだってあるのです。

 

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首の病気が現在急増している

京都木原病院の木原俊壱先生は
頸椎の病気、ヘルニアなどですね
それがここ20年の間に激増していて
腰のヘルニアよりも多いと
言われているのです。

 

若い人に増えてきている
その原因としてスマホがあげられる
俗にいう、スマホ首というもの。

 

頭というのは立った姿勢だと5㎏の負荷が
首にかかりますが、15度前に傾けると10㎏
30度傾けると15㎏と負荷が大きくなる。

 

その首の骨の中に通っている神経が頚髄
ここが傷ついてしまうと寝たきりになる
肩がこる、手がしびれる
このような何気ない症状が
検査をすると実は、重症になっている
ということもあるのです。

 

また、医師にもリスクがあるのです
もし手術中に神経を傷つけてしまうと
即寝たきりが確定するためです
首の手術というのは気が進まない
という医師はいるでしょうね。

 

しかし木原先生は、そんなリスクを背負い
今までに7千例以上の手術を行ってきた

 

番組では70代の男性の首の手術を
することとなった、首には
頸椎の後縦靭帯骨化症がみつかった。

 

頸椎と椎間板を縦につないでいる後縦靭帯
これが骨のように硬く厚くなるのが
後縦靭帯骨化症です。

 

男性は複数個所でこれが起こっていた
状態はかなりひどいという
木原先生がそこで行う手術は
『Kメソッド』

 

Kメソッドについて

従来の手術では首の後ろの筋肉辺りの
髪を切り、15~20㎝ほど切る必要が
あったのですが、Kメソッドはわずか3㎝
出血も少なく、傷口も少ない。

 

また、筋肉や皮膚の切る部分が多いと
切ったことによる後遺症に
悩む事があるという。

 

この切る部分が少ない事で
回復が早く機能も保たれるとのこと。

 

手術はどのようにしていくのか?
まず3㎝切開したら、筋肉をきらずに
骨とくっついているのをはがしていく
そして椎弓を開くため片側の骨を削る。

 

そして椎弓を開いたら
頚髄の圧迫が解放される
次に人工骨のKスペーサーというものを
4つ椎弓にはめ込んで縫合したら終了
時間は3時間かかりました
保険適用だそうです。

 

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首の神経の圧迫が疑われる症状

・うがいなどで上をむけない
・背中に痛みがある
・シャツのボタンを留めづらい
・お札を数えるのに手間取る
・靴ひもを結びにくくなった
・何もないのにつまづくことがある

当てはまる数が多い場合は
一度検査を受けてみては?

 

参考番組
2018年11月28日放送
スゴ腕の専門外来より

 

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