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NHKスペシャル、脂肪と筋肉の特集、IL-6がメタボを撃退!?レプチンやミオスタチンの働きは?

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2017年11月5日放送のNHKスペシャル、人体
神秘のネットワーク、今回は第2集
テーマは脂肪と筋肉が命を守る。

 

 

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脂肪と筋肉もメッセージ物質を出している

脂肪は体の隅々にまでついている
腰の周りには皮下脂肪、骨の中に骨髄脂肪
ただの脂身に思えますが、全身に
情報を伝える特別な物質を出している。

 

脳に働きかけ欲望を操ったり
免疫細胞をも操ったりしています。

 

もう一つの主役、筋肉もまた情報を
伝える物質を出してがんの発生を抑えたり
記憶力をアップさせたりする。

 

脂肪と筋肉ってどれだけの量となっているのか?
橋本マナミさんはこの番組のため、全身のMRI検査を
行い脂肪と筋肉がどれだけあるのかを測定しました。

 

体重は56㎏だったのですが
筋肉は21㎏で、脂肪が18㎏となっている。

 

筋肉と脂肪だけで体の7割を占めている
『人体最大の臓器』
といっても過言ではないですね。

 

脂肪が脳に指令を出す?

どういうことでしょうか?
アメリカ・コネチカット州に住む1歳半の男の子
生まれつき体に全く脂肪がない
脂肪萎縮症という難病を患っています。

 

普段は健常体と変わらないのですが
食事時になると症状が現れる、貪るように
食事をたべていく、食欲が凄い
のです。

 

大人が食べる量よりも多く摂取している
これは体に脂肪がない事が原因とされている。

 

私たちの皮下脂肪や内臓脂肪は
ただ脂の塊がこびりついているだけではない
顕微鏡でこの脂肪をみると丸い玉のようなものがある
これが脂肪細胞なのです、もちろん生きている。

 

脂肪細胞には、核があり内部には油滴という
アブラをためる袋があります
ここに食事で摂った糖分や脂をエネルギー源として
蓄えているのです。

 

脂を溜めこんだ脂肪細胞が無数に寄り集まる
これが皮下脂肪や内臓脂肪の正体です。

 

先程の1歳半の男の子は
脂肪細胞を持っていない
食事で摂取した糖分や脂などは
蓄えられる事無く常に血液中を漂っている。

 

欲しがるままに食べるとどうなるのか?
血糖値は健康な人の基準を上回り
血液中の脂に関しては基準値の20倍以上
に。

 

脂肪萎縮症の人は、食事を止める手立てが
無かった時、糖尿病を患い
その結果30年ほどで寿命が終わってしまう。

 

なぜ脂肪細胞がないといくら食べても満足しない?

不思議ですよね?あまり良いイメージが
無い脂肪がどうして?

 

ロックフェラー大学の
ジェフリーフリードマン先生は
脂肪細胞が食欲を抑制する物質を発見し
世界を驚かせた、その物質名は
『レプチン』

 

レプチンの劇的な作用を示す実験があって
健康な人が食べ物をみると、脳内で食欲を
司る場所があり、それが反応、そして食事を
するとその活動は抑えられる。

 

しかし脂肪萎縮症の人の場合は、食後も
この脳内の食欲を司る場所の活動が
抑えられない
のです、ところが
レプチンを投与すると鎮まったのです。

 

レプチンが脳に到達するまでの仕組み

脂肪細胞の大きさは僅か0.1㎜、それが無数に
集まっているのが脂肪細胞
そばには血管もあります。

 

食事をしました、そしたら分解されて栄養が
取り出されて血管内の血流にのって
脂肪細胞の所でしみ出していく。

 

それが脂肪細胞の大きな袋の中に
溜めこまれていきます。

 

脂肪細胞内ではとても小さな粒の中に
レプチンがあります、脳に伝える
メッセージというのは
『エネルギーは十分足りている』
そして脂肪細胞内から押し出されるように
飛び出していく。

 

それが血管に入り込んで血流に乗り
脳まで到達します
脳にある視床下部という部分にたどり着く
無数の神経細胞が張り巡らされている。

 

レプチンは血管からしみ出して脳に入っていく
脳神経細胞の表面はレプチンだけを受け取る
部分があり
、それを受け取ったことで
脳はもう食べなくていいと判断し
食欲は抑制されるのです。

 

脂肪細胞には食欲を抑える物質以外にも
600種類ものメッセージ物質が含まれている

 

・血管を作るメッセージ物質
・免疫細胞に敵が来たことを
 知らせるメッセージ物質

これでもまだ一部、今後まだまだ
わかってくることでしょう。

 

筋肉にも驚くべき報告があった!

筋肉には一体どんな能力が秘められているのか?
人の筋肉は全部で400種類、凄いありますね。

 

最新の研究で、筋肉の細胞もまた
様々なメッセージ物質を発している
事がわかってきた。

 

発見のきっかけとなったのが、筋肉が
異常についている牛、普通の牛の
2倍筋肉がついている。

 

どうしてこうなっているのかというと
筋肉を制御するある物質が働いていないため
その物質の名は
『ミオスタチン』

 

筋肉の細胞から初めて発見された
メッセージ物質です、ミオスタチンは
筋肉の細胞から周囲に向けて発信され
『成長するな!』
というメッセージを伝えます。

 

なぜかというと、ジョンズホプキンス大学の
セイジン・リー先生の話によると
筋肉がありすぎると、排水溝から
水が抜けていくように
どんどんエネルギーを浪費していく

 

だから筋肉はミオスタチンを使って
エネルギーの浪費を抑えているのです。

 

これをきっかけに筋肉が出す
メッセージ物質に関する発見が
相次いでいる。

 

去年1年間だけで論文は100本以上
・筋肉が出す物質ががん増殖を抑える
・うつ症状を改善する効果がある

という報告もされている。

 

アメリカの国立老化研究所などの
チームが発表した
筋肉の働きで記憶力が高まる可能性がある
という研究成果。

 

運動をした時に筋肉の細胞から出ると
考えられるのが
『カテプシンB』
という物質、4ヶ月間体内の
カテプシンBの量を測定し、その変化が
記憶力テストの成績とどう関係するか
調べました。

 

研究結果は興味深いもので
ばらつきはあったが、運動などで
体内のカテプシンBが増えた人ほど
記憶力テスの成績が向上した

というのです。

 

カテプシンBが記憶を司る海馬の神経細胞を
増やす働きをした可能性があると考えている
しかし、反対する人もいるとのこと

 

筋肉と脂肪のメッセージ物質に異常が起こっている?

今若者を中心に、筋肉と脂肪の
メッセージ物質に異常が起こっている
どういうことかというと、肥満というのは
人間だけしか経験していない

このように言われている。

 

確かに大きさに変化はあれど動物は
体格に劇的な変化というのはないですよね。

 

その原因はやはり飽食の時代が関わっている
食べ物を自分で選んで食べる、そして
たべたいものを好きなだけ食べる
というのも人類始まって以来
ここ数十年のみ
、という事なのです
これが人体の中で想定されなかったこと。

 

ゲストの宮川大輔さんは食欲を抑えられない
これは一体何なんだろうかと首をかしげる
脂肪細胞からレプチンは出ているはずなのに。

 

食欲に任せ食べたいだけたべると体内の
中で何が起こっているのか?

脂肪細胞は糖分や脂を溜めこんで大きくなる
それに伴い、血液中のレプチンの量も多くなる
なのになぜ食べ過ぎてしまうのか?

 

肥満の方の脳の血管の中は
血液中には溢れた脂が大量に漂います

 

なんとその脂が邪魔をしレプチンが
血管の外へ出ていく事が出来ない

どんなにレプチンが多くても、脳に入って
いきにくくなっている状態だと考えられる。

 

更に何度か脳へレプチンが辿り着けたとしても
レプチンをキャッチする神経細胞の
感受性が悪くなり正常にメッセージを
受け取る事が出来なくなる
のです。

 

レプチンが効かなくなり、食欲が
コントロールできなくなり陥るのが・・・
『メタボリックシンドローム』

 

お腹ぽっこりの見た目が悪いだけ、なんて
思っていたら大間違いで
メタボはメッセージ物質に異常を起こし
命に関わる病気を発症することも。

 

アメリカのある女性、メタボと診断された後
心筋梗塞を3回も発症、そして脳梗塞、糖尿病
腎臓病などの病気を発症する可能性が
高いと言われています。

 

予防のため毎日15種類も薬を飲み続けている
なぜメタボリックシンドロームになると
様々な病気を患ってしまうのか?

 

メタボの世界的権威
ゴーカン・ホタミシュリジル博士の話では
肥満の人とそうではない人を詳しく調べた所
肥満の人の脂肪細胞からは
あるメッセージ物質が異常に放出されていた

 

メタボの人の内臓脂肪はどうなっているのか?
脂肪細胞の周りには糖分や脂が
脂肪細胞に入りきらなくて漂っている。

 

その表面を見てみるとアブラの粒が
脂肪細胞とぶつかり合っている
すると脂肪細胞は、このアブラの粒を
敵だと感じてしまい
あるメッセージ物質に指令を出した
それはなにかというと・・・
免疫細胞に敵が来たと知らせる物質です。

 

このメッセージ物質は全身へ駆け巡り
血液中に漂う免疫細胞に
敵が来たことを知らせる。

 

本当は敵でもないのですが勘違いした状態
そして免疫細胞は形を変え活性化
戦闘モードに入ったのです。

 

更に免疫細胞は次々分裂して
自分自身も敵がいるぞと
誤った警告メッセージを拡散する
これが免疫の暴走です
、メタボの
本当の恐ろしさでもある。

 

活性化した免疫細胞は膨れ上がった
脂肪細胞の周りを適を探して動き回っている
免疫細胞は本来なら細菌を攻撃して
私たちの体を守る味方のはずです。

 

ところが暴走した免疫細胞はとんでもない
事をやります、なんと血管壁の内部に入り込み
そこにあふれた脂を発見、これこそが
排除するものだと思い食べていきます。

 

しかし肥満の人の脂の量というのは
あまりに多量です、パンパンに免疫細胞は
膨れ上がってしまい、ついには破裂します
そして免疫細胞が持っていた
攻撃用の有毒物質も飛び散ってしまいます
それが大事な血管の壁を傷つけてしまう

 

暴走した免疫細胞は体中の様々な場所を
痛めつけてしまい
様々な病気の原因となる可能性が高い
メタボリックシンドロームって実は恐ろしい。

 

免疫の暴走を抑えるにはある臓器が関係?

それが筋肉なのです
メタボがもたらす免疫の暴走
それを抑えるメッセージ物質を
筋肉の細胞から出してくれると言います。

 

コペンハーゲン大学のベンテ・ペダーテン博士
自分の体を動かし筋肉の知られざる
働きを研究しています。

 

博士は足の筋肉を動かした時、どんな
メッセージ物質が出るのか詳しく分析
その結果、大量に見つかったのが
『IL-6』
というメッセージ物質なのです。

 

IL-6は体の中でどんな働きをしているのか?
それを調べるために
8人の被験者に協力してもらい
運動後に出る量と同じくらいIL-6を
投与することに。

 

すると思わぬ変化が起こったのです
メタボ野人の体内では脂肪細胞から
免疫の暴走を引き起こすメッセージ物質が
大量放出されていたのだが
その量がIL-6により半分以下に抑えられた

 

受け取るのはメタボのせいで暴走していた
免疫細胞です、IL-6が伝えるメッセージは
『暴走をやめなさい!』
すると免疫細胞の戦闘モードは
解除されていったのです。

 

こうして免疫の暴走は抑えられるのでは?
と、ペダーセン博士は考えています。

 

私たちの体は動くことを前提に作られている
動かずにいれば筋肉からの大切な
メッセージ物質が出なくなり病気に陥る
筋肉を動かせば命は守れるのです。

 

ちなみにIL-6は日本人が発見し
最初は免疫を活性化するメッセージ物質
として有名だった
のです。

 

しかし現在はこのように作用する
という事がわかってきている
IL-6は状況によって働きが変わるので
今後も研究は続けていく必要がある
とても注目されている物質です

 

さて最初の方に紹介した脂肪萎縮症の
1歳半の男の子
これまで治療法がなく30年ほどしか
生きられなかったが、メッセージ物質の
発見によって新たな希望が見えてきた。

 

アメリカでは3年前
脂肪細胞が出すレプチンが
治療薬として承認されたのです

 

3歳の女の子がこの治療薬を使用し
とめどない食欲は抑えられ
糖尿病のリスクは減少したとのこと
1歳半の男の子もこの治療薬を使用予定。

 

臓器とさえ思われていなかった脂肪と筋肉
今後もっとすごいことがわかってきそうですね。

 

 

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