NHKスペシャル、ゴースト血管対策にはスキップ運動、シナモンやヒハツ、ルイボスティーを摂取しよう

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2018年4月1日放送のNHKスペシャル
今回はゴースト血管についての特集
毛細血管が消えてくると
シミやたるみ、様々な障害が出てきます。

 

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毛細血管の役割は非常に大切

毛細血管は全身の細胞に酸素や栄養を
送るためにある、この毛細血管が
ゴースト化してくると
その分酸素や栄養が送れないのです。

 

脳で毛細血管が減ると認知症に
骨で毛細血管が減ると骨粗しょう症に
肝臓や腎臓で毛細血管が減ると
機能障害が起こってくるのです。

 

しかし!
毛細血管のゴースト化を防ぐことは
可能なのです!

 

毛細血管のサイズは0.05mと言われている
表面がぼこぼこしているのですが
ここから血液から運ばれる
酸素や栄養がしみ出すようになっている。

 

ゴースト血管の大調査!

東京と大阪で200名に集まってもらった
20代から70代という幅広い年齢層
おまけに健康診断に異常がない
という人たち。

 

そこで、ゴースト血管を調べる器具を
使用して、毛細血管の状態を
調べていきます。

 

その結果、200人中1割の人が
ゴースト血管が見つかったのです
髙倉先生は若い人でもゴースト血管が
見つかったことに驚いたという。

 

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ゴースト血管が起こる理由

血管がゴースト化すると壊死していく
毛細血管も酸素や栄養が必要ですからね。

 

壊死した先にある細胞にも
栄養や酸素が送られない
という事が起こる。

 

愛媛大学で検査を受けた女性
白質病変がみつかった、これは毛細血管から
酸素や栄養が送られずに出来る病変
ゴースト血管ですね、それが進むと
認知症のリスクが高まる。

 

白質病変が無い人と白質病変がありの人と
比べて2倍リスクが高まるという。

 

また不要なものの排出もできなくなる
認知症の一種であるアルツハイマー病
患っている人の脳の毛細血管は
減少していて、正常な人と比べると
その差は歴然となっている。

 

そしてアルツハイマー病の人の脳内には
アミロイドβという物質が多く溜まっている

 

アミロイドβは誰にでも発生する
しかし正常な人は毛細血管を通し
アミロイドβを排出する力があるのですが
ゴースト血管を患うとこの力が
弱まってしまい排出できなくなり
アミロイドβが溜まってしまい大きくなってしまう
その分脳神経へのダメージも大きい

 

ドイツのミュンスター
血管研究の権威、ラルフアダムス教授
マウスの骨を薄く削り
毛細血管を調べる事に成功。

 

それでわかったことは
骨粗しょう症のマウスは骨内の
毛細血管がほとんどありませんでした

 

骨でゴースト血管が起こると
骨の再生を促す事が難しくなる
毛細血管から栄養や酸素が
もらえないから

 

骨は破壊と再生を繰り返している
酸素や栄養がもらえないという事は
再生する力が、破壊する力より
弱まってしまうのです。

 

ゴースト血管危険度チェック!

・大食いですか?
違う0点 大食い1点 とても大食い2点
・お風呂は湯船に入るか?
入る0点 ほぼ入らない1点
・喉が渇きやすい?
いいえ0点 時々渇く1点 よく渇く2点
・日常的に運動をしているか?
毎日行う0点 週3程度1点 してない2点
・タバコを吸う?
いいえ0点 はい1点
・健康診断で高血圧と言われたことがある?
いいえ0点 はい2点
・日中眠気を感じますか?
いいえ0点 時々1点 よく感じる2点
・あなたの年齢は?
45歳未満0点 45~60歳未満1点 60歳以上2点

 

点数が7点以上だとゴースト血管の
可能性が高く、5~6点が中リスク
4点以下は低リスクとなっている。

 

 

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なぜ大食いがゴースト血管を招く?

そのメカニズムを東京大学の
松永講師に教えてもらう事に。

 

なにより糖質の過剰摂取が問題
過剰に摂取した糖質は体内に入ると
有害な物質に変化する。

 

この有害物質を人工的に作った毛細血管に
入れて、血液に見立てた液体を
流すと毛細血管から液体が
漏れ出ている事がわかった。

 

毛細血管というのはその形を保つ
内皮細胞と、それを補強する壁細胞
という2つの細胞で構築されている

 

過剰な糖質によって生み出された有害物質が
血液中に入ってくると、細胞が傷つき
細胞同士の接着力が弱まります
すると壁細胞ははがれてしまい
内皮細胞同士の隙間も広がります
その結果、毛細血管の隙間から
血液成分が大量に漏れ出してしまう。

 

こうなると漏れた先には血液がいかなくなり
ゴースト血管になるのです

 

糖質過剰摂取以外にも、加齢や睡眠不足
というのもゴースト血管の原因となる。

 

また血流が下がる事も問題で
タバコを吸う、高血圧、運動不足というのは
ゴースト血管を助長する原因です。

 

ではゴースト血管対策には
なにをしたらいいのかというと
『スキップ』

 

ふくらはぎは血液を全身に戻す
ポンプの役割をはたしています
第2の心臓とも呼ばれている。

 

ふくらはぎの筋肉を動かす事で
全身の血液を循環させる大切な
ポンプの役目を果たしているのです。

 

スキップをする事で血流が上がると
毛細血管の内皮細胞が刺激され
細胞同士の接着力が強くなります
つまり血管の壁が丈夫になる
毎日、朝昼晩各20回行うと良い。

 

また漢方薬の桂皮(ケイヒ)は内皮細胞の
接着力を1.5倍にあげるということが
わかってきている。

 

桂皮はいつも手に入るものではないので
その代用品として
シナモンやヒハツ、ルイボスティーを
摂取すると良いとのこと
しかしこれはまだ研究段階
効果のある人もいればない人も
いる事でしょう
シナモンの大量摂取には気をつけよう。

 

専門家にゴースト血管についての質問

Q1 ゴースト血管に自覚症状はあるのか?
赤澤先生の話では
・冷え性がなかなか取れない
・疲れが取れない
・けだるさ

という症状があるとゴースト血管に
なっている可能性があると言われている。

 

Q2 脳卒中など重大な病気にどれだけ
関係してくるのか?

A 冨本先生の話ではゴースト血管になると
白質病変が出てくる
白質病変が進んだ方は、脳卒中に
3倍から4倍なりやすいという。

 

Q3 ゴースト血管って復活できるの?
A 髙倉先生の話では細くても
管が残っていれば復活できる可能性はある

 

Q4 メタボとの関連はあるのか?
A 伊賀瀬先生の話では
血管に際して悪く働く可能性が
あるので関連はあると言える

 

Q5 ゴースト血管の改善は年齢が
高いと無理なのか?

A 髙倉先生の話では高齢者でも
ゴースト結果の改善は可能だとのこと

 

Q6 子供にはゴースト血管はないのか?
何歳位からゴースト血管になるの?

A 赤澤先生の話ではゴースト血管は生活習慣が
原因であったり、ストレスであったり
というものが反映するので、子供の時期から
それらが強く反映していると
ゴースト血管になる可能性はあるとのこと。

 

Q7 片頭痛とは関係あるのか?
A 前兆のある片頭痛を患っている
若年女性の場合、白質病変が多いとのこと
白質病のある片頭痛の方は
ピルや喫煙はやめた方が良いと冨本先生は話す。

 

Q8 動脈硬化との関係は?
A 伊賀瀬先生の話では関係はあるという
動脈硬化で血管のしなやかさが失われ
血液を循環させるという点で
毛細血管まで血液を送る力が弱く
なっているため。

 

Q9 肩こりと毛細血管の関係は?
A 赤澤先生の話では関係あるとのこと
ゴースト血管になると酸素や栄養が
漏れ出ていくので、そういったところの
炎症も出てくるので不調が出てくる。

 

Q10 血管の良し悪しは遺伝する?
A 遺伝はあまり関係がないと
髙倉先生は話します

 

Q11 更年期になってホルモンのバランスが
崩れたりする事とゴースト血管は
何か問題があるのか?

A 更年期になると卵巣機能が低下し
エストロゲンが少なくなると
ゴースト血管が起きやすいと
赤澤先生は話します
しかしはっきりとしたデータはまだない

 

Q12 アレルギーになりやすいの?
A アレルギーの病態が悪化する
可能性はあると髙倉先生は話していた。

 

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