2018年5月16日放送のガッテン
今回はガン検査の特集です
ガンにならない検査
一体どういう事なのか?
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ガンにならないための検査?
一体どんな検査なのでしょうか?
・一生に1回受ければよい
・原則0円
・3分で終了
というとても手軽に受ける事が
出来るがん検査・・・・
この検査を取り入れているのが山梨県
全国に先駆けて行われている
若い人に話を聞くとほとんど
知られていなかった!
しかし中高年の人に話を聞くと
健康診断をしたら
項目が多いという話が。
そこで注目された項目に
『HCV』
というものがありました。
これは何かというと
C型肝炎の項目なのです
実はHCVが原因で肝臓がんを
発症する人は肝臓がん全体の
7割とも8割とも言われている。
肝炎ウイルスを30年ほど放っておくと
2割から3割で肝臓がんを
発症するというデータもある。
それほど肝炎と肝がんの関連性
というものは深いのです
山梨県で先行して検査が
行われていた理由は
肝炎ウイルスの感染者が多かった
なので平成4年に
特別に検査を健診に導入
そのおかげで肝炎患者さんが
見つかっていき、肝がんになる人が
32%も減ったのです。
また肝炎ウイルスに感染しようが
肝硬変、肝がんになっても
症状が一つも出ないため
検査以外の方法で見つけるというのは
ほぼ不可能、出たとしたら末期の状態
なんていう事も珍しくない。
肝炎ウイルスが蔓延しているのは
注射器の使いまわしや輸血
母子感染、かみそりの使いまわしが
過去にあったことが原因。
注射器の使いまわしの禁止が制定
されたのは1988年だったのですが
それ以前の時に予防接種などを
受けている人は肝炎ウイルスに
感染している可能性が
ひょっとしたらあるかもしれません。
恐ろしい話です、しかし
肝炎ウイルスの検査を
受けている人は5割もいません
自主的に受けている人はなんと
17%しかいないのです。
現在では佐賀県が肝臓がん死亡率が多い
佐賀県では現在、肝臓がんでの死亡率が
18年連続ワースト1という不名誉な
事が起こっております.
佐賀医科大学の江口先生は
県民に肝炎ウイルス検査を
受けてもらうために各地で年間
300回も講演活動を行いました。
しかし検査を受けてくれる人は
毎年1万人程度
そこで江口先生が始めたのが
検査に行かない理由の聞き取り。
一番多い答えが面倒くさい
しかし・・・状況が変わり
平成25年には非常に検査率が
あがったのです。
それは訴求CMを流したのです
平成25年からはなわさんを起用し
CMが放送されたところ
肝がん検査に訪れた5割近くが
CMを見たと話していた。
テレビの影響力はやはり強い
そのおかげで佐賀県が肝がんの
死亡率が下がっていくといいですね。
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B型・C型肝炎の治療法
飲み薬でウイルスをコントロール可能
C型肝炎に関してはウイルスを
体から消す事が出来ます
2ヶ月~3ヶ月飲み続ける必要がある。
治療費も自治体によって
変わってくるが
助成制度がある場合は月に1万円
高額納税者でも月に2万円の
自己負担で治療をすることができる。
しかし肝炎になっているという事を
知ったにもかかわらず治療をしない
という人はなんと88%もいるとのこと。
そうならないためにも最近では
再びはなわさんをCM起用して
治療を勧めるCMが放送されています。