あさイチ、喉の衰えはゴックン筋を鍛え予防、誤嚥性肺炎を防ぐ2つのポイント

スポンサードリンク




 

 

2017年12月4日放送のあさイチで
喉の衰えに関する特集をしていました
最近多いですよね、私のサイトの記事でも
喉の事を記している事はありますが
改めて記していきます。

 

スポンサーリンク

最近こんな経験していませんか?

・食事の最中にむせるようになった
・風邪でもないのにせき込む
・さらっとした飲み物が飲みこみづらい

そんなちょっとした喉の違和感に要注意。

 

通常食べ物は喉から食道を通り胃に落ちていく
しかし喉が衰えると、気管へ誤って
入ってしまう、いわゆる誤嚥ですね
これを繰り返す事で起こるのが誤嚥性肺炎。

 

喉の衰えは40代から始まると言います
なので40代の人にはこの日から対策を
していく必要がありますね。

 

そこで3名の喉のスペシャリスト
・のどトレ 浦長瀬昌宏先生
・誤嚥性肺炎 大谷義夫先生
・声帯 中村一博先生

が教えてくれます。

 

喉の違和感ってどういうものなのか?

37歳の女性、最近粉末の薬を飲むときに
喉に違和感がある、喉に引っ掛かるのです

 

ものを食べている時も飲みこみづらい
という事が起こる、女性はたばこも酒も
吸ったり飲んだりしないそうです。

 

そこで専門医の浦長瀬先生に診察を
してもらう事に、日本で初の
嚥下トレーニング外来を担当している。

 

女性の喉の中を見ると異常はなかった
しかし筋力が衰えているのでは?と指摘
顎のあたりにある筋肉です、飲み込むとき
この筋肉が収縮、すると軟骨などで
出来ている喉頭が上がります。

 

喉頭の中には喉頭蓋というふたがある
このふたがあることで食べ物が気管に
入らないようにしてくれる。

 

しかしあごの辺りの筋肉が衰える事で
喉頭蓋のしまるタイミングが遅れたり
しっかり塞がらなかったりする
これが違和感の正体です。

 

しかもこのあごの辺りの筋肉は
少しずつ衰えていくので、気づきにくい
進行すると唾液ですらきちんと
飲みこめないとのこと。

 

その結果、誤嚥性肺炎のリスクが高まる
ではどうすれば筋力の衰えを
止める事が出来るのでしょうか?

 

スポンサーリンク

のどトレはこのように行おう!

のどトレの達人、玉澤明人さんが教えてくれます
まずは喉仏の位置を確認する
女性の場合は、喉の下にあるくぼみから
指で上になぞっていき、1つ目のでっぱりから
少し上の所に喉仏があります。

 

のどトレのやり方は簡単です
水を一口含んで、ごっくんといかず
ごっく、で3秒止める、慣れるまで最初は
難しいかもしれません、水は最終的には
飲みこんでいいです、この瞬間は
息を止めている状態になるはず。

 

場所でいうと喉仏の上の奥の方
舌の根元の奥の辺りを意識するのが重要

玉澤さんはゴックン筋と名付けている。

 

慣れてい来ると時間を3秒から
5秒、もしくは10秒と伸ばしていく
まずは5秒を6回行いましょう。

 

これは何のためにのどトレをするのか?
誤嚥性肺炎を防ぐためですよね。
年間8万人以上の高齢者が
なくなっているそうです。

 

誤嚥性肺炎は気づきにくい

70歳の女性、趣味はウォーキングで
体力には自信があったそうです。

 

異変を感じたのは2年前、歩道橋を登った時
息切れをするようになったのです

 

息切れ以外の症状は咳と微熱
病院では風邪と診断された、処方された
薬で一時的には良くなるが再発を
繰り返していた、5件目の病院でやっと
誤嚥性肺炎という事がわかったのです。

 

大谷先生の病院へ行ったのですが
そこで詳しく検査をしたら、肺の中で
炎症を起こしている箇所がいくつも
見つかったのです、その痕がいくつもあった。

 

どうしてこうなったのか?
免疫力が低下しているためです、免疫力が
高いとウイルスをやっつけるために
熱が高く上がるのですが、免疫力が弱い
高齢者は熱が上がりにくい。

 

また寝ている時に雑菌を多く含んだ
唾液を誤嚥してしまい肺に入り込んでしまう
事があるため、これを繰り返すと
誤嚥性肺炎を引き起こす事もある。

 

特に2週間以上咳が止まらないという場合は
誤嚥性肺炎を疑ってみましょう。

 

自覚がないまま誤嚥をしてしまう
脳梗塞も関係している、髪の毛ほどの
小さな血管がつまる、ラクナ脳梗塞
いうのですが、発症しても
日常生活には全く問題がないのです。

 

40代や50代から始まると言われている
先程の女性もラクナ脳梗塞が見つかっていて
その場所が悪く、咳反射を司る場所で
ラクナ脳梗塞が起こっていたのです
咳反射とはむせて異物を出す反応。

 

スポンサーリンク

40代からの誤嚥性肺炎予防法

ポイントは2つあります
・咳反射を促す
葉酸を摂ると良いとのこと、脳のドーパミンを
生成するのに必要なもので
ドーパミンを介して咳反射が関係する。

 

ですから葉酸が不足すると咳反射が
起きやすくなってしまう、なので
葉酸を含むものを食べる事が良い。

 

大谷先生が毎朝飲んでいるスムージーですが
作り方も簡単
ブロッコリースプラウト 25g
リンゴ 1個
バナナ 1本
ヨーグルト 180g
蜂蜜 大さじ1

これをミキサーで撹拌すると出来上がりです。

 

・雑菌を減らす
歯磨きを1日4回行う事が良いとのこと
口腔内の雑菌を減らす事が
誤嚥性肺炎のリスクを減らす事にも
つながる、毎食後と夜寝る前に
歯磨きをする。

 

声も段々と衰えてくる

40歳の女性、最近ショックなことがあった
子供を迎えに行った時、走り出したのを
呼び止める為声をかけた所
子供にババの声かと思ったと言われて
しまった事、高い声も出なくなってきたそうです。

 

どうして声が低くなってしまったのか?
尋ねたのは中村先生の病院
音声外来を担当しています。

 

喉の検査をすると異常はなかったのだが
女性ホルモンの影響で声帯に変化が
起きていると考えられる
のです。

 

声帯の粘膜の潤いがなくなって
カサカサに、すると声のつやがなくなる
更に筋力の低下も関係し、高い声が
出なかったり、かすれたりするのです。

 

では声を衰えさせないように保つためには
どうしたらいいのか?
まず椅子を用意して、姿勢よく座る
両手で座面をしっかりと握り
椅子を持ち上げる感じで引っ張りながら
『んっ!』
という感じで声を出す、声帯を閉じる
筋肉が鍛えられ擦れた声が治るという。

 

10回で1セット、1日5セット~10セット行う
簡単にできそうですね。

 

声帯には天敵があって、それは酒とたばこ
酒は声帯の潤いをなくしていき
段々と声変りをしていく
タバコは声帯が太くなって声が低くなる
という事が起こってくる。

 

喉の衰えを防ぐには気をつけないと
いけないことが多いのですが、これを
きっちり行うと喉の衰えのスピードを
食い止める事にもつながるので
いい事ですよね。

 

コメント

テキストのコピーはできません。
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.
タイトルとURLをコピーしました