2018年9月5日放送のガッテン
今回は乳がんと女性ホルモンの
関係について特集されていました。
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乳がんが激増の背景、女性ホルモンとの関係
乳がんの罹患率です、40年で4倍も
増えているんですね!
どうして乳がんの罹患率がこれほどまでに
増えているのでしょうか?
ここでまず少しわき道にそれて
女性の生涯の月経の回数の話をします
現代の女性の月経の生涯の回数というのは
平均で450回となっています。
これが100年前だとどれくらいだと
思うでしょうか?
実はとっても少なくて平均85回なんです
(当時の平均寿命の女性が7人
子供を産んだと仮定した場合)
がん細胞を増やすリスクが高まる時は
月に一度の月経の前なのです
昔は月経回数が少なかったため
女性ホルモンにさらされる期間が短く
乳がんになりにくかった。
月経と乳がんの関係について改めて
乳房の中にある乳腺、ここでは
妊娠して母乳が必要になる事に備えて
乳腺の細胞を増やしておく必要がある
増やすためにはエストロゲンが必要。
細胞分裂を活発にさせる働きがある
ところが細胞分裂する際にミスが起きて
がん細胞が起こる事もある
この時、正常な乳腺の細胞のほかにも
がん細胞までも増殖をさせてしまう。
エストロゲンは月経の前に多量に分泌される
なので月経があるたびに乳がんの
リスクが高まってしまうのです。
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遺伝からくるリスクも見過ごせない!
遺伝の影響で乳がんになる人は
5~10%もいるそうです
遺伝の方法をセルフチェックしましょう
・家系が同じ側に2人以上乳がんを患った
・1人で2つ以上の乳がん発症
・45歳以下で乳がんになった
・男性で乳がんになった
・卵巣がんになった
これら1つでも当てはまる人は
20代、30代でも乳がんになるリスクが
あるといわれております。
乳がんは現代だと11人に1人が
患うといわれていますので
気になる場合は検診へ行きましょう。