池上彰の大疑問、美肌を作る表皮ブドウ球菌とは?

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2016年1月27日放送の池上彰の大疑問で、人の肌を
美しくする細菌の特集をやっていましたので紹介。

 

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人の肌についている細菌は1兆個あります!

そんなについているのかと驚いてしまいますが、ついているんです。
ですがこの肌にいる細菌がどういうものかで
肌の良し悪しが変わってくるといいます。

 

そこで重要なのがお風呂だといいます、街の女性に
インタビューをすると1日に2回以上頭や体を洗う女性は
50人中22人もいました。

 

しかしこれは大きな間違いといいます。
皮膚には常在菌というのがいて、これはバリアの
役割をしていて、洗いすぎるとこの常在菌バリアは
なくなってしまいます。
だから、臭いを強くする菌を繁殖しやすくなる

 

体臭の原因の一つとして、黄色ブドウ球菌というのがあります。
もう一つ肌を守る菌がある、それは表皮ブドウ球菌。

 

この表皮ブドウ球菌は有機酸という物質を作る特徴があり
この有機酸を黄色ブドウ球菌は苦手とするので
増殖が抑制させます

 

このありがたい表皮ブドウ球菌、入浴洗顔等で8割が
洗い流され、元の数に戻るのに8時間かかると言われている

 

この表皮ブドウ球菌の特徴を生かし、美肌菌として活用
することにしました、スキンケア商品を開発しました。
だけど菌を肌に足してスキンケアというのもなんだか
大丈夫なのかと思ってしまいますよね。

 

そこで肌に悩みを抱える女性2名に協力をしてもらう事に。
1人目の女性はほほのニキビに悩み、2人目の女性は吹き出物や
シミに悩んでいる。

 

肌の状態をチェックすると、肌の水分の量が少ないとのこと。
乾燥肌という事ですね。

 

水分が少ないと油分で補おうとする、すると過剰に油分が
出てしまい、ニキビの炎症もひどくなるとのこと。

 

検証期間は1か月で、その間は3日に1度表皮ブドウ球菌を肌に足す
という事をやってもらう事に。
化粧や洗顔はいつも通り行ってもらいます。

 

使用する表皮ブドウ球菌は、本人から採取し培養したもの。
他人の菌は肌に定着しないのです。

 

そして1か月後再び顔の肌を調べてみると、2人目の女性は
肌の水分量が、検証前の6倍以上の水分量がありました!
悩んでいた吹き出物も消えていました。

 

1人目の女性も水分量が4倍になっていました。
更にニキビも赤みが取れて増える事もなくなったそうです。

 

そこで・・・表皮ブドウ球菌が含まれているスキンケアって
販売されてないか調べてみるとありました。
もし肌の悩みがある場合、参考にしてみてはいかがでしょうか?


 

この表皮ブドウ球菌はある病気にも応用が可能では
ないかと考えられています、それはアトピー性皮膚炎

 

アトピー性皮膚炎は、黄色ブドウ球菌の異常な繁殖が
見つかることが非常に多い
ようです。

 

黄色ブドウ球菌に対して抑制的に表皮ブドウ球菌が働くので
アトピー性皮膚炎の克服に対して応用してみたいとのことです。
以上となります。

 

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