知られざる脳の真実、サヴァン症候群とはどういう病?

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2016年7月2日放送の土曜プレミアム
知られざる脳の真実という番組、脳は
未だ謎多き部位です、そこになにが秘められているか
そして現在わかってきていることは何か?
内容が多いため分けて紹介させていただきます。

 

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ある小学生の脳の育成プログラム

脳をこれでもかというくらいに育成するプログラムを
構築している学校、東京武蔵野市にある
成徳学園小学校です、IQ指数が平均で130以上ないと
この学校に入ることが難しいと言われている。

 

特に脳の3つの側面を重要視して育成している
・◯◯について考える
・どうやって考える
・◯◯を使って考える

という部分。

 

考える力がつくと自ずと知能も高くなっていき
世の中に貢献できていきます。

 

私達の知能を 大脳の表面にある大脳皮質。
厚さは1mmから5mmの大きさです、そこに神経細胞が
大量に集まっている、その分様々なネットワークを
構築している。

 

学校に通っている子どもたちは兎に角個性的な考えを
持っている子供が多い、熱中していることが
子供ごとに全然違います、ただし先生はそれに対して
なにも言うことはありません、突き詰めて考える事
そして実行していくことを重要視しているから。

 

アメリカで脳研究が加速しようとしている

ブレイン・イニシアティブといい、脳研究における
科学技術の開発を加速し2016年から10年かけ
4600億円を拠出し研究をしていきます。

 

そこである男性に注目が集まりました、アメリカの
シアトルに在住しているジェイソンパジェットさん。
彼が言うには
『目の前の景色や色々な動きが導関数に見える
 同時に何もかもが格子状に見える』と。

 

更に不思議な能力があり、自分が見ている世界を
定規とコンパスで緻密に描くこともできる。
1本の線が足りないだけでわかるとも言います。

 

部屋も変わっていて、必要な物以外はなにも置かない
ようにしています、置いてあるものも
幾何学模様のデザイン。

 

ジェイソンさんは家具の販売店を経営しています。
しかし彼はどうしてこのような能力を持っているのか?
マイアミ大学で研究をした結果、左脳の頭頂葉が常に
活発に動いていて、更に驚いたのが左脳だけしか
反応を示さなかったようです。

 

これをサヴァン症候群と言います
自閉症や知的障害を持ちながら
特定の分野に優れた才能を発揮する。
殆どは先天的なものと言われていますが
ジェイソンさんの場合は後天性だと言われている。

 

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ある出来事サヴァン症候群を発症した

数学は好きだったのかというと、昔は全然
好きじゃなかったそうです、20代の彼は今の風貌とは
全然違っていましたし、遊びに精を出している
どこにでも居る若者のような感じ。

 

でもどうして幾何学的な考えになったのか?
そこにある事件が関わっています、14年前の彼は
ヘビメタをきき、体を鍛えていました
これも女性にモテるため。

 

しかしある日・・・いつものようにカラオケを
歌っていてその後店を出た時
3人組の男たちに襲われ右脳の後頭部を
思い切り殴られました、その翌日激しい頭痛で
目が覚めました、起き上がるとめまいもします。

 

シャワールームへいき、シャワーをあびていると
シャワーヘッドから出てくる水が線に見えたといいます。
前日の後頭部へのダメージから全てが
変わっていったようです。

 

後頭部だけではなく前の部分も損傷していて、そこは
前頭前皮質といい、思考や創造性を担う
脳の最高中枢と言われている部位です。
そこで精神の安定を失ったと考えられています。
この損傷があることでサヴァン症候群を発症。

 

その後は家に引きこもるようになり、強い日差しを嫌った
その後も様々な症状が現れまともな状態では
なくなっていきました。

 

その後は幾何学的な模様が見えていきこれが何なのか
気になり始め、35歳で大学へ進み
そこで何もかもが数式に置き換えられることに気づきました。

 

生活は変わってしまいましたが、現在は
ポジティブに自分を受け止めています。
いいことのほうが多いとおっしゃっています。
ただし音楽はヘビメタが大好きだというのは
変わっていませんし、歌うことは大好きだということ。
次に続きます。

 

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